これによると、今年9月末までの2012会計年度の研究開発費は約34億ドルで、その前の年度の約24億ドルからほぼ10億ドル増えている。 5年前に8億ドルだった同社の研究開発費は、その後11億ドル、13億ドル、18億ドルと年々増え続け、2012年度も過去最高を更新した。 その増加額も過去最高と見られ、同社が売上規模の拡大に伴って先行投資を積極的に進めていることが分かる。 怒濤の新製品攻勢には研究開発費もかさむ アップルは、今年10月23日開催した特別イベントで、「アイパッドミニ(iPad mini)」や、新型の第4世代のアイパッド、ノートパソコン「MacBook Pro」、デスクトップパソコン「iMac」「Mac mini」の新モデルを発表している。 このうちアイパッドは本体を薄く、軽くしながらも、バッテリー駆動時間は従来モデルとほぼ同じ。ノートパソコンは高精細ディスプレイを搭載した13インチ