6月18日(ドイツ時間) 発表 世界のスーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」の2008年6月版の結果がドイツ時間18日、公開された。今回で31回目。 1位は米国資源エネルギー省のロスアラモス国立研究所に納入されたIBMのクラスタ「Roadrunner」で、1.026 Peta FLOPSを達成した。スパコンの性能が1PFLOPSを超えたのは初めて。これまで1位だったBlueGene/Lは2位となった。 Roadrunnerは、Cell/B.E.の倍精度浮動小数点演算を強化した「PowerXCell 8i」を搭載するブレード「BladeCenter QS22」と、Opteron搭載のブレード「同LS21」で構成される。 国内のシステムは、東京大学、京都大学、筑波大学の「T2Kオープンスパコン」仕様の3システムが新たにランクイン。東大のシステムが国内最速を達成し、82.98TFL
2月20日 発表 株式会社東芝と、ソニー株式会社、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は20日、PS3チップ製造の合弁会社の設立で合意し、正式契約を締結したと発表した。本件は、2007年10月18日の段階で基本合意していた。 新会社は、ソニーセミコンダクタ九州 長崎テクノロジーセンター内に設立し、2008年4月1日より業務を開始する予定。管理運営の分担などの詳細は順次決定していく。 社名は未定。出資比率および資本金は当初の予定通り、東芝が60%、ソニーが20%、SCEが20%で、資本金が1億円。代表者は会長兼CEOを東芝から、社長兼COOをソニーから選任予定としている。 製造設備は、長崎テクノロジーセンターのFab2内にある65nmプロセス/300mmウェハ対応ライン(一部を除く)。これを東芝が2007年度内にソニーグループから約900億円で購入し、新会社の営業開始から
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ ISSCCに次世代Cell B.E. 45nm版が登場 ~6GHz動作、電力を30%以上削減 ●ISSCCで45nmプロセスへの移行の概要が発表 「Cell Broadband Engine(Cell B.E.)」は、65nmプロセスを経て、45nmプロセスへと向かっている。米サンフランシスコで開催されている半導体カンファレンス「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)」では、45nmプロセスへのCell B.E.の移行の概要が発表された。現在の65nmプロセスのCell B.E.を、45nmへとシュリンクする。 IBMが昨年(2007年)発表したロードマップでは、45nmプロセスでは現在のCell B.E.だけでなく、大規模構成のCell B.E.も計画されていた。計画の通り
10月18日 発表 株式会社東芝とソニー株式会社および株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は18日、ソニーグループが所有する長崎県諫早市の半導体製造施設を東芝に譲渡することで基本合意したと発表した。売却時期は2008年3月末を予定。 この製造施設は、ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジセンター内にある、Fab2の300mmウェハライン。PLAYSTAION 3(PS3)のCPUなどで使われている「Cell Broadband Engine」(Cell/B.E.)、PS3用GPU「RSX」などを製造しており、65nmプロセスまで対応している。 東芝への製造施設の売却後は、両社が出資する新会社が東芝の施設を借りる形で生産を行なう。新会社の出資比率は東芝が60%、ソニーが20%、SCEIが20%。新会社の社名および代表者は未定。 同時に、大分県にPlayStation
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の平井一夫 代表取締役社長 兼 グループCEOは9月20日、「東京ゲームショウ2007」の基調講演で、同社が協力している米スタンフォード大学の「Folding@home」プロジェクトの最新状況を報告した。 Folding@homeは、人間のタンパク質の折りたたみ現象を研究し、関連する疾病を理解することを目的とした、分散コンピューティングの世界規模の実験である。タンパク質の折りたたみ現象は非常に複雑であるため,そのシミュレーションには1台のコンピュータで最大30年かかるほどの計算力が必要とされる。Folding@homeでは,ネットワーク経由で参加する端末に計算を分担させることにしているが、SCEは「PLAYSTATION 3(PS3)」のユーザーに対して、同プロジェクトへの参加を呼びかけていた。PS3の最新システム・ソフトウエアには、Fold
プレイステーション 3(PS3)の貢献により、分散コンピューティングプロジェクト「Folding@home」が1P(ペタ)FLOPSの処理能力に達した。 Folding@homeは、世界中のコンピュータの処理能力を集めて巨大なスーパーコンピュータを形成し、タンパク質解析を行う医療研究プロジェクト。米スタンフォード大学が進めている。 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は3月に、PS3ユーザーがこのプロジェクトにCPUパワーを提供するためのプログラムをリリースした。これまでに約60万人のPS3ユーザーが登録したという。 現在PS3が貢献している処理能力はおよそ800TFLOPSで、全体の約8割を占める。 Folding@homeへの貢献:OS別(9/19現在) OSの種類 TFLOPS アクティブCPU数 全CPU数 Windows
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