島根県と鳥取県境にまたがる湖「中海」の上を、「江島大橋」がまたぎ越えています。アプローチの急勾配は軽自動車のCMで「ベタ踏み坂」と表現され有名になりましたが、実は「前身の橋」も存在した、地域にとって不可欠な橋です。 タントを軽自動車1位に押し上げた「ベタ踏み坂」実際そこまでキツくない? 「業界ではこれを『ベタ踏み坂』と呼ぶ」 2013(平成25)年末から放送されたダイハツ「タントカスタム」のテレビCMでは、島根県松江市の江島と鳥取県境港市の境をまたぐ「江島大橋」の島根県側がロケ地となり、俳優の豊川悦司さんが発した「ベタ踏み坂」という言葉が、坂をなす橋の通称として一挙に広まりました。 乗用車のアクセルペダルを限界まで踏み込まないと登れないほどの急坂でも、この軽自動車ならラクラク、という内容への反響は凄まじく、翌年上半期に「タント」ブランドが達成した軽自動車部門の新車販売台数1位という快挙にも