“SF思考”でアイデアを発散 議論ツール「SFプロトタイピング」で考える100年後 対話を広げるコツは?:SFプロトタイピングに取り組む方法(1/3 ページ) こんにちは。SFプロトタイパーの大橋博之です。 この連載では、僕が取り組んでいる「SFプロトタイピング」について語ります。SFプロトタイピングとは、“SF思考”で考えた未来を基にSF小説などを創作して、最終的に企業のビジネスに活用したり、未来から逆算して現在すべきことを考えるメソッドです。 これまで、東京都下水道局や農林水産省の実践事例や、SF作家の樋口恭介さんへの取材を通してSFプロトタイピングを紹介してきました。みなさん口をそろえて「簡単なディスカッションでもいいから取り組んでほしい」と話します。 しかし実際に取り組むといっても進め方に悩むケースが多いでしょう。そこで今回は、SFプロトタイピングの進め方や気を付けたい点をご紹介し