沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像がインターネット上に流出した問題で、映像は神戸市内のインターネットカフェのパソコンから投稿された疑いが強いことが10日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁捜査1課はネットカフェに捜査員を派遣。店の防犯カメラの映像の提出などを求める。 これまでの調査で、映像は石垣海上保安部や那覇地検から流出したとみられていたが、神戸市内から投稿されていたことから、両職員でなく第三者が投稿した可能性があり、捜査は難航する恐れも出てきた。 捜査関係者によると、検察当局が検索大手グーグルから投稿したIPアドレスを押収。警視庁でアドレスの分析を進めたところ、神戸市中心部のネットカフェから投稿されていた可能性が高いことが判明したという。