大量の個人情報が入った神奈川県庁のハードディスクがネットオークションに出品された問題で、別のディスクを盗み出したとして逮捕されたデータ消去会社の元社員が「持ち出しは簡単だったので毎日のようにやった。ばれないと思っていた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。 警視庁の調べに対し、高橋容疑者は入社直後の3年ほど前から持ち出しを始め、神奈川県庁の件についても認めていますが、その後の調べで「持ち出しは簡単だったので毎日のようにやった。ばれないと思っていた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。 ハードディスクは東京・大田区にある事務所のデータ消去室に保管されていて、入室にはIDカードや指紋による認証が必要で、私物の持ち込みは禁止されているということです。 一方、退社する際の手荷物検査は全員に対してではなく抜き打ちで行っていたということです。 警視庁は日常的にハード