QRかICカードか? 交通系チケットシステムを巡る世界の最新事情:鈴木淳也のモバイル決済業界地図(1/5 ページ) 廉価版「Suica」のシステムを外販し、海外展開や交通系ICカードシステムの日本全国への普及を目指す計画の可能性が報じられている。一方、地域交通でQRコードを使う取り組みも進みつつある。世界の交通系システム事情も交え、交通系チケットシステムの現状を解説する。 2018年4月に日本経済新聞の電子版が「JR東社長『廉価版Suicaを研究』」という記事で、現状の交通系IC「Suica」のシステムをより安価で導入しやすいものとし、海外展開を視野に入れたシステム外販を目指している旨の報道を行った。 それから1年以上が経過した2019年2月、今度は産経新聞が「JR東日本、スイカ簡易版システム導入へ 全域カバーで電子マネー経済圏づくり」のタイトルで、JR東日本が廉価版Suicaを地方交通に
クレカ、Suica、FeliCa――「Apple Pay」日本上陸前に知っておきたいこと(1/3 ページ) iPhoneやApple Watchで決済ができる「Apple Pay」が、いよいよ日本に上陸するが、サービス開始前ということで、まだ不明瞭な点も多い。そこで「Apple Pay利用を見込んだiPhone 7のバイヤーズガイド」として、理解しておきたいことをまとめた。 9月7日(米国時間)に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたAppleのスペシャルイベントにおいて「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「Apple Watch Series 2」の3製品が発表され、さらに「Apple Pay」の日本国内参入が表明されている。実際の日本国内でのスタートは10月となるが、本稿では「Apple Pay利用を見込んだiPhone 7のバイヤーズガイド」として、サービス開始
世界最大手のIT企業、アップルの電子決済サービス「Apple Pay」が7月20日、香港でも始まった。 加入するには、香港上海銀行(HSBC)、恒生銀行、中国銀行(香港)、スタンダード・チャータード銀行、星展銀行(DBS)の5行から発行されているVISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレスの3社のクレジットカードが必要だ。 アップルペイは2014年10月、アメリカで供用開始。基本的に店に設置された端末にアップルから発売されたデバイスを掲げるだけでOKというもの。アメリカの後は、イギリス、カナダ、オーストラリア、中国、シンガポール、スイス、フランスでサービスを展開しており、香港は9番目の導入エリアとなった。 対象となるデバイスはiPhone、iPad、Apple Watchの3つで、それぞれにプリインストールしてあるアプリの「Wallet」を使って自身のクレジットカードを登録する。クレ
iPhone 7/7 PlusはFeliCaを搭載して「Suica」を利用可能になったことがトピックの1つだが、Android向けのモバイルSuicaとは何が違うのか? PASMOの相互利用はできるのか? 「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」そして「Apple Watch Series 2」がFeliCaに対応したことが話題を集めているが、中でも注目したいのが「Suica」の対応だろう。iPhoneを自動改札機にかざして通過できることのインパクトは大きい。これだけでiPhone 7/7 Plusを購入したい思った人もいるのではないだろうか。 ただ、気になるのがSuicaの仕様だ。Apple Payのサイトには「Apple PayでSuicaを使い始めるには、まずiPhone 7をあなたのSuicaカードかSuica定期券の上に置いてください。あなたのSuicaの残額やSuic
Appleが次期iPhoneの日本モデルにソニーの非接触ICカード技術「FeliCa」を採用する可能性があるとBloombergが報じた。SuicaやPASMO代わりにiPhoneを使えるようになるかもしれない。 米Appleが9月7日にも発表するとみられる次期iPhone(「iPhone 7/7 Plus」と呼ばれる)の日本モデルには、ソニーの非接触ICカード技術「FeliCa」が採用される可能性があると、米Bloombergが8月25日(現地時間)、この件に詳しい筋の話として報じた。 実現すれば、ICカード乗車券の代わりにiPhoneを改札機にかざすことで交通機関を利用できるようになる。 FeliCaは「Suica」や「PASMO」など、日本各地の交通機関の50種類以上のICカード乗車券に採用されている。また、「楽天Edy」や「nanaco」、「WAON」などのプリペイド型電子マネーに
コンビニエンスストアでプリペイドカード「i(アイ)Tunes(チューンズ)カード」のチャージ金をだまし取ったとして、警視庁は、東京都立高1年の男子生徒2人を詐欺の疑いで逮捕し、13日発表した。2人は「(スマホゲームの)パズル&ドラゴンズのアイテム欲しさにやった」と容疑を認めているという。 少年事件課によると、2人は昨年9月、荒川区内のコンビニで、1枚1万円分のiTunesカード2枚のチャージ金をだまし取った疑いがある。 カードを使うには、レジを通すことなどが必要。同課の説明では、2人のうち1人が購入を装ってカードをレジに持ち込み、店員に有効化させる。店外にいるもう1人がそのタイミングを見計らって、スマホを操作し、カードのチャージ金をだまし取っていたという。レジに持ち込んだ1人は「財布を忘れた」と言って支払いをせずに店外へ出ていた。 都内では昨年7~10月、同じような手口で7万円がだまし取ら
Apple Payは日本で普及するのか――。米アップルが「iPhone 6」などと共にApple Payを発表して以来、このテーマについて考え続けている。 実のところ、このテーマは考えるのが楽しい。頭の中でアレコレ仮説と検証を繰り返すほど、日本のクレジットカード決済やFeliCa、おサイフケータイといった、日本がこの分野で築いてきた歴史を知り、その厚みを実感させられる。 結論から言えば、私はApple Payについて「アップルが、米国とは異なるよほどの奇策を打たない限り、日本では普及しない」と考えている。日本特有ともいえる二つの「壁」があるためだ。 加盟店手数料、日米で大きな差 一つは、日本と米国ではクレジットカードのビジネスモデルが全く異なることだ。 それが端的に表れているのが、(利用者でなく)店舗がカード会社などに支払う加盟店手数料の割合である。一般に米国では売上高の2~3%ほどとされ
Less than one year after its iOS launch, French startup ten ten has gone viral with a walkie talkie app that allows teens to send voice messages to their close… While all of Wesley Chan’s success has been well-documented over the years, his personal journey…not so much. Chan spoke to TechCrunch about the ways his life impacts how he invests in startups.
iPhoneとiPadの新モデルにNFCを使ったモバイル決済機能が搭載されると伝えられている。Appleは店舗用の決済端末の試作機も作ったという。 次世代iPhoneとiPadにNFC? Appleは、iPhoneとiPadの次世代版に近距離無線通信技術NFC(Near Field Communication)を使った決済機能を搭載する――コンサルティング会社幹部リチャード・ドハティ氏が、このプロジェクトに携わるエンジニアから聞いた話として伝えている。実現すれば、日本のおサイフケータイのように、iPhoneやiPadをかざして支払いができるようになる。 ドハティ氏によると、この機能はAT&T版の新型iPhone、iPad 2向けに提供される。Appleは、小店舗向けにNFC対応iPhone、iPad用決済端末の試作機を作っており、小売業者にこの端末を奨励金付きあるいは無料で提供することを考
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く