日本でスパコン産業支援のための予算が事業仕分けで見送りになった件については、Twitterとかでつぶやいても来たが、そろそろ「産業支援のありかた」を根本的に見直すべき時が来ていると思う。特にIT産業においては、勝負すべきレイヤーが大幅に変化している時期でもあり、過去の産業構造に捕われた支援の仕方をしても税金が無駄になるだけ。 特に今朝米国で報道された「なぜ米国空軍がPS3を2200台を追加発注したのか」という記事は、この業界の変化を顕著に表すもの。要約すると、 1. 米国空軍はさまざまなシミュレーション(空軍なので、弾道ミサイル、迎撃ミサイル、戦闘機の性能シミュレーションと考えられる)にスパコンを使って来ているが、現時点では、(IntelのチップやGPUよりも)CELLチップで構成したスパコンがもっとも現実的である。 2. ただ、CELLチップを二つ搭載したサーバー(1チップあたり200G
IBM、1万6千個のCellと8,000個のOpteronを搭載したスパコン ~ピーク性能は1.6PFLOPS 9月6日(現地時間)発表 米IBMは6日(現地時間)、Cell Broadband Engineプロセッサを搭載した初のスーパーコンピュータ「Roadrunner」(コードネーム)を開発すると発表した。 同社の市販製品であるCell搭載のBladeCenter Hシステムと、デュアルコアOpteron搭載のSystem x 3755を組み合わせたスーパーコンピュータ。「Hybrid Programming」と呼ばれる新開発のソフトウェアと、AMDのHyperTransport応用技術「Torrenza」(コードネーム)を利用することで、異なるプラットフォームを接続。OpteronシステムはファイルI/Oや通信など基本的プロセスに使用し、主用途である複雑な計算にはCellシステムを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く