タグ

書評に関するmedihenのブックマーク (250)

  • 『LeanとDevOpsの科学』をきちんと解読する 〜Four Keys だけじゃ絶対もったいなくなる話〜

    スクラムフェス福岡2024での講演資料です。 --- 皆さん、職場でFour Keysを導入していますか? Yesと答えた皆さん、『LeanとDevOpsの科学』は読みましたか? あくまで僕の周囲のみの観測で語るのですが、Four Keysを職場で導入しているという人はとても多いのですが、そのうち、出典である『LeanとDevOpsの科学』をきちんと読んだ人はかなり少ないようです。 そして、ここで敢えて強めの主張をするのですが 『LeanとDevOpsの科学』を読まずにFour Keysをきちんと利用することはほぼ不可能です。 Forsgrenらは徹底した研究の結果として4つのメトリクス(指標)を見出すのですが、その裏には彼女らの沢山の思いが詰まっています。その思いや彼女らの思考を理解し、彼女らの考えをきちんとトレースして始めて、Four Keysは意味を持ちます。 そして『LeanとDe

    『LeanとDevOpsの科学』をきちんと解読する 〜Four Keys だけじゃ絶対もったいなくなる話〜
    medihen
    medihen 2024/03/09
    “『LeanとDevOpsの科学』を読まずにFour Keysをきちんと利用することはほぼ不可能です”
  • 科学的発見が誇張→曲解→誤解→蔓延するメカニズムの図解と簡単で効果抜群の2つの対策|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    科学的発見が私たちに届くまでの伝言ゲームで、さまざまな誇張・曲解・誤解が注入されています。 いったい、どうやったら、この伝言ゲームに勝ち、信用できる科学的発見と、地雷とを見分けることができるのでしょうか? 『Science Fictions』というがその参考になります。 このは、アメリカamazonで306人に評価され、☆4.6という高評価。 世界最大の書評サイトgoodreadsでは1925人に評価され、☆4.39という高評価。 日amazonでは31人に評価され、☆4.0と、中程度の評価(翻訳は良い)です。 この記事では、このを元に、以下の2つの視点から、この問題と、その解決策を検討します。 〔問題の把握〕 科学的発見の流通システムにおいて、いかにして、発見が誇張され、曲解され、誤解され、流通し、最終的に私たち一般人がそれを信じてしまうのか、その全体像を把握する。 〔解決策

    科学的発見が誇張→曲解→誤解→蔓延するメカニズムの図解と簡単で効果抜群の2つの対策|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
    medihen
    medihen 2024/02/19
    スチュアート・リッチー『Science Fictions』
  • 【読書感想】安楽死が合法の国で起こっていること ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書 1759) 作者:児玉 真美筑摩書房Amazon Kindle版もあります。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 作者:児玉真美筑摩書房Amazonにも、終末期の人や重度障害者への思いやりとして安楽死を合法化しようという声がある一方、医療費削減という目的を公言してはばからない政治家やインフルエンサーがいる。「死の自己決定権」が認められるとどうなるのか。「安楽死先進国」の実状をみれば、シミュレートできる。各国で安楽死者は増加の一途、拡大していく対象者像、合法化後に緩和される手続き要件、安楽死を「日常化」していく医療現場、安楽死を「偽装」する医師、「無益」として一方的に中止される生命維持……などに加え、世界的なコロナ禍で医師と家族が抱えた葛藤や日の実状を紹介する。 5年前に難病のALSを患う女性に依頼され殺害した罪などに

    【読書感想】安楽死が合法の国で起こっていること ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    medihen
    medihen 2024/01/25
    この国の場合、議論だけでこの問題に決着がつくことはなく、何か大きな出来事があって一気に決まるということになりそう。
  • ラヴジョイは「冷笑系」:非ビリーバーの優位性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』を勝手に翻訳している話をした。 cruel.hatenablog.com で、引き続きやっていて、第2講もいまのところ、なかなかおもしろい。まだ前半だけだけれど、言われていることはやはり単純だ。 頻出する観念として「異世界性」と「この世性」みたいなのがある。 異世界性は、来世の天国で処女が17人!とか、この世が気にわんから異世界転生するなろう小説みたいなもの欲しげな話とはちがう。そういう異世界転生って、この世の価値観のまま自分の都合のいい世界になるってことで、「この世性」の権化。 当の異世界性というのは、この現実は現実ではなく、永遠不変の絶対的な善の世界があるのよ〜みたいな話。 この手の論者はみんなインチキ。なんだけれど、西洋思想では圧倒的にこの異世界性が大きな影響を持つ。宗教なんてみんな神さまだのといったありもしないものを押しつけるという理屈で、この異

    ラヴジョイは「冷笑系」:非ビリーバーの優位性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    medihen
    medihen 2024/01/16
    "むしろ茶化せる、バカにできるというのは、ある意味でその議論のエッセンスを把握できているということでもある場合が多い、とぼくは思う"
  • トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』 - 西東京日記 IN はてな

    書を「『21世紀の資』がベストセラーになったピケティが、現代の格差の問題とそれに対する処方箋を示した」という形で理解している人もいるかもしれません。 それは決して間違いではないのですが、書は、そのために人類社会で普遍的に見られる聖職者、貴族、平民の「三層社会」から説き始め、ヨーロッパだけではなく中国やインド、そしてイランやブラジルの歴史もとり上げるという壮大さで、参考文献とかも入れると1000ページを超えるボリュームになっています。 ここまでくるとなかなか通読することは難しいわけですが(自分も通勤時に持ち運べないので自宅のみで読んで3ヶ月近くかかった)、それでも読み通す価値のある1冊です。 書で打ち出された有名な概念に「バラモン左翼」という、左派政党を支持し、そこに影響を与えている高学歴者を指し示すものがあるのですが、なぜそれが「バラモン」なのか? そして、書のタイトルに「イデ

    トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』 - 西東京日記 IN はてな
    medihen
    medihen 2023/12/27
    格差問題の分析。バラモン左翼と商人右翼。社会自国主義→市場自国主義。国際競争が格差に及ぼす影響を知りたい。
  • スティーヴン・バクスター最新作"Creation Node"日本語最速レビュー!:まさかのバクスター版『魔法少女まどか☆マギカ』だった!? - 水槽脳の栓を抜け

    イギリスのSF作家スティーヴン・バクスターの最新作『Creation Node』を読みました。壮大なファースト・コンタクトSFであり、また、従来のSFを批判的に検証するメタ・ファースト・コンタクトSFでもありました。 Creation Node (English Edition) 作者:Baxter, Stephen Gollancz Amazon さらに、タイトルにも書いているようにアニメ『魔法少女まどかマギカ』と共通する展開もあって、非常に興味深かったです。 バクスターを洋書で読んでいる人は、日でそれほどいないと思うため、記録しておきます。現代日SF作家のなかで頭角を現すために、バクスターの最新作を読んでいることをアピールしたいと思います。今年の九月に発売されたばかりなので、日語圏では最速レビューだと思われます。願わくば、これを機に未訳SFをどんどん紹介して、「未訳SFインフルエ

    スティーヴン・バクスター最新作"Creation Node"日本語最速レビュー!:まさかのバクスター版『魔法少女まどか☆マギカ』だった!? - 水槽脳の栓を抜け
    medihen
    medihen 2023/11/16
    "未訳SFをどんどん紹介して、「未訳SFインフルエンサー」になりたいです" ← 楽しみです。どんどんと紹介していただきたい。
  • コンピュータサイエンスで1冊ずつ本を上げるとしたら何になりますか?就職前にバイブル的な本を勉強したいと思いました。 -コンピュータアーキテクチャ -データベース -os -アルゴリズムとデータ構造 -セキュリティ -ネットワーク -プログラミング -仮想化技術 | mond

    大学の情報工学科に入学時に教科書として指定されたいわゆるパタへネを推します。 コンピュータの構成と設計 第5版 CPUの構造と基は現代ではかなり複雑になりましたがこのに書かれている基を知っているかどうかで込み入った問題にぶち当たった場合の解像度が違います。 由緒正しいDBの読というとオンラインで読めるRedbookとなりそうですがここは敢えて データ指向アプリケーションデザイン いわゆるイノシシ推します。名前からしてアプリケーションの話のように見えますし、分散システムに関する話が多いのですが最終章まで通して読むと「アプリケーションとデータベースの境界とは来存在せず、入力されたデータを『いつ』『いかに』『安全に』加工・保存・出力するかがアプリケーションであり、その目的に対する最善手をフラットに考えるとある意味でアプリケーション全体が既にひとつのデータベースであってその仕事の一部

    コンピュータサイエンスで1冊ずつ本を上げるとしたら何になりますか?就職前にバイブル的な本を勉強したいと思いました。 -コンピュータアーキテクチャ -データベース -os -アルゴリズムとデータ構造 -セキュリティ -ネットワーク -プログラミング -仮想化技術 | mond
  • 第10回 セカイ終末戦争「SF思春期人間VS思春期SF」 - SF音痴が行くSF古典宇宙の旅  SF幼年期再読篇|WEB本の雑誌

    古典SFを読み始めて3年が過ぎ、「SF的自我の目覚め」を迎えた高野秀行が、かつて読んでいたSF名作の再読に挑む。 思春期は人間にとって最も厄介な時期である。自意識がMAXまで膨れあがり、「世界とは何か」とか「××とはこうあるべき」みたいな壮大なテーマを語りたがる。世界の裏には普通の人たちが気づかない真実が潜んでいてなぜか自分(を含む一部の人間)だけがそれを知っていると思いたがる。そして、思春期はどのジャンルにも存在する。 私もこの連載を始めてもう4年、そろそろSF幼年期が終わり、SF思春期に差し掛かってきた気がする。人生的にいえば中学二年生レベルだ。その証拠に最近「SFとは何か?」とか「この小説は果たしてSFなのか?」とか「この作品の裏には別の解釈があるのでは?」なんてことばかり考えてしまう。どう見ても私ごときのSF読書歴ではそんなことを語る資格も能力もないのに。私がSFの定義や古典SF作

    第10回 セカイ終末戦争「SF思春期人間VS思春期SF」 - SF音痴が行くSF古典宇宙の旅  SF幼年期再読篇|WEB本の雑誌
    medihen
    medihen 2023/07/07
    "涼宮ハルヒは果たしてSFなのか?" → また面倒くさいことを、と思ったら → "ハルヒシリーズはSFではない。現代最先端の思想書もしくは超絶ノンフィクション作品であると。(次回に続く)" 自陣に持ち込む高野秀行
  • 書評家が厳選! ゴールデンウィークにじっくり読むSF本「これから起こる災害」を知る5冊

    ダイヤモンド社書籍編集局が、話題の1冊を取り上げ、書き手・作り手の思いや、のメッセージなどを深掘りして紹介する。 だから、この。 ダイヤモンド社の話題の1冊を取り上げ、書き手・作り手の思いや執筆動機、読んでほしい理由を深掘りするインタビュー連載。著者・訳者・デザイナー・編集者など、に関わるさまざまな人たちの「だから、このを書きました」「作りました」をお届けします。連載の詳細・記事一覧はこちら。 バックナンバー一覧 ChatGPTなどの新しいAI、地震などの自然災害、ウクライナへの軍事侵攻……日々伝えられる暗く、目まぐるしいニュースに「これから10年後、自分の人生はどうなるのか」と漠然とした不安を覚える人は多いはず。しかし、そうした不安について考える暇もなく、未来が日常にどんどん押し寄せてくるのが今の私たちを取り巻く時代だ。 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』

    書評家が厳選! ゴールデンウィークにじっくり読むSF本「これから起こる災害」を知る5冊
    medihen
    medihen 2023/05/01
    『死都日本』ホントにおもしろいんだけど、タイトルが良くないと思う。ホラーみたいだし、九州が舞台なのに「都」もピンとこないし。『日本爆滅』くらいベタな方がマシだったのでは。
  • これが証拠メールだ、地震本部の警告を骨抜きするよう圧力かけた内閣府の罪 【地震大国日本の今】「津波リスクはなぜ軽んじられた」地震学会元会長が告発 | JBpress (ジェイビープレス)

    (科学ジャーナリスト:添田 孝史) 地震のリスクを科学的に評価する(リスク評価)。その評価をもとに、被害を小さくするためハードやソフトの対策を進める(リスク管理)。それが地震防災の進め方だ。 しかし311前の東北地方の津波リスク評価は、電力会社を中心とする「原子力ムラ」の圧力でねじ曲げられており、そのため津波で多くの人が亡くなり、原発事故も引き起こした可能性がある。そんな疑惑を、元日地震学会会長の島崎邦彦・東大名誉教授が、3月末に発売された著書『3.11 大津波の対策を邪魔した男たち』(青志社)で告発した。この告発は、一般の人だけでなく、地震学者など専門家の間でも話題になっている。 「おかしなことが起こっている」だが背景はわからなかった 島崎さんは、2002年以降、津波のリスク評価が水面下で巧妙にねじ曲げられていった経緯を、公開されていなかった議事録や電子メールなどを引用して、研究者や官

    これが証拠メールだ、地震本部の警告を骨抜きするよう圧力かけた内閣府の罪 【地震大国日本の今】「津波リスクはなぜ軽んじられた」地震学会元会長が告発 | JBpress (ジェイビープレス)
    medihen
    medihen 2023/05/01
    "元日本地震学会会長の島崎邦彦・東大名誉教授が、3月末に発売された著書『3.11 大津波の対策を邪魔した男たち』(青志社)で告発"
  • 【読書感想】目的への抵抗 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ランキング参加中読書 目的への抵抗 (新潮新書) 作者:國分 功一郎新潮社Amazon Kindle版もあります。 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書) 作者:國分功一郎新潮社Amazon 自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか――。コロナ危機以降の世界に対して覚えた違和感、その正体に哲学者が迫る。ソクラテスやアガンベン、アーレントらの議論をふまえ、消費と贅沢、自由と目的、行政権力と民主主義の相克などを考察、現代社会における哲学の役割を問う。名著『暇と退屈の倫理学』をより深化させた革新的論考。 うーむ、「哲学講話」か……なんか難しそうだけど、Amazonの新書ランキングでけっこう売れているんだよなあ……他に指が動く新書も見つからないし…… みたいな感じで手にとった(実際はKindle版を買った

    【読書感想】目的への抵抗 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    medihen
    medihen 2023/04/20
    "哲学では、この「思考のプロセス」が重視されているのです。というか、結論を聞いただけでは、何が何だか、という感じです。  なんでも「3行でお願い」とか言われてしまう昨今では流行らないのかもしれないけれど"
  • 書評 「社会正義」はいつも正しい - shorebird 進化心理学中心の書評など

    「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて 作者:ヘレン・プラックローズ,ジェームズ・リンゼイ,Helen Pluckrose,James Lindsay早川書房Amazon 書はアメリカのアカデミアで吹き荒れる行き過ぎたポリコレ,アイデンティティ・ポリティクス,社会正義運動,キャンセルカルチャーがどのような思想的な流れの上に発生したものか,代表的な議論はどのようなものか,そしてこれに対抗するにはどうすればいいのかを語るになる.著者たちはこれらの運動の基礎にあるのは1970年代に一世を風靡し,その後その非生産性とシニカルさから衰退していったと思われていたポストモダニズムにあるのだと喝破し,詳しく解説してくれている.著者は第2のソーカル事件(不満スタディーズ事件)の首謀者でもある数学者のジェームズ・リンゼイと評論家のヘレン・プラックローズ.原題

    書評 「社会正義」はいつも正しい - shorebird 進化心理学中心の書評など
    medihen
    medihen 2023/03/02
    とても自分では読みこなせそうにない本なので、要約はありがたい。 / ここで描かれた「社会正義」が中国共産主義とぶつかったら何が起こるんだろうな。
  • ジョン・ガッテニョ「SF小説」(文庫クセジュ) SFは方法とテーマの文学。人間や社会にペシミスティック出会っても科学への信頼は揺るがない。 - odd_hatchの読書ノート

    これを読むと、ミステリ(探偵小説)は形式の文学だなあと思う。形式は犯罪→探偵→捜査(解決)で構成される。そこにはしばしばテーマはない。形式を踏まえていれば、何の内容もなくてかまわない。量産されるミステリ(探偵小説)はそういうものだ。また作品はしばしば超歴史的。どこでだれがどのような状態で書いたかというのは、形式を検討するときに問題にされない。なので、19世紀の短編は21世紀の短編と形式において比較可能になる。 一方、サイエンス・フィクション(SF)は方法とテーマの文学だ。方法は科学的思考(ここでは知識と推論で代表される。別のなにかでいえそうだが、自分には見つからない)。その方法でいくつかのテーマを扱う。無理やりに統合すると予測(仮説とか外挿とかでもいいような気がするがぴったりすることばが見つからない)。このふたつがとりあえずそろっていれば、形式なぞなくてもSFは可能になる。とはいえ、19世

    ジョン・ガッテニョ「SF小説」(文庫クセジュ) SFは方法とテーマの文学。人間や社会にペシミスティック出会っても科学への信頼は揺るがない。 - odd_hatchの読書ノート
    medihen
    medihen 2023/02/06
    "SFが科学(知見と思考)をベースにしているのと同じく、消費社会と都市化もベースにしている。それらを共有する読者=市民がいることが、ジャンルとしてのSFが書かれる前提になっている"
  • 決定、2022年マライ・メントライン文芸賞!『ロマニ・コード』(角悠介)を驚異と言わずなんとする - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    2022年マライ・メントライン文芸賞は『ロマニ・コード』(角悠介)に決定! ロマ言語の探究解析を行う若手言語学者のフィールドワーク体験記であり、実は「丸山ゴンザレスや村田らむのルポルタージュに近い」など、熱く、濃く推しまくるマライ・メントラインの授賞の弁をどうぞ。 マライ・メントライン文芸賞を授与する 2022年、個人的に最高に凄かった&おもしろかった小説は、小学館『STORY BOX』誌に書いた通り『地図と拳』(小川哲)だ。が、もっと広義の「文芸」という観点からベストオブベストを選べと言われたら、これはもう『ロマニ・コード』(角悠介)しかない。よって私は重い腰を上げて作にマライ・メントライン文芸賞を授与する。マライ・メントライン文芸賞とは、私が「めったに無い特殊で深いおもしろさ」を感じ、かつ、メジャーな批評家があまり取り上げなさそうなに遭遇したときにのみ起動する、なんの権威もへちまも

    決定、2022年マライ・メントライン文芸賞!『ロマニ・コード』(角悠介)を驚異と言わずなんとする - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
    medihen
    medihen 2023/01/11
    『ロマニ・コード』(角悠介)書評。筆者も書いてるけど、なんかSF的でおもしろそう → "あるロマのグループでは「明日」と「昨日」を同じ単語で表現する。「現在」からの距離が同じであれば、過去と未来は同一概念"
  • 007が誕生したジャマイカのGoldeneyeでIan Flemingを読む。Goldeneye、Live and Let Die

    作者:Matthew Parker Publisher ‏ : ‎ Pegasus Books 刊行日:March 11, 2015 ペーパーバック:325ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 9781605986869 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-1605986869 対象年齢:一般(PG15) 読みやすさレベル:7 ジャンル:伝記 キーワード、テーマ:007、ジェームズ・ボンド、イアン・フレミング、ジャマイカ、Goldeneye アイランド・レコード創始者クリス・ブラックウェルの回想録『The Islander』がきっかけでジャマイカに行ったことをレビューやYouTube「旅と ジャマイカ篇①」で語ったが、今回はその続きで、イアン・フレミングとジャマイカ、そして007について語ろうと思う。 クリス・ブラックウェルのThe Islanderを読むまで、私はブラックウェルとイアン・

    007が誕生したジャマイカのGoldeneyeでIan Flemingを読む。Goldeneye、Live and Let Die
    medihen
    medihen 2022/12/27
    ジャマイカ音楽を紹介したアイランド・レコードの創設者ブラックウェルが母のために買ったイアン・フレミングの別荘を中心としたリゾートを渡辺由佳里氏が紹介、という自分には思いもつかなかった取り合わせ
  • 小説、2022年のオススメはこれ 書評家2人が選んだのは:東京新聞 TOKYO Web

    年末恒例の「文芸対談」をお送りします。書評家の豊崎由美さんと杉江松恋さんが2022年の文芸界を回顧。純文学からエンタメ作品、海外文学まで膨大な小説の中から「オススメ!」の10冊をセレクトし、魅力を語り尽くしてもらいました。(以下、敬称略)

    小説、2022年のオススメはこれ 書評家2人が選んだのは:東京新聞 TOKYO Web
    medihen
    medihen 2022/12/22
    "書評家の豊崎由美さんと杉江松恋さんが2022年の文芸界を回顧。純文学からエンタメ作品、海外文学まで膨大な小説の中から「オススメ!」の10冊をセレクト"
  • すべてが成長する時代は終わり、素晴らしい停滞の時代が始まる──『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 - 基本読書

    Slowdown 減速する素晴らしき世界 作者:ダニー・ドーリング東洋経済新報社Amazonこの『Slowdown 減速する素晴らしき世界』は、世界人口の増加も、経済の発展も、平均寿命も、負債も、技術革新も、すべての「加速」が終わって減速、あるいは停滞に向かうことを各種データから示していく一冊だ。加速する世界がいいもので、停滞は悪いものだとする価値観があるが、書は副題に「素晴らしき世界」と入っているように、決して次にくる停滞の世界が「悪いものである」という立場をとらない。 たとえば世界の人口はこの先一度100億〜110億あたりで天井へと至り、その後急速に減少していく。個々の国々からしてみれば人口が減少することは生産年齢人口が減ってGDPも税収も減少し国内市場が減少しと良いことがないが、世界的にみればこれは朗報だ。人数が少なければ少ないほどスムーズな意思決定が可能になる。ゴミを出し、エネル

    すべてが成長する時代は終わり、素晴らしい停滞の時代が始まる──『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 - 基本読書
    medihen
    medihen 2022/08/23
    人口減少・経済減速の世界が来るって、やっぱ日本は先端行ってるわ。
  • 『三体』三部作の裏側で起こってきたことに光を当てる、まさにこれが読みたかった! と思える公式スピンオフ──『三体X 観想之宙』 - 基本読書

    三体X 観想之宙 作者:宝樹早川書房Amazonこの『三体X』は、劉慈欣による中国SF最大の話題作である《三体》三部作の、宝樹による公式外伝(スピンオフ)である。公式外伝といっても種類はたくさんあるが、作が描き出すのは基的には『三体』の第三部で起こっていたことの裏側になる。 三体の第三部はそれまでの第二部とは異なって極めてスケールが大きくなったこともあって、小さなことは置いてけぼりに物語が進行していった。作(『三体X』)はそのあたりの拾われなかったSF設定を広げたり、キャラクタ間のありえたかもしれないやりとりを補完したりといった、二次創作的な色の強い作品となっている*1。扱い的にも正史の中に組み込まれているわけではなく、あくまでもパラレルワールドだ。 《三体》三部作は楽しんだけど二次創作はええかな〜という人もいるだろうし、僕も読み始める前はその気持ちがあったが、読み終えてみればそうも

    『三体』三部作の裏側で起こってきたことに光を当てる、まさにこれが読みたかった! と思える公式スピンオフ──『三体X 観想之宙』 - 基本読書
    medihen
    medihen 2022/07/15
    『三体』はもういいかな、と思っていたけど、こちらのレビューを読んだら読みたくなった。
  • こういう本を待っていた! WebのUXを改善するライティングに特化された解説書 -Webコピーライティングの新常識「ザ・マイクロコピー」

    マイクロコピーとは、Webサイトやスマホアプリのボタンのラベル、ボタンやフォームに添えるテキスト、エラーメッセージなどのUIデザインに使用される短いテキストのことです。優れたマイクロコピーを使用することで、入力ミスが少なくなったり、ボタンのクリック率があがったり、さまざまな効果を得られます。 思わずクリックしたくなるタイトル、迷わずクリックできるボタンなど見かけませんか? ボタンに書かれているラベル、ボタンに添えられたテキスト、これらに使われる文言はほんの少し工夫を加えるだけで、劇的な効果を発揮します。 WebサイトやスマホアプリのUIで使用する文言、ライティングのテクニックを身につけたい人にお勧めします。書は「ザ・マイクロコピー(紹介記事)」の第2版で、内容は大幅にアップデートされています。 UIデザインで使用する言葉、ボタン、フォーム、ナビゲーションに使用する文言など、言葉の魅力でU

    こういう本を待っていた! WebのUXを改善するライティングに特化された解説書 -Webコピーライティングの新常識「ザ・マイクロコピー」
    medihen
    medihen 2022/05/20
    これは実用的かも → "UIデザインで使用する言葉、ボタン、フォーム、ナビゲーションに使用する文言など、言葉の魅力でUXを改善するためのライティングについて詳しく解説"
  • 作家が自身の本棚で売る 書評サイト発のシェア型書店 - 日本経済新聞

    多数の書店や出版社がひしめく東京・神田神保町で3月、シェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS(パサージュ バイ オールレビューズ)」が開店した。小説家や書評家が棚を借り、それぞれの選書を並べて販売する。電子書籍や電子商取引(EC)の台頭でリアルのや書店の需要に陰りが見える中、の新しい紹介・販売の仕方として注目されている。「著者自身が屋になることで、をロングセラーに戻し

    作家が自身の本棚で売る 書評サイト発のシェア型書店 - 日本経済新聞
    medihen
    medihen 2022/04/16
    “東京・神田神保町で3月、シェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」が開店した。小説家や書評家が棚を借り、それぞれの選書を並べて販売”