先月、精神分析をしてもらい34歳にして知った事実を書こうと思う。きっと同じ人がいるんじゃないのかと思う。 僕は昔から人の話を聞くのが遅かった。理解するのに時間がかかっていた。 なので僕の頭はなんと回転が遅いのだろう、とクヨクヨする事も多かったし、友人たちや上司からは「理解力がない」とよく言われていた。後輩からもバカにされる事が多かった。 なので、いろんな方法で少しでも頭の回転を早くしようと努力をしていた。 ノート、メモ帳をつねに持ち歩き、その人の言葉を書き留める。 あとで見なおして反芻する。ケータイ(今はスマホ)は常に持ち歩き、自分自身にメールする形で聞き漏らしがないようにする。 しかし、ネットが仕事に入り込むようになって理解が遅い事もあまり苦にならなくなってきたのが幸いだった。 なんせ、文字として残るから理解が遅くても取り返せる。 そんな風に過ごしていたある日、僕は衝撃的な事実を知った。
ポイント ドイツと日本の共同チームによる「京」の全システムを使ったシミュレーション 従来のシミュレーションを神経細胞数で6%、シナプス数で16%上回る ヒトの脳全体の本格的なシミュレーションに向けたハードとソフトの開発に貢献 概要 理化学研究所(理研、野依良治理事長)、ユーリッヒ研究所[1](アヒム・バッケム所長)、沖縄科学技術大学院大学[2](OIST、ジョナサン・ドーファン学長)は、2013年7月にスーパーコンピュータ「京(けい)」[3]の全計算ノード82,944個(約70万個のCPUコア)を使用した、17億3,000万個の神経細胞が10兆4,000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションに成功し、ヒト脳の神経回路の全容解明に向けた第一歩を踏みだしました。これは、理研が代表機関となっている「HPCI戦略プログラム 戦略分野1:予測する生命科学・医療および創薬基盤」を中心とし
最新の研究によるとプラナリアは、頭を切断してもなお、頭が再生してしまえば切断される以前の記憶を維持したままとなることがわかった。 米マサチューセッツ州にあるタフツ大学の研究者 Michael Levin と Tal Shomra はプラナリアに秘められた驚くべき能力を発見し実験によって証明した。 扁形動物のプラナリアは著しい再生能力を持つ。彼らには、人間と比較するとシンプルではあるが臓器や体組織の多く持ち、これらの中には比較的複雑な構造の脳も含まれている。切断した断片から完全に再生することができ、その著しい再生能力のため古くから研究されている。 wikipedia-プラナリア 体表に繊毛があり、この繊毛の運動によって渦ができることからウズムシと呼ばれる。淡水、海水および湿気の高い陸上に生息する。 プラナリアの再生能力は著しく、ナミウズムシの場合、前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、
左脳と右脳に役割分担が存在するのは事実ながら、「左脳は計算、右脳はクリエイティブに使われる」という説は、科学的根拠のない迷信だった! 写真提供/PIXTA よく論理的な人を指して「○○君は左脳型だよね」なんて表現することがある。これに対し、インスピレーション重視の感覚派を「右脳型」と呼ぶ。 人間の脳が左右で分かれていることはよく知られている。それぞれ役割が異なり、たとえば計算や文章執筆は左脳が担い、絵画や音楽など芸術的分野を右脳が担うという。でも、これって本当なのだろうか? 「いいえ、残念ながら、世間でいわれる脳の左右差に関する情報の大半は、フィクションですよ」 そうバッサリ斬るのは、オスロ大学心理学部の末神翔先生。一般的に長年信じられてきた説だけに、これは意外だ。 「たしかにこれまでの研究から、左右の大脳半球はそれぞれ異なる性質の情報処理を“得意”とすることが示されてはいます。し
2013-04-11 『電気泳動で脳を透明化する技術』が凄い!Natureに出た衝撃の論文に世界中の科学者が沸く 科学 2013年4月11日のNature誌に発表された画期的な論文を見て世界中の研究者が驚いています。 Structural and molecular interrogation of intact biological systems (Nature, 2013) 丸ごとの脳を透明化出来たと言うこの研究内容、いったいなにが凄いのでしょうか。簡単にご説明致します。 透明化した脳で見れる神経回路の美しさ! 「脳って白くてピンクで、透明化しても意味有るの?」と思われるかもしれません。近年の研究によって脳内の神経細胞に色を付ける技術が飛躍的に進みました。この論文では一部の神経細胞にGFPが発現した脳を透明化しています。まずは以下の動画をご覧下さい。脳内に存在する精緻な神経回路の
夢を解読する実験 【瀬川茂子】睡眠中の脳の活動パターンから、見ている夢の内容の一部を解読することに、ATR脳情報研究所(京都府精華町)の神谷(かみたに)之康・神経情報学研究室長らが成功した。5日付米科学誌サイエンスに発表する。夢を見る意味や仕組みの解明に役立つ可能性がある。 3人の協力者に眠ってもらい、機能的磁気共鳴画像(fMRI)を使って夢を見ている際に脳のどの場所が働いているかを調べた。脳波を測定して夢を見ていると判断した時に起こし、どんな夢を見ているのかを報告させることを200回以上繰り返した。「車」「本」などの単語が夢に出た場合、それぞれの脳の活動パターンを分析した。 次に、その単語の画像を協力者に見てもらい、fMRIで計測。脳活動のパターンを調べ、どんな画像を見ているかをコンピューターで推定するプログラムを作った。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必
「頭に電極」はもう不要! 脳波でモノを動かす装置がワイヤレスに2013.03.11 21:00 福田ミホ 現実が、攻殻機動隊にまた一歩近づきました。 ブラウン大学の研究チームが、ワイヤレスかつ充電式のブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)を世界で初めて開発しました。人間での実験はまだですが、まずはサルとブタでの13ヵ月間に及ぶ実験が成功しています。 BCIと言えば、頭に電極をたくさん付けて、その先にはコンピューターがあるというのが従来の姿(例)でした。なので、操作する人は基本的に椅子やベッドから動くことはできませんでした。でも、今回開発された新型BCIは違います。コンピューターに有線接続せずに使えるので、頭に電極を付ける必要もなく、操作する人が自由に動き回れます。BCIは体に麻痺のある人や運動機能が低下している人が使うことを想定しているので、自由に動けることは大事です。 デバ
小さい時、お休みの日は、お父さんと公園で遊んで、帰りにかき氷を食べるのがすごい楽しみでした。溶けると何だか損した気分になるので慌てて食べるんですけど、そうすると頭がキーンって痛くなるんですよね。 誰もが経験したことがあろう、あのキーン! あのキーンの正体が解明されたそうです。 以前は、冷たいものを食べると頭がキーンとする現象は、静脈洞の血管が急激に冷やされ、また温められるためだと考えられていました。でも実際にはもっと複雑なメカニズムがあったようです。 研究は、ハーバード大学医学校でなされました。経頭蓋ドップラー検査を用いて、冷たい水を飲んだ時に脳の血流がどうなっているかを観察しました。対比のため、常温の水を飲んだバージョンも行ったそうです。 結果はExperimental Biology 2012で発表されたのですが、冷たいものを摂取すると、前大脳動脈の拡張が起こり、結果として痛みが生じる
デカルトの「我思う故に我あり」は通常、「思考している自分は存在している」と理解される。「自分という意識は確実に存在している」というわけである。当たり前ではないかと思うかもしれない。残念でした。「自分という意識」は脳機能の処理結果であって、それ自体で存在しているわけではない。あなたには自由意志なんてない。あなたの意識や自由意志は脳のプロセスの、ただの傍観者なのである。 冗談のようだがこの話は脳科学を学んだ人には常識の部類である。なにかをしようと意識するよりも身体のほうが先に動くことは実験科学的にわかっているからだ。座っていて「ちょっと立ち上がろうかな」という自由な意識は、実際には立ち上がろうとする身体の神経反応の後から生じている。生理学者ベンジャミン・リベット(Benjamin Libet)が1980年代に明らかにした(参照)。身体運動についての自由意識と思われているものは、身体意識の承認の
もうけが少ない賭け事にも積極的に参加する傾向のある人は、驚きや恐れの感覚を保つ脳内の神経伝達物質ノルアドレナリンの働きが抑えられていた。賭けに負けて身にふりかかる危険に対する恐れを抱けず、「損をするかも……」という心理が働きにくくなるらしい。21日の米科学誌に発表した。 高橋准教授らは20~40歳代の男性19人に対し、コインを投げて表裏を当てる賭けの実験を計画。もうけの幅を1万~10万円で設定し、もうけの額がどの程度なら参加するかを尋ねた。そのうえで、回答結果を、画像診断装置で調べた脳内でのノルアドレナリンの働き具合と比較した。 その結果、もうけが「1万円」しかなくても賭けに踏み切る人は、「10万円」であれば参加を表明した人に比べ、ノルアドレナリンを吸収してその働きを止める物質が活発に働いていることがわかった。 高橋准教授は「ギャンブル依存症は『賭け事を絶つ』ことでしか治療できないが、原因
科学技術振興機構(JST)と東京大学は1月20日、脳の神経回路が、回路を形成する神経細胞「ニューロン」(画像1)より小さく、「シナプス」の単位で正確に編まれることで機能を発揮することを明らかにしたと発表した。東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二准教授らの研究グループによる発見で、成果は米科学誌「Science」に米国東部時間1月20日に掲載された。 画像1。ニューロンとシナプスの基本構造。ニューロンは、樹状突起が広がる細胞体部分と、そこから長く伸びる軸索とで構成され、ほかのニューロンから受け取った情報を処理して、ほかのニューロンに伝えていく。シナプス部分では、神経伝達物質を使って情報をほかのニューロンに伝える 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理している。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合であるシナプスを介して、次のニューロンに伝えられる(
東大など、数十年来の脳の謎を解明 - 脳回路が精密な配線であることを発見 マイナビニュース 1月20日(金)19時10分配信 科学技術振興機構(JST)と東京大学は1月20日、脳の神経回路が、回路を形成する神経細胞「ニューロン」(画像1)より小さく、「シナプス」の単位で正確に編まれることで機能を発揮することを明らかにしたと発表した。東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二准教授らの研究グループによる発見で、成果は米科学誌「Science」に米国東部時間1月20日に掲載された。 【拡大画像や他の画像】 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理している。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合であるシナプスを介して、次のニューロンに伝えられる(画像1)。 ニューロンには多くの樹状突起と呼ばれる枝分かれした線維があり、ここにあるシナプスは、樹状突起の先端
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く