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介護に関するkash06のブックマーク (72)

  • 「ん? ひょっとして認知症?」と思ったら

    (前回→「『イヤ、行かない』母即答、施設通所初日の戦い」) 母が公的介護保険制度を利用し始めるところまで書いたので、今回は「家族に認知症の兆候が見えたらどのように対応するべきなのか」をまとめておこう。 もちろん、認知症にならずに人生を全うできれば、それが一番良いに決まっている。世には「認知症にならない方法」に類する言説もあふれている。 が、実際に母を介護した上で判断すると、「これさえやっておけば認知症にならない」という方法はない。「これを飲んでおけば大丈夫」「これをやっておけば大丈夫」みたいな“魔法の杖”は存在しない。 ただし「こういう生活をすれば、認知症になる確率は減ることが統計的に分かっている」ことはある。ごく簡単に要約すると「快・快眠・快便」だ。 偏らない事に十分な質の良い睡眠、そして規則正しい生活習慣である。 それらは地味でずっと継続することが必要で、しかも実行したからといって

    「ん? ひょっとして認知症?」と思ったら
    kash06
    kash06 2017/04/27
    何となくのイメージしか持っていなかった地域包括支援センターの役割が、よくわかった。そして介護の切迫感や、何を大切にするべきなのか、現役世代に向けた具体的で共感できる説明が非常に良かった。
  • 「イヤ、行かない」母即答、施設通所初日の戦い

    (前回→「兄貴、ぜんぶ自分で抱え込んじゃダメだ!」」) 公的介護保険制度で「要介護1」という認定を受けた母は、様々な公的なサービスを利用することが可能になった。まずは補助金を申請して、玄関と風呂場に手すりをつけ、トイレに身体介助器具を入れた。 次はサービスの利用だ。 さあ、どのようなサービスを利用することが母にとって一番良いのだろうか。 ヘルパー、デイケア、デイサービス、ショートステイ 代表的なサービスは4種類ある。ヘルパー、デイケア、デイサービス、ショートステイだ。 前々回(こちら)に書いた通り、これらのサービスは点数制だ。介護の度合に応じて、利用者には毎月ごとに使用可能な点数が割り振られる。それぞれのサービスは利用にあたって「何点必要」ということが決まっている。どう使うのが一番いいのか、考えなしに使うわけにはいかない。 そこで、ケアマネージャーという専門職が、介護を受ける人やその家族

    「イヤ、行かない」母即答、施設通所初日の戦い
    kash06
    kash06 2017/04/20
    身内だからこそ難しい、判断と促し。近場にいる事の難しさ。
  • 「兄貴、ぜんぶ自分で抱え込んじゃダメだ!」

    (前回→「母に認知症新薬の臨床試験の誘い、そして幻覚」) 2015年4月、じわじわと母のアルツハイマー病の症状は悪化し、自分は過大なストレスで幻覚まで起こす状態だったにも関わらず、私は公的介護保険制度を利用することをまったく考えていなかった。 まったくうかつというほかないが、私は介護保険の分野に老人に対する「公的な」支援制度が存在することを全く意識していなかった。 この原稿を書くに当たって、メールの過去ログを検索したところ、2014年11月の時点で、妹が介護認定を取得する必要性について言及していた。ところが私は、「自分で母を支えるしかない」と、かたくなに思い込んでいた。正確には公的介護制度の存在は意識していたが、母と自分が利用可能な制度であるとは、これっぽっちも思っていなかったのだ。 「そんな馬鹿な」「こんな人が書く原稿を信じていいのか」と言われそうなので、すこし背景を説明させていただく。

    「兄貴、ぜんぶ自分で抱え込んじゃダメだ!」
    kash06
    kash06 2017/04/13
    私達の社会観そのものも含めて、社会生活そのものを考え直さなくてはならないような話。今後の高齢社会では、割合でいっても身内の誰かが常に介護される状態にあってもおかしくない。(介護退職した「後輩」もいる…
  • 母に認知症新薬の臨床試験の誘い、そして幻覚

    (前回→「家事を奪われた認知症の母が、私に牙を剥く」) 2015年2月に、母は正式にアルツハイマー病と診断された。 診断が確定すれば、次は治療だが、現在、アルツハイマー病を根治できる薬は存在しない。過去30年に渡って世界中の製薬会社が根治薬の開発を試みてきたが、これまで成功した事例はひとつもない。 2002年には、脳内に蓄積するアミロイドβを“溶かす”ワクチンが開発されて臨床試験まで行ったが、死者まで発生する副作用が出て開発は中止となった。 ただし、対症療法の薬はこれまでに数種類開発されている。脳の萎縮を止めることも戻す事も出来ないが、残った脳細胞をブーストして意識をはっきりさせる薬ならある。 母は、エーザイの発売している「アリセプト」(商品名)という薬を処方された。アルツハイマー病ではもっとも一般的に使われている薬だ。アリセプトは1997年に発売された、世界初のアルツハイマー病の薬である

    母に認知症新薬の臨床試験の誘い、そして幻覚
    kash06
    kash06 2017/04/06
    介護者に掛かるストレスと、それによる影響が恐ろしいほど大きくて、背筋が凍った。そして、まだ連載の途中であり、この先はもっと悪化していくというのが恐ろしい。いや、愛する家族に起こりうる現実なのだな…。
  • その名は「通販」。認知症介護の予想外の敵

    私にとっての介護生活は、一言で形容するとストレスとの戦いだった。 ストレスの主な原因は、前回書いた通り介護される母との意見・意志のい違いだ。認知症の母は、自分に対する正確な認識ができなくなっている。できないことをできると思い、自分でやろうとして事態を悪化させる。 大きな盲点だったのは、介護する側もまた、「この人は認知症である」という認識に立つことがなかなかできないこと。認知症と認めてしまうのが怖いからだ。このため「母はなぜこんなことをするのか」「なぜこんなことができないのか」と衝突し、ギリギリとストレスを溜めていくことになった。 だがもうひとつ、無視できないストレスの原因がある。 「過去に介護される側がやらかした不始末」だ。 どうやら認知症という病気は、発症したことで周囲が気が付くというものではないらしい。それ以前から兆候はあるが、ごく軽微なものなので周囲は気が付かないでいるようなのだ。

    その名は「通販」。認知症介護の予想外の敵
    kash06
    kash06 2017/03/31
    自己で責任を持って契約が出来る事を前提にしている社会で、購入の振る舞いは出来るのに検討が出来ない人を前にした時、想定外で難しい事になるのは理解できる。手元のスマホでネット通販できる世代になると…。
  • 母は「認知症?私はなんともない!」と徹底抗戦

    (前回→「『事実を認めない』から始まった私の介護敗戦」) 人生を存分に楽しんできたはずの母に、認知症の疑いが生まれた。さんざん目を逸らしてきたが、いよいよ事実かどうかを確かめねばならない。「病院に連れて行かなくては」。 …といっても、まずどの病院のどの診療科につれていくかを調べなくてはならない。 幸い、妹の友人に認知症専門医がいたので、まずはメールで相談をするところから始めた。どの診療科にかかるのか。どのような治療法があるのか、今後どのような経過をたどるのか。そして家族として一番気になる「いったいどの病院のどの医師にかかるのが良いのか」。分からないことだらけの中から、ひとつひとつ何をどうすればいいのか調べていった。 が、ここで問題になったのは、母人が病院に行きたがらないということだった。 母は「私はなんともない」といい、徹底抗戦した。 前回述べたような母の状態は、認知症の始まりであろう、

    母は「認知症?私はなんともない!」と徹底抗戦
  • 「事実を認めない」から始まった私の介護敗戦

    「母が認知症? …まさかね」。働き盛りの世代なら誰だって、いま確立している生活を崩したくないもの。「認めないうちは、現実にならない」。そんな意識から見逃した母の老いの兆候が、やがてとんでもない事態に繋がっていく。初動の遅れ、事態認識の甘さ、知識、リソースの不足…ノンフィクション作家の松浦晋也氏が、自ら体験した「介護敗戦」を赤裸々かつペーソスと共に描く、「明日は我が身」にならないための、笑えない連載です。松浦氏曰く「私の屍を越えて、ぜひ、備えて下さい」。 同居する母の様子がおかしいとはっきり気がついたのは、2014年7月のことだった。「預金通帳が見つからない」と言いだしたのである。 一緒に探すと通帳はいつものところにあった。 やれやれと思うと数日後にまた「預金通帳がない」という。 探すといつものところにある。 これを繰り返しているうちに、年金が振り込まれる口座の通帳から、最新の振込まるまる1

    「事実を認めない」から始まった私の介護敗戦
    kash06
    kash06 2017/03/09
    実に読ませる筆の体験記。誰しも自分の身に起こる時は、「まさかね」と先延ばしにするのだろう。同居であってもそうなら、離れていると尚更恐ろしい。
  • ことし倒産した介護関連事業者 過去最多に | NHKニュース

    ことし倒産した介護関連の事業者は先月末までですでに全国で97件と過去最多となったことがわかり、調査に当たった民間の信用調査会社は「介護報酬の引き下げや深刻な人手不足が影響しているのではないか」と分析しています。 年間の倒産件数としては去年の76件を上回り、すでに過去最多となったほか、負債の総額も合わせて91億円余りに上っています。倒産した事業者の規模では、従業員が9人以下が全体の86%を占めるなど、比較的、規模の小さな事業者が目立つということです。 倒産の主な原因では、経営不振が全体のおよそ6割を占め、事業者に支払われる介護報酬が去年4月に全体で引き下げられたことなどが影響していると見られています。 東京商工リサーチの関雅史情報部課長は「介護報酬の引き下げに加え、小規模な事業者ほど人手不足が深刻で事業をやめてしまうケースもあり、倒産件数は今後も高止まりするおそれがある」と分析しています。

    ことし倒産した介護関連事業者 過去最多に | NHKニュース
    kash06
    kash06 2016/12/30
    ここは介護報酬で明確に小さい所を殺しに来てそう。地域包括に参加するか、高度介護できるかしないと…。(営利参加した小さい法人で、介護の質を上げなかったから…という声も聞いたが、どこまで事実なのだろう
  • 高知東生 逮捕前に独占告白「義父介護してない」「女大好き」 (女性自身) - Yahoo!ニュース

    6月24日、横浜市内のホテルで覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反で現行犯逮捕された高知東生容疑者(51)。昨年6月、「の父親の介護のため、芸能界引退」を発表してからちょうど1年目のことだった。誌は逮捕直前、高知容疑者を独占インタビューしていた。5月にエステ店をオープンした彼が、記者の取材に応じたのは逮捕3週間前の6月3日のこと。場所は彼が隠れ家サロンとして経営していた、都内にある高級エステの一室だった。 「来てくれてありがたいです。俺、もう一般人なんで(笑)めちゃめちゃ緊張してます」 高知は白い歯を見せて誌記者を歓迎してくれた。ヒゲをはやし、サイドを刈り上げたヘアなど、俳優時代と比べるとワイルドな印象だ。高知は今回のエステ開店について、熱を込めて語りだした。 「僕は若いときから、いてほしい人が早くいなくなっていったんです。おふくろとか、ばあちゃんとか。そんな経験の中で、大切だと思

    高知東生 逮捕前に独占告白「義父介護してない」「女大好き」 (女性自身) - Yahoo!ニュース
    kash06
    kash06 2016/06/28
    これで介護してないとは何事だ。十分に計画して、質を高めて、報告を受け取るようにマネジメントしてるではないか! 普段ならブクマすらしないが、どうせYahoo!からの流入があるなら、正面から反対しよう。事件とは別
  • <元増田へ:追記あり>重度障がいの子どもを介護してかれこれ十数年経過..

    <元増田へ:追記あり>重度障がいの子どもを介護してかれこれ十数年経過の私が登場。 大丈夫?しんどいよね。産んでまだ数ヶ月じゃほんときついと思う。 ほんと、出生前診断にすがる人多いけど、あくまでマクロ的に捉えてないと、検査では分からないものの方が多いんだよね。 その辺理解してる人少ないんじゃないかな?自己責任だろとか必ずしも高齢だからとか一概には言えないのよ。 (言ってるやつのとこに産まれればざまぁw) ウチもおもいっきり医療の必要な子だからもちろん外でなんて働けてないよ。 あんなに「無理、育てられない。もう死にたいし、死ぬ」って思ってたのに、今ではかわいいんだから人間って不思議だし厚かましいよね。 でも、それまで偽善的に繋がってた人間関係がすっごくクリーンになって、良い意味で人は一人で生きてけないんだなあ。って思えたかな。 それまで当たり前と思ってた価値観とかが覆るから、いろんな事がみえて

    <元増田へ:追記あり>重度障がいの子どもを介護してかれこれ十数年経過..
  • 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS

    尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分に承知していながら、なおかつそれらをこの人は「おぞましい」とは思わない、ということなのだろうか? ……目の前の議論から脱落し、そこに立ち尽くしたまま、私の頭はこだわり続けてしまう。 2006年の夏から、インターネットを使って介護と医療に関連する英語ニュースをチ

    安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS
  • 「徴介護制」が問いかけるもの:日経ビジネスオンライン

    2336万人。総人口の26.9%──。内閣府のホームページには、そう記載されている。2060年の日には、75歳以上の高齢者がそれだけいるらしい。 2012年の統計では、75歳以上の人口は約1500万人。総人口の12%にとどまっている。今でも身の回りでいわゆる「高齢化」を実感することはあるが、どうやらその比率は、今後倍以上に高まるようだ。その時、果たしてどんな社会になるのか。正直言って想像もつかない。 2060年は遠い未来のことかもしれない。だがまさにそのくらいの時期に、私は75歳以上の後期高齢者の仲間入りをする。それまで自分が生きているかどうかさえ分からないが、何せ不摂生な生活をしているもので、歳を重ねても健康でいる自信は全くない。自分の子供に迷惑はかけたくないが、老後に備えて資金を計画的に蓄えているわけでもない。 そのくせ、自分の「番」が回ってきたときには、日に確かな介護の仕組みがあ

    「徴介護制」が問いかけるもの:日経ビジネスオンライン
    kash06
    kash06 2014/02/05
    介護を受けられる家族と、受けられない家族の違いをどうにかしたい、という根本があるので、どうやって人を持ってくるかという話の展開にはなる。誰に無理をさせるか…外国人? 未来の若者? うーん…。