戦時中の広島や呉を舞台にしたアニメーション映画「この世界の片隅に」の公開開始からの連続上映が1000日を超え、終戦の日に合わせた特別上映のあと、片渕須直監督が戦争について想像することの大切さを訴えました。 3年前、平成28年11月の公開開始から途切れることなく上映が続く異例のロングランとなり、1007日となった終戦の日の15日、東京 新宿の映画館で特別上映が行われました。 上映のあと、片渕須直監督があいさつに立ち、「昭和19年の8月15日、終戦の日の前の年を思い浮かべてください。その時は日本にはB29が2、3回しか飛んできていない頃でした。そこからの1年間で、空襲で250万人くらい亡くなります」と説明したうえで、「きょうから戦争が終わるまで1年もあります。想像してみてください。そうやって期間を考えるといろんなことを実感できると思います」と呼びかけていました。 映画を見た18歳の女性は「この