Coral Insightsをお読みの皆さまであれば、もう「Clubhouse」と目にするのはウンザリしているかもしれません。あるいは人によっては引き続き興奮気味に「これはすごい」というかもしれません。いずれにしても過去1週間ほどで日本のネット界でのClubhouseの話題性は、近年なかったタイプのものだと思います。 私もご多分に漏れず、ここ数日はかなりClubhouseで、あちこちのルームをのぞいたり、自分で喋ってみたりもしています。それで感じるのはTwitterが2007年4月の特定の1〜2週間という短期間に日本のネット界隈の人たちがこぞって参加しはじめた頃の空気感に似ているなということです。ClubhouseとTwitterは、音声とテキストという違いはもちろんありますが、現実世界にあるソーシャルグラフ(人と人のつながり)を上手にすくい取って、それまでオフラインにしかなかった種類のコ