VAIOは2017年9月21日、都内で新製品発表会を開催し、個人向けノートPC「S Line」の新製品や、法人向けブランド「VAIO Pro」を発表した(写真1)。 個人向けの「S Line」は3機種で、11.6型の「VAIO S11」と13.3型の「VAIO S13」は構成によりLTE通信機能を搭載する。価格はともに10万4800円(税別)から。9月21日より受注を開始し、LTE非搭載モデルは9月29日、LTE搭載モデルは10月27日に発売する。15.5型の「VAIO S15」の価格は8万9800円(税別)から、9月29日に発売する。 法人向け「VAIO Pro」シリーズは、基本スペックはS Lineと共通だが型番が異なり、11.6型が「VAIO Pro PF」、13.3型が「VAIO Pro PG」、15.5型が「VAIO Pro PH」になる。 Windows 10のデータプランに国
VAIO(長野県安曇野市)が9月11日、官報に掲載した2017年5月期(16年6月~17年5月)決算公告によれば、売上高は188億6000万円(昨年同期は198億円)、経常利益は5億7300万円(昨年同期は3600万円)、累積の利益や損失の指標となる利益剰余金は5億9100万円(昨年同期は6億1100万円)だった。 VAIOは14年設立。ソニーが「VAIO」ブランドとして展開していたPC事業を、企業再生ファンドの日本産業パートナーズが引き継いで誕生した。安曇野市に本社があるのは、VAIOの生産拠点が旧ソニーイーエムシーエス長野テクノロジーサイトにあるため。 もともとVAIOは、ソニーが「HiTBiT」で一度は撤退したPC市場に再参入するため、96年に発売したPC。充実したAV機能と、ブランド名を想起させる「violet」(すみれ色)のデザインを武器に、出荷台数こそ多くはないものの、一部で熱
東芝と富士通のパソコン事業と、ソニーから独立したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)の統合交渉が、打ち切られる可能性が高まった。当面の期限を延長して交渉してきたが、統合後の戦略や生産拠点の統廃合をめぐって3社の意向が折り合わず、合意は非常に難しくなっている。 交渉では、VAIOの親会社の日本産業パートナーズ(東京)を中心に、東芝、富士通も出資する持ち株会社をつくり、傘下に3社の事業会社を置く枠組みが有力視されていた。東芝の「ダイナブック」、富士通の「FMV」、「VAIO」など3社が展開するブランドも残す方向だった。 統合が実現できれば、部品調達や開発、設計などを効率化でき、競争力が高まるとの考えがあったが、戦略の見直しを迫られることになりそうだ。 3社のパソコン事業の統合はもともと、不正会計問題を受けた東芝の経営再建の延長線上に浮上した。富士通も事業の採算が悪化しており、VAIOとも競争力の
購入時に仕様を選べるVAIO OWNER MADE(VOM)モデルは、2月16日9時に受注を開始し、最速納品日が2月26日の予定。店頭販売するスペック固定の標準仕様モデルは、2月26日に発売する。 VOMモデルには特別カラーのVAIOロゴ、キー印字がない無刻印キーボードといった特別オプションを用意した。また初回購入特典として、VOMモデル、標準仕様モデルとも購入者に数量限定でVAIO Zの基板をベースとしたアクセサリーを配布する。 ユーザーニーズに応えて追加したクラムシェルモデル 新ラインアップで最大の目玉は、新登場のクラムシェルモデルだ。2015年2月に発売したVAIO Z先代モデルの購入者に対して、同社が導入決定の要因を調査したところ、性能やデザイン、質感の高さといったVAIO Zで重視してきた本質的な要素は高評価だった一方、天板が2つに折れてタブレット形状になるフリップ機構と筆圧ペン
「国内PCメーカー3社がPC事業で統合」の報道 「そういう事実はございません」とVAIO:東芝、富士通、VAIOがPC事業で再編? 東芝、富士通、VAIOの3社がPC事業を統合する検討に入ったとする一部報道について各社が公式見解を表明した。 4日付けの日本経済新聞は、3社がPC事業を統合する検討に入り、年内にも基本合意し、2016年4月までに新体制を発足したい考え、などと報じた。 これに対し、東芝は「パソコン事業についても制約を設けることなく、事業体制のさらなる効率化や、他社との事業再編も含めさまざまな可能性を検討しておりますが、個別企業と具体的な合意した事項はありません」とコメント。 10月29日にPC事業を分社化すると発表した富士通も「分社化後の事業成長に向け、さまざまな可能性を検討しておりますが、決定しているものはありません」と回答している。 なお、ソニーのPC部門が独立したVAIO
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