今回はデジタル時代のメディアの最重要概念である「読者開発」の具体的な中身に入っていきます。ニューヨーク・タイムズ(NYT)が試みた事例が豊富に語られ、すぐに実践できるものも多いです。 いま、ちょうどニューヨーク市立大ジャーナリズムスクールのプログラムに参加していて、イノベーション・リポートを書いた担当者の一人がゲストで来てくれました。(リアルな話が聞けたけど、オフレコなので書けない!) 世界中から大手メディア幹部や尖ったスタートアップメディアが集まる場で、いまだに議論のネタにある。そのこと自体が、このレポートの凄さを示しています。 ディスカバリー・プロモーション・コネクションレポートでは読者開発は「机上の空論として片付けられがち」と指摘し、実際に実験をしてどれだけの効果を上げるかを3つの分野で例示しています。 ・読者開発の最初の一歩「ディスカバリー(読者の発見)」 ・積極的に記事をアピール