NTT東日本の通信設備に何らかの方法で放火し、インターネット回線などに通信障害を起こしたとして、警視庁捜査1課は、建造物等以外放火と威力業務妨害などの容疑で、千葉県船橋市三山、無職、釜付敦史容疑者(46)を逮捕した。調べに対し、「覚えていません」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は、11月20日午後3時10分から約25分間、東京都中央区日本橋の路上で、NTT東日本のハンドホールと呼ばれる通信ケーブルなどが入った縦穴(縦60センチ、横120センチ、深さ135センチ)内に、何らかの方法で放火し、ケーブル6本(被害総額約40万円相当)を燃やして、通信障害を起こしたとしている。 捜査1課によると、ハンドホール内でカセットボンベ1本と固形燃料の残りかすが見つかったほか、約100キロのフタが吹き飛んでいたことから、内部を爆破したとみられるという。
AI=人工知能が通話内容を解析して特殊詐欺の疑いがあると判断した場合、自動で警察に通報が行く取り組みを警察やNTT東日本などが始めることになりました。 19日は県庁でいわゆる「電話でお金詐欺」の防止対策を盛り込んだ協定書の調印式が行われ、県警察本部の小山巌本部長やNTT東日本、信州大学などの担当者が出席しました。 協定では専用の機器を電話に取り付けて、AIが通話の内容を解析して詐欺の疑いがあると判断した場合、自動で警察に通報が行くとしています。 また、信州大学は実際の被害の情報をもとにAIが詐欺の疑いがある通話をより検知するように研究していくことになっています。 警察によりますとことし1月から今月18日までの「電話でお金詐欺」の被害額は4億2800万円余りと去年の同じ時期のおよそ2倍で、すでに去年1年間と比べても1億6000万円以上も多くなっています。 NTT東日本長野支店の茂谷浩子支店長
21日は認知症への正しい理解と支援を呼びかける世界アルツハイマーデーです。日本でも認知症の早期発見と治療が課題となるなか、大手通信会社が、AI=人工知能を活用し、認知症の疑いがあるかどうかを、電話で測定するサービスを無料で始めました。 大手通信会社が始めたのは、電話をかけたうえで、その日の日付と、自分の年齢を答えるだけで、脳の健康状態をチェックし、認知機能を測定するサービスです。 電話のガイダンスに従って回答すると、AI=人工知能が、声のトーンや回答の速さなど、1000余りの要素を分析し、その場で認知症の疑いがあるかどうか、音声で結果が伝えられます。 判定にかかる時間は、およそ1分で、会社では、軽度の認知症の疑いがあるかどうか、93%の確率でチェックできるとしています。 厚生労働省によりますと、認知症の高齢者は国内で600万人以上いるとされ、2025年には、65歳以上の人の5人に1人に当た
NTTは、デジタル変革(DX)の強化により2023年度のコスト削減額を2000億円以上積み増す。自動化の対象とする業務の拡充や、紙の使用の原則禁止などに取り組む。本社機能や間接部門の地方への分散も進める。テレワーク中心の働き方に転換していく過程で業務プロセスの見直しを行い、結果として費用の抑制につなげる。自社グループで確立したDXの知見を協業企業や顧客に横展開することも目指す。 NTTが「ジョブ型」人事制度を全管理職に拡大した深いワケ 自動化対象の業務プロセスは、25年度に21年度比5倍の100以上に増やす。紙の使用量はグループで20年度に6000トンだったが、25年度に原則ゼロとする。本社機能や間接部門の地方への分散は22年度から進める。 従来のコスト削減目標は23年度に17年度比で8000億円以上としてきたが、21年度に2年前倒しで達成する見込み。28日に発表したDX強化策の効果も勘案
マンガやアニメの「海賊版(無断配信)」対策として、政府がうちだした「ブロッキング」要請。これに、NTTグループの通信事業者3社(NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTぷらら)が応じる方針を明らかにしたことに波紋が広がっている。問題点を整理しつつ、改めてNTTグループに経緯をただした。 NTTグループの通信事業者3社(NTTコミュニケーションズ・NTTドコモ・NTTぷらら)が、マンガや動画の「海賊版(無断転載)」サイトに対するブロッキングを実施する方針を発表した。 →NTTグループ3社、「漫画村」など海賊版サイトをブロッキングへ この方針は、政府が打ち出した「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案)」(PDF形式)に基づく措置。しかし、この手法はブロッキングを“する”側が法的リスクを負うなど、問題点もある。 そもそも「ブロッキング」とは何なのか。そして、それの何が問題な
NTTは、Webシステムを開発するためのアプリケーションフレームワーク「Macchinetta(マキネッタ)フレームワーク」をGitHub上で公開した。 Macchinettaフレームワークは、Java言語向けのオープンソースソフトウェアのアプリケーションフレームワーク「Spring」を中心に、Webシステムの開発において必要となる共通機能の提供と、アプリケーションの基本的な実装手法等をドキュメントとして整備したもの。NTTグループにおいて広く標準的に活用されており、豊富なベストプラクティスに基づいて作成されているという。 OSSの組み合わせによる共通機能の提供においては、様々なユースケースを想定した動作検証を行い、OSSのアプリケーションフレームワークであるSpringを中心にOSSスタック推奨モデルとして定義しているという。 MacchinettaフレームワークのOSSスタック推奨モデ
NTT(日本電信電話)は2016年11月11日、2016年4~9月期連結決算(米国会計基準)を発表した。売上高は前年同期比1.2%減の5兆5243億円、営業利益は同26.3%増の9265億円と、減収増益だった。減収は為替の影響が大きい。増益は減価償却方法の変更による効果に加え、地域通信事業や移動通信事業が大きく貢献した。 地域通信事業は減収傾向が続くが、776億円の増益を記録した。光回線の卸提供「光コラボレーションモデル」へのシフトに伴う営業費用の削減、運用や保守の効率化、減価償却方法の変更による利益拡大が著しい。NTT東日本の営業利益は前年同期比21.4%増の1237億円(進捗率は70.7%)、NTT西日本は同89.9%増の712億円(同83.8%)となり、両社ともに通期目標を100億円上方修正した。フレッツ光の純増数も前年同期比12万5000件増の44万5000件と好調に伸び、NTT東
第6章(3)はこちらをご覧ください。 2012年11月8日、NTT持株会社は「新たなステージを目指して」と題した中期経営計画を発表しました。あるNTT幹部は「あそこまで通信サービスをバッサリとやって大丈夫なんだろうか」と感想を漏らし、私も思わず「驚きました」と相づちを打ってしまったほどです。 同計画書は現状認識から始まり、NTTグループの理念を述べた後、「グローバル展開」と「ネットワーク・サービスの強化」を目標に据えています。これは今回社長に就任した鵜浦博夫氏が示すNTTグループの新たな方向です。読み込んでゆくと、グループ全体に与えるインパクトの大きさに背筋が寒くなります。 新たなステージとはなにか まず、今回の中期経営計画の骨子を私なりに読み解いてみましょう。 計画書の一ページ目は、先ほども述べたように現状分析です。現在をインターネット時代と定義しています。一方、これから向かう世界を『イ
「国内企業のグローバル展開をクラウドで支援する」。こうした方向性を示し、NTTコミュニケーションズは「グローバルクラウドビジョン」というクラウド戦略を掲げている。ユーザー企業側が期待する通信キャリアならではの強みは、同社のサービスに具体的にどう現れているのか。今後の事業展開の方向性とあわせて、NTTコミュニケーションズのクラウドサービス部 ホスティング&プラットフォームサービス部門 担当部長である和泉雅彦氏に聞いた。 プライベートクラウドのグローバル拠点を継続して拡大 グローバル展開する企業から聞かれるIT統制の課題として、海外現地法人のIT環境が国内とは異なるため、ガバナンスが効かない状態だったり、拠点ごとにばらばらに構築したシステムによって運用管理コストが積み上がったりといた声は少なくない。そうした課題を解決するのはクラウドなのだが、海外や国内拠点に分散したシステムをしっかりと統合でき
NTTがグループを挙げてSaaS(software as a service)への取り組みを強化している。なかでも力を入れるのはSaaS事業者向けのプラットフォーム分野。NTTコミュニケーションズが「BizCITY for SaaS Provider」,NTTデータが「VANADIS SaaS Platform」の名称でそれぞれサービスを展開する。さらに現在は,NTT持ち株会社の主導のもとグループで,NGN(次世代ネットワーク)向けSaaSプラットフォームの共同開発を進めている。NTT持ち株会社の宇治則孝副社長にSaaSへの取り組みや期待,今後の展開などを聞いた。 NGN(次世代ネットワーク)の利用を促進するため,様々なタスクフォースを立ち上げて検討している。SaaSはそのうちの一つ。NTTコミュニケーションズやNTTデータをはじめとしたグループ各社のキーパーソンを集め,SaaSの展開につ
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