「今日のはね,いわば勝利宣言ですよ」――。 去る11月25日に,YouTubeが都内で開いた2008-2009年事業説明会に参加しました(説明会の内容を報じたITproの記事)。 米Google Inc.からVice President, Content Partnerships(コンテンツ提携担当副社長)のDavid Eun氏が来日し,エイベックス,角川グループ,パナソニックの3社に加え,日本音楽著作権協会(JASRAC)の常任理事の菅原瑞夫氏をゲストに招くという豪華な内容で,これはすごい発表かなと期待して出かけたのですが,正直言って肩すかしでした。 今回,Eun氏が主に語ったのは,違法アップロードされた動画の同定・自動処理システム「コンテンツID」についてでしたが,その内容は,2008年1月の角川グループとの提携発表時に披露されたものとほとんど同じでした(Tech-On!関連記事1)。