ユーザーが冒頭の文章を数行書くと、続きをAIが作文するWebサービス「AIのべりすと」が登場し、一部で話題になっている。例えば、「吾輩は猫である。名前はまだない。そんな吾輩は今」のように書き出しを入力すると「とある場所にいる。そこはどこかというと、我が家のリビングだ。ソファに腰掛けてテレビを見ているのは、俺の妹である美夏だ」のように続きを出力する。
私は日々、AIを活用した創作活動を行なっている。特にAIの中でも自然言語処理に着目し、AIによる文章の生成について研究をしている。今回はAIを使って自動で詩を作るにはどうしたらよいか自分の作品を交えながら考察したいと思う。 Whispers from Buzz私はTwitterのトレンドワードを題材に、AIが詩を綴り続けるインスタレーション作品を作った。 その日その時のTwitterで発話数が多い特定の単語「トレンドワード」をリアルタイムに取得し、関連するツイート群 を統計解析し特徴語を割り出す。20万文の日本語を学習したAIが、特徴語から新規の文を生成することで、トレンドワー ドを題材とした詩(に見えるもの)が生成される。 3つの異なる性格付けをしたAIが同じお題(トレンドワード)でテイストの異なる3つの詩を生成し、プリンターから印刷し続ける。SNS上に投稿され、タイムライン上を流れては
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