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古書店に関するmedihenのブックマーク (14)

  • 蔵書150万冊を誇る古書の聖地「たもかく」で、本の森の賢者はかく語りき

    福島県の西部、新潟との県境にある只見町に一風変わった屋があるのをご存知だろうか。 店の名前は「たもかくの街」。 いわゆる新刊を扱う店ではなく、古書店だ。 1994年に開業して以来、まもなく25年。 膨大な蔵書は、その数なんと約150万冊。 これは都内の大型書店が抱える在庫数をはるかにしのぐ数という。 控えめに言っても「日一」。 そんな屋がなぜ、人口5,000人にも満たない、冬ともなれば3メートルを超す雪が降る日有数の豪雪地帯で四半世紀も営業しているのか。 代表の吉津耕一さんに話を聞いた。 「たもかくの街」誕生までの前日譚 ログハウス風の建物がいくつも並ぶ。中にはがぎっしり 「最初は木工所としてはじまりました。しかし、当時(おそよ40年前)は木材が海外からどんどん輸入されはじめたころで、木工所がどんどんつぶれていた時代。それでもうちは後からはじめたのでやめたくなかったんですよ

    蔵書150万冊を誇る古書の聖地「たもかく」で、本の森の賢者はかく語りき
    medihen
    medihen 2020/09/28
    "本を読む人がいないなんて頭の古い人が変化を見ないで、古くなった方を見て嘆いてるだけ。代わりに新しい変化が生まれて、世界中で情報の売り上げは増えている"
  • 中古本市場の実情をさぐる(不破雷蔵) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    出版物との出会いは書店や通販での購入、図書館で蔵書を借りることに限らない。新古書や古書と呼ばれる中古でも出版物との出会いを体験できる。それら中古を取り扱う新古書店や古書店の市場の実情を、日販による「出版物販売額の実態」最新版(2018年版)のデータを基に確認する。 まずは世間一般で一番よく使われる「古」という表現について、詳しく定義の確認をする。定義そのものは語られる場で微妙に違いがあるが、一般的には次の通り。出版物は新刊として書店やコンビニなどに配されるが、一定期間が経つと返されることになるものの、それらのは新品と比べて紙質が劣化していたり汚れていたり破損している場合も多々あるため、そのまま再配するのは難しい。また、旬を過ぎている以上、再配してもセールスは見込めない。再販価格維持制度があるので値引きしての販売も不可能。 そこで返された出版物を古書扱いの形で新古書としてリ

    中古本市場の実情をさぐる(不破雷蔵) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    medihen
    medihen 2018/10/15
    "中古本市場も緩やかな動きではあるが、縮小傾向にある。古書店はそれほどでもないが、新古書店の縮小度合いはやや大きめ"
  • 日本の古本屋 / 『神田神保町書肆街考』について

    神田神保町という特殊な大学街=古書店街の形成を論じた『神田神保町書肆街考』を執筆しているときに感じたのは、日は「中金持で中貧乏な国だなあ」ということだった。アメリカのような超格差社会だと大金持ちと大貧乏人しかいない。そのため大金持ちの子供が行く大学の授業料はとてつもなく高い。年間四〇〇万円以上である。一方フランスのような平等が建前の国だと大学の授業料は無料である。 では日はというと、真ん中くらいの授業料で年間一〇〇万円。そのため日の大学は専任教員の数を限定し、不足分を非常勤講師で補わざるをえない。神田神保町に明治・中央・日大・専修などの大学が蝟集しているのは非常勤講師の掛け持ちに便利だからである。 これと同じ構造を神保町の古書店街にも見ることができる。非常勤講師のやり取りに相当するのが市会である。ここでは、仕入れた不要な古書を出品し、必要な専門古書を買うことができる。市会という相互扶

    日本の古本屋 / 『神田神保町書肆街考』について
    medihen
    medihen 2017/04/25
    "本は発行部数が減り、高価格化するから。つまり「耐久消費財」に戻るのである。そして、本が「耐久消費財」となったら、再び古書店に春が訪れるだろう。その何よりの証拠はほかならぬ『神田神保町書肆街考』である"
  • コクテイル書房の日々:とある銀行の古書部 - livedoor Blog(ブログ)

    昨日は一風変わった古屋さんが来店された。古屋というか、とある企業の古書部にお勤めの方、というのが正確な言い方か。そう、会社の中に「古書部」という部署があり、そこの責任者「古書部長」が店に来られた。個人商店が多い古屋だが、神田などには多い法人化し「会社」として営業している、という意味ではない、とある大手の会社の中に「古書部」というのが存在するのだという。 どんな会社か?それは金融機関、はっきり言えば銀行の中に古書部、というのが存在しているのだという。銀行はお金を貸すさいに「担保」をとる。通常は土地や建物などの不動産だが、例外として、自動車、絵画、古美術品のどを担保にお金を貸すこともあるという。そこの銀行の頭取は部類の古好きで、古を担保にお金を貸し、結果、返せない方からの担保である貴重な古書が、大量に銀行の金庫に集まったのだという。 古屋に買い取ってもらう、という案も普通に出たのだ

    コクテイル書房の日々:とある銀行の古書部 - livedoor Blog(ブログ)
    medihen
    medihen 2016/03/18
    “金融機関、はっきり言えば銀行の中に古書部、というのが存在しているのだという”
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 篠村書店の思い出

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 金曜日は渋谷で打合せと研究会だったので、足を伸ばして、神保町の篠村書店まで行ってきた。30日で閉店と思ったら、ツイッターの誰かのつぶやきでは31日の日曜日も開けるみたいです。 今でこそ明るい店内になったが、私が神保町に通い始めた2001年は改装前の暗い感じのお店で、まだ鉄道関係の書籍はそれほど目立たず、汚い棚の上に重厚なが置かれたりしている圧倒的に社会科学の古屋だった。いつか、鉄道のが増えましたねえと話したら、社会科学のは売れないからねえ、こっちも商売だからと話していた。当時は入るのにはなかなか勇気がいるお店だった。ご主人が生きていらした頃は目録を出していて、それが高く評価されていたことがおばあさんの自慢だった(なお、2014年に

    medihen
    medihen 2016/02/19
    “あの頃の私の夢は、篠村書店の本棚に自分の書いた本を並べてもらうことだった。プロの古本屋に認められるようなものを書きたかった。”
  • タイポグラフィに特化した古本屋がオープン 1千点の書籍をラインナップ

    IROHA GRAND HOTEL 【いろはグランホテル松駅前】コラボパートナーになってホテル... 詳細を見る

    タイポグラフィに特化した古本屋がオープン 1千点の書籍をラインナップ
    medihen
    medihen 2015/04/23
    こういう専門特化はわかりやすい。でも、1,000点というのは素人目にも「本屋」というには少なすぎるような気がするな。
  • 『古本コンシェルジュ』

    湘南つれづれ 古屋引退のその後 終世紀 -詩も毎日更新 goo BLOG https://blog.goo.ne.jp/kitano_tabibito わたしは奥の事務室からなるたけ出ないようにしているが、若い二人にお客の相手をさせていて、じっと応対の会話を聞いていて、もどかしくなり、ついしゃしゃり出る。出るなよと自分を抑えても、どうにもならなくなる。それなら、暇なときは、売場をうろうろして、何か探し物をしているお客の話し相手、相談員になってもいい。そういう仕事は年寄りがするのがいいだろう。格好よくいえばいま流行りで古コンシェルジュ。 なんでも横文字にするのに抵抗はある。わたしは国粋主義者ではないが、どうも肩書きを横文字にしたがる傾向には批判的だ。それでわたしは自分を番頭にした。名刺にもそう印刷している。 茶道をしているおばあちゃんが表千家の教材を買いにくる。 「いっぱいありますよ」と

    『古本コンシェルジュ』
    medihen
    medihen 2013/12/06
    いろいろなお客さんとのやり取りが楽しい古本屋エッセイ。
  • 『本が嫌いな書店の店主』

    湘南つれづれ 古屋引退のその後 終世紀 -詩も毎日更新 goo BLOG https://blog.goo.ne.jp/kitano_tabibito 世の中には、嫌々仕事をしている人はたくさんいる。跡継ぎもそうで、自分のしたいことが他にあるのに、親父の仕事を継がないといけない。うちの古屋は、たまたま息子が古屋という仕事を好きになってくれたので、みんなから、いいねえ、跡継ぎができてとよく言われる。神保町の古書街も、一時は後継者不足で店を閉めたりしていた。古屋の息子は頭がよく、いい大学を出て、官僚になろうとしたり医者になろうとしたとき、親はまさか、古屋を継がせたいとは思わない。 わたしの知る古屋さんは、娘さんしかいないので、婿をとらないと、店は自分の代で終わりだと、なんとか娘に婿をと思って親が婚活していた。いまは、子供の数も少ないので、無理くり店を継がせると、好きな道を歩かせない

    『本が嫌いな書店の店主』
    medihen
    medihen 2013/10/04
    “本を愛する人は、前にも書いたが、古本屋はできない。本が怖い。本が嫌いにならないと、とてもやってはゆけないのだ。まさか、こんなことになろうとはゆめゆめ思わなかった”
  • 神保町の古書店が薦めるカレー屋

    世界一と言われる古書店の街、神保町。 神田古書店連盟に加入している数だけで、なんと158店舗。その数はさらに増えていっているという。 職場が近いので常々「全部周ってみたい」と思うのだがなかなか実行に移せない。…こうなったら気合を入れて、丸1日で全て周ってしまおうか。 あと、せっかく周るのだから何か聞いていこう。 (1日で古書店を周るのが目的の記事ですが、最後に神保町の美味しいカレー屋が分かります)

    medihen
    medihen 2013/08/01
    ”(1日で古書店を周るのが目的の記事ですが、最後に神保町の美味しいカレー屋が分かります)”
  • オーラがある本 - ecotalkの日記

    ◇天気、晴れ ♪太陽光発電 95kw 土曜日で快晴です。 今朝はまず御代田町で買取があって行ってきました。古い文庫が棚一くらいあると聞いて伺ったのですが、古屋基準でいうと古くなく状態も良くなかったことから、数冊だけの買取りになりました。 古いがあると言っても、古屋的に「古い」という感覚と一般的な「古い」というのはだいぶ違うのかもしれません。 例えば今の若い人はブックオフにあるようなが古という感覚だと思いますが、自分としてはブックオフは古屋ではありません。ブックオフをリスペクトしなくては古の未来はないというようなコメントをどこかで見たことがあり、違和感を覚えたことがあります。 うまい表現が見つかりませんが、ブックオフのは古いのではなく単なるリサイクルです。古というのはそういうリサイクル的な安売りではなくオーラがあるです、ヤケていたりシミがあったりもするのですがなん

    オーラがある本 - ecotalkの日記
    medihen
    medihen 2013/05/20
    ”ブックオフの本は古いのではなく単なるリサイクル本です。古本というのはそういうリサイクル的な安売り本ではなくオーラがある本です”
  • 元パチンコ店に古書30万冊、22店の底力結集 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    茨城、東京、千葉、埼玉などの古書店22店が協力し、約30万冊を扱う店舗「つちうら古書倶楽部」を31日、茨城県土浦市のJR土浦駅近くにオープンさせる。 同市の古書店主が同業者に呼びかけ、賛同する店が集まった。 店舗面積は約800平方メートル。絶版や希少を扱う旧来の古書店では関東最大級の広さといい、東京都古書籍商業協同組合(千代田区)は「古書店がこれほど多く集まり常設店を開く例は聞いたことがない」としている。 今回の“呼びかけ人”で、同店店長を務める土浦市の古書店主・佐々木嘉弘さん(58)は「古書との出会いを通じ、活字の楽しさを知ってもらう場にしたい」と話す。 佐々木さんは2010年から同駅前のビル3階の約100平方メートルのスペースで、約5万冊を扱う古書店を経営。そのビルから2月で立ち退きを求められ、跡に市役所が入ることが決まった。約10年前から、他の古書店を募って広いスペースで古書を扱

    medihen
    medihen 2013/03/27
    行ってみたいけど遠いなぁ。
  • 『ビブリア古書堂に期待』

    湘南つれづれ 古屋引退のその後 終世紀 -詩も毎日更新 goo BLOG https://blog.goo.ne.jp/kitano_tabibito いままでは日陰の花であった古屋がようやく、としてもベストセラーに入り、マンガになり、テレビの連続ドラマのなんと、主役になった。残念ながら、青森ではフジテレビ系列の番組なので見ることはできないが、息子は多チャンネルを契約しているので、録画して見せてあげるという。 業界でも、古屋というものに対する認識を深めてもらい、親しみからさらに利用していただければ、嬉しいことこの上ない。 ブックオフができて、古屋というものが身近になり、入ったことがあるという人も増えたが、いまから30年くらい前までは、マンガやゲームを扱う古屋であれば、近所の子供らも利用しただろうが、当の古書ばかり扱う地味な古屋には入ったことがない人が大半だった。 いまでも、

    『ビブリア古書堂に期待』
    medihen
    medihen 2013/01/17
    ”女子が古本に目覚めて、客になってくれれば、単純に売上は倍増なのだ”
  • 『古本の大敵は火と水だ』

    冬は火災が怖い。自分が注意しても貰い火がある。古屋にとって、火災は立ち直れないほどのダメージだ。10年20年かけて集めた在庫がパーになる。 最近は大火というのが少なくなり、防災意識と建物の建蔽率などで、町ひとつがぺろりと燃えることはあまりなくなった。わたしが子供のときは青森でもあった。それでも半世紀前のことだが、八戸市の白銀と鮫の大火では1000世帯が焼け出された。県道に沿って長さ1500m幅200mというから、戦後最大規模だった。その大火が起こった後に、わたしは親父に車で連れられて、ぺろりと焼け野原になった町を走って見た記憶がある。ぼちぼちと建物が建てられていた。うみねこの繁殖地で有名な蕪島や種差海岸に行く途中であった。 昔は、暖房の多くが薪ストーブであった。それでよく火事を出した。我が家でも、煙突の建物の壁から出たところが焦げていた。火力が強いと煙突からよく火の粉が飛んだ。それがよそ

    『古本の大敵は火と水だ』
    medihen
    medihen 2013/01/09
    ”本は本棚にそっくりと並んでいるが、触ってみるとしっとりと冷たい。それは死んだ本たちであった。”
  • 『ビニ本が売れる』

    ビニとは何か。という質問をしたら、うちの女子はまだ若いので知らなかった。息子はなんとか判るようだが、現物を見たことがない。いま、盛んに売れているコンビニと間違う人もいるかもしれない。ビニール袋に入ったアダルト雑誌は自販機でも売られていたが、わたしの若いときは、修正していて見えそうで見えないところがよかった。ビニには懐かしさがある。いまならおかしなくらいのデカパンの下着で髪型も化粧もどこか時代を感じさせる。どう見ても三十を過ぎているおばはんがセーラー服を着ている。セーラー服なんかもいまは見かけないだろう。 そうしたエッチなビニの話ではない。単純にビニールで包んだ全集が、裸で積んでいたときより売れるということだ。俄然売れ行きが違う。よその古屋では普通にいままでも行われていたことだが、うちは面倒くさいと、そのままであった。紐で縛ったりもしないので、お客に一冊抜かれて、いつか不揃いになっ

    『ビニ本が売れる』
    medihen
    medihen 2013/01/08
    そりゃ全集や全巻揃いは1個にまとめてもらった方が買い手としても、目につきやすい。「全巻揃い○○円」とか書いてあると(なんとなく)お得感もあるし。
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