【上海=金順姫】中国で発生した鳥インフルエンザ(H7N9)が拡大している問題で、中国農業省は4日、上海市の農産品卸売市場のハトからH7N9型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。中国で発生した鳥インフルエンザ(H7N9)で、感染した人間から検出されたウイルスとほぼ同じとしており、感染源の特定につながる可能性がある。 一方、上海市は4日、感染した男性(48)が市内の病院で死亡していたと発表した。また、浙江省は同日、同省湖州市の男性(64)が感染して入院していると明らかにした。国営新華社通信などが伝えた。これで、感染者は計11人(うち4人死亡)となった。 上海市はこれとは別に、感染が疑われる患者が市内に3人いるとしている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介