地球から遠く離れた惑星、天王星。まだまだ謎多き天体ですが、宇宙大好きな米GizのRyan F. Mandelbaum記者の頭には、ふとこんな疑問がもたげたそうです。 「天王星って、どんなニオイがするのだろう?」 とはいえ、ニオイを嗅ぐことはまず不可能。そこでMandelbaum記者は、専門家に話を聞き、さまざまなデータを集めてそれを確かめました。ここからはその執念の調査内容です。 僕はまず、カリフォルニア大学で惑星の研究をしている、Jonathan Fortneyさんに天王星のニオイについて尋ねました。すると「天王星はとても寒いので、化合物が臭ってくることはないでしょう」との回答。「揮発性のガスなど臭いがすると思われる物質は、あまりの寒さに凍りついています」 また、万が一天王星まで行けてその大気を嗅ぐチャンスがあっても、死ぬ可能性があるのでやめたほうがいいらしいです。NASAのジェット推進