最先端の人工知能分野で活躍する人にとって、コンピューターで脳の活動をシミュレーションすることは極めて難しい課題である。しかし、コンピューターを脳のハードウェアと同じように設計できれば、それも容易になるかもしれない。 これを試みる新しい分野のことを「神経形態学的コンピューティング(neuromorphic computing)」という。 そして米マサチューセッツ工科大学(MIT)のエンジニアたちは大きなハードルを越えたのかもしれない。人工シナプスを持つチップを設計したのだ。
地球のコアってどのように動いているか知ってる? 「ダイナモ理論」のシミュレーション動画2017.07.22 20:0012,483 たもり ウネウネしてる。 S極とN極を持つ巨大な磁石である地球。その磁場は、私たちを破壊しようとする強力な太陽粒子から守ってくれるという重要な役割を果たしています。ではこの磁場はどのようにして発生したのでしょうか? 実はこの答えははっきりと解明されていないのですが、提唱されている1つに「ダイナモ理論」というものがあります。 まず、地球のコアは固体の内核と、液体の外核で構成されています。そこでは「より高温の内核近くで熱せられた流体は上昇し、その後、外核を覆うマントル付近で冷やされると降下に転じる。外核では常にこうした対流」が発生しており、その対流によって磁場が発生するというのがダイナモ説です(サイエンスウィンドウより)。 しかし、地球の深部で繰り広げられているそ
ティラノサウルス・レックスは、多くの人が思っているほど俊足ではなかった。(PHOTOGRAPH BY CORBIN17, ALAMY) 恐竜の王様ティラノサウルス・レックスは、広く一般に信じられているほど俊足ではなかったことが、コンピューター・モデルを使った最新の研究で明らかになった。それどころか、せいぜい人間が走る速さが精いっぱいだったという。英マンチェスター大学の古生物学者ウィリアム・セラーズ氏らの研究チームが、オンライン学術誌「PeerJ」に7月18日付で発表した。 ティラノサウルスの最高速度は、長いこと古生物学者の間で論争の的となってきた。これまでの推定では、時速18キロから54キロまでばらつきがあった。 世界最速の人間の時速は約37キロなので、仮にこの人間とティラノサウルスが競走をすれば、ティラノサウルスが勝つ可能性はある。 だが、セラーズ氏の研究チームがより幅広い情報を集めて計
私たち人間の体や身のまわりにあるものすべて、そして宇宙に浮かぶ星々さえもクォークと呼ばれる素粒子で構成されています。このクォークは発見から数十年経ちます。その運動を記述する方程式もわかっています。静的なクォークの結合状態については、スーパーコンピュータ「京」などの大規模数値計算で明らかにされつつありますが、クォークの運動の力学は未だ理解されていません。それは、このクォークの運動の背後に潜む複雑性、カオスが原因になっています。ここでは、クォークの運動のカオスを測る指標の定式化に向けた最新の研究成果について、ご紹介したいと思います。 運動の複雑さって何? 高校の物理の授業で、物体の運動を記述する運動方程式を習います。授業での演習問題では、設定が理想化されており、必ず解が求まります。つまり、初期値としてある時刻における位置と速度を与えれば、物体の運動は完全に決定されます。この運動のどこが複雑なの
修士・博士課程時代 流体の直接数値計算 C++でシミュレーションを実装 Pythonで可視化+統計量の解析(on Jupyter) データはmsgpackで保存 データ同化の研究を始める 既存のコードベースを廃棄 Pythonで実装を始める NumPy/SciPy使用 Python遅い(´・ω・`) Pythonでは関数の呼び出しがインライン展開できない 汎用性高く実装できない でも、もうC++は書きたくない コンパイルに1分かかるのはちょっと・・・ 何で書く? Haskellで書いてみた ものすごく遅いコードが出来上がった(涙) 配列を部分的に書き換えていくコードが書きづらい コンパイル遅い GoかRustか Goが流行ってるのでRustにした Rustを覚える C++の不満点が解消されている ビルドシステム(cargo) moveが自然に導入 template -> traits (c
最新の3Dアニメーションで地球大気中の二酸化炭素の動きを見る。赤い部分は二酸化炭素濃度が高く、青い部分は低い。(解説は英語です)(映像提供:NASAゴダード宇宙飛行センター) この幻想的な映像は、人工衛星が測定したデータとスーパーコンピューター・モデルによって作り出された。地球の大気中を二酸化炭素(CO2)が動き回る様子を、これまでにない精緻さでとらえた、NASAが誇る最新の成果だ。 映像では、CO2が山岳地帯から滑り降り、平野部を突き進んで海まで達し、さらに渦を巻きながら高度およそ20キロの上空まで上昇していく様子が見てとれる。2015年末にインドネシアで発生した大規模な森林火災では5億トンを超えるCO2が排出された。CO2を吸収する森林の成長は夏に盛んで冬は小康状態になるため、北半球における大気中のガス濃度は増加と減少を繰り返し、まるで地球そのものが呼吸しているかのようだ。(参考記事:
それっぽい地形を作ってくれるファンタジー・マップ・ジェネレーター2016.08.19 12:3713,963 勝山ケイ素 本の見返しに印刷してあるとうれしい、“あの地図”が無限に作れる! 氷河学者であるMartin O'Learyさんが制作したファンタジー・マップ・ジェネレーター「terrain」のJavaScriptコードがGitHub上に公開されています。 O'Learyさんは少年時代からファンタジー小説に魅了されていましたが、本当に夢中だったのは表紙の後ろに印刷された架空世界の地図だったとのこと。後に氷河学者となった彼は物理ベースの地形シミュレーションに興味を持ちます。 しかし、定番となっていたフラクタルノイズを利用したランダム生成に限界を感じ、現実に地形が作られる過程を取り入れたジェネレーターの作成を決意したのです。 「terrain」が実際に生成する地図は、O'Learyさんが管
I recently facilitated two workshops for high school teachers to introduce them to python in physics. Here are my lessons learned. I recently facilitated a workshop for high school physics teachers in South Africa (two workshops actually---one in Johannesburg and one in Cape Town). The goal of the workshop was to introduce teachers to using python in physics. Since this was my first python-physics
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