印刷 郵便局ロビーで見つかった袋の中にあった現金1千万円とメモ=7日、長崎県警浦上署 7日午後4時半ごろ、長崎市川口町の長崎北郵便局で、ロビーにあった手さげ袋の中に「東北の災害の人達(たち)に使って下さい」と書いたメモと紙包みがあるのを局員が見つけ、浦上署に連絡した。駆けつけた署員が立ち会って中を確かめると、現金1千万円が見つかった。 署などによると、手さげ袋は客が伝票などを書くために使うカウンターの本棚の上にあった。100万円ごとに帯で束ねた現金が、新聞紙に包まれた状態で入っていた。名前など持ち主の身元を示すものはなかったという。 署は拾得物として3カ月保管し、持ち主が現れない場合は郵便局に返す。郵便局会社九州支社は、その後の扱いについて「これから検討する」としている。 関連リンク大阪に「伊達直人」再び 八尾市役所に10万円届く(1/7)紙袋に義援金1千万円 匿名男性「被災地の方へ