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化石に関するwamanのブックマーク (77)

  • 謎の古代生物の正体は「動物」と判明、地球最古級 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    謎の印象化石を残したこの生物は、動物だったのか、原生生物だったのか、それとも菌類だったのか?化学が新たな手がかりをもたらした。(PHOTOGRAPHY BY O. LOUIS MAZZATENTA) エディアカラ生物群と呼ばれる、太古の奇妙な生物たちがいる。今から5億7000万年ほど前の浅い海に生息していたこのグニャグニャした生物たちは、地球最古の複雑な生命体でもあった。(参考記事:「5.7億年前、生物たちはなぜ複雑になったのか」) ディッキンソニア(Dickinsonia)はエディアカラ生物群のなかでも特に有名で、平べったい楕円形をしている。直径は120センチ以上になり、全体に細かい溝があり、真ん中に1の隆起が走っている。科学者たちは長年、ディッキンソニアをあらゆる「界(生物のグループ)」に分類してきたが、この数十年間は、菌類、原生生物、動物という3つの説が有力だった。 9月21日付け

    謎の古代生物の正体は「動物」と判明、地球最古級 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    waman
    waman 2018/11/17
    『コレステロールの分解産物は非常に特徴的で、これらの分子化石の中には今でも「コレステロールのオリジナルの骨格」が保存されている』
  • 恐竜と鳥をつなぐミッシングリンクはどのようにして発見されたのか? : カラパイア

    たぶん世界で一番有名な化石は始祖鳥のそれではないだろうか。美しく保存された羽をもつ記録上一番最初の鳥は、進化の象徴とみなされることもある。 しかし、始祖鳥は当に一番最初の鳥なのだろうか? 現代の鳥のように飛ぶことができたのだろうか? これまでの研究によって、始祖鳥は恐竜の子孫であることが分かっている。ならば始祖鳥はただ羽におおわれただけの小型の恐竜ではないのだろうか? 英マンチェスター大学のジョン・ナッズ氏らは、世界有数のシンクロトロンで始祖鳥の骸骨を検査するという、滅多にないチャンスに恵まれた。 つまりは病院のレントゲンよりも10兆倍も強力な粒子加速器である。そして岩の内部にある骨を透かして確かめてみた結果、始祖鳥が完全に新しい種であるという驚きの事実が明らかになった。

    恐竜と鳥をつなぐミッシングリンクはどのようにして発見されたのか? : カラパイア
  • 伝説の一角獣。額に1本の巨大な角を持つシベリアユニコーン「エラスモテリウム」の謎に迫る : カラパイア

    ジャイアントサイやジャイアント・シベリアユニコーンとも呼ばれるエラスモテリウム(E. sibiricum)は、鮮新世後期や更新世にユーラシア地域に生息した絶滅したサイの仲間である。 260万年前の記録もあるが、最近発見されたほとんどの化石は2万9000年前頃のもので、マンモス並みの体の大きさを持ち、毛に覆われ、額から大きなツノが生えていたと考えられている。 シベリアユニコーンの名はこれに由来する。最近の記述によると、体高2メートル、体長4.5メートル、体重はじつに4トンにも達したという。 ここではエラスモテリウムの歴史とその巨大な角や絶滅の謎、更には世界各地に伝わる一角獣伝説に関して見ていこう。

    伝説の一角獣。額に1本の巨大な角を持つシベリアユニコーン「エラスモテリウム」の謎に迫る : カラパイア
  • アラビア半島で8.8万年前の人骨、定説より古い

    サウジアラビア北東部のアル・ウスタ遺跡で発見された、ホモ・サピエンスの指の骨の化石。(PHOTOGRAPH BY IAN CARTWRIGHT) 8万5000年以上前のアラビア半島は、現在のように砂がどこまでも広がる土地ではなかった。 そこは豊かな草原地帯で、雨期が来るたびに緑が芽吹き、数多くの淡水湖が点在していた。アラビア半島の砂の中からはこれまでに、カバをはじめ、アフリカにすむ水生および半水生哺乳類の存在を示す証拠が見つかっている。このほか石器が見つかっており、人類がアラビア半島にいたらしいことはわかっていたが、人類の化石そのものが出土したことはなかった。 ところが先日、その直接証拠を見つけたとする論文が、学術誌『Nature Ecology and Evolution』に掲載された。2016年にサウジアラビアのアル・ウスタと呼ばれる古代の湖で見つかった1の人類の指の骨が、8万800

    アラビア半島で8.8万年前の人骨、定説より古い
  • 1.6億年前の恐竜の足跡、空白の時代知るヒント

    スコットランドのスカイ島で、新たに恐竜の足跡50個が見つかった。その多くが竜脚類と呼ばれる首の長い恐竜のものだ。(PHOTOGRAPH BY STEVE BRUSATTE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE ) 今から1億6000万年以上前、後に英国となる土地に点在する潟湖の周りを、竜脚類と呼ばれる首の長い恐竜が歩き回っていた。その恐竜たちの足跡が、英スコットランド、スカイ島の激しい波が打ち寄せる海岸で大量に見つかった。(参考記事:「スコットランドの海岸に恐竜の足跡を大量発見」) スカイ島の岩の多い海辺に立って眺めると、恐竜の巨大な足跡はまるで潮だまりのようだ。ただしよく観察すれば、そこに恐竜の足の輪郭を見て取れる。 「この足跡は長年の間、ありふれた風景の中に隠れていました」と、米国の南カリフォルニア大学の古生物学者、マイケル・ハビブ氏は言う。「これを見ると、竜脚類

    1.6億年前の恐竜の足跡、空白の時代知るヒント
    waman
    waman 2018/04/07
    『20世紀初頭の古生物学者たちは、首の長い恐竜は沼地に暮らすことしかできず、重い体を水の浮力に支えられて生きていたと考えていた。その後の研究によって、彼らは陸上を歩き、世界のさまざまな場所で暮らして…』
  • 博物館の標本を使い、700年前に絶滅した巨大鳥「ジャイアントモア」のゲノムを再構築。再び蘇らせることはできるのだろうか? : カラパイア

    モアのゲノムを再構築 モアの軟組織がそっくりそのままついた体の一部がたくさん発見されている。 20〜30年前、ニュージーランドのオーウェン山の発掘作業が行われていた洞窟で、考古学者たちが羽毛や鱗、筋肉がついたほとんど完璧なモアの足ツメを発見した。 研究者たちは、モアのゲノム配列を解き明かそうと十数年かけて分析を続けた。そしてついに、遺伝学者の国際チームによって、ブッシュモアのゲノム再構築がなされたと、PNAS(米国科学アカデミー紀要)に発表された。 絶滅した残り8種のモアも同様の構造を持っている為、徐々にゲノム構築がなされていくこととなるだろう。 1949年に発見された保存状態の良いモアの頭部(下のクチバシは失われている) もし可能ならばモアを蘇らせるべきなのか? もしかしたらモアを復活させることができるかもしれない。研究者たちはジャイアントモアの再生の可能性について長いことあれこれ憶測し

    博物館の標本を使い、700年前に絶滅した巨大鳥「ジャイアントモア」のゲノムを再構築。再び蘇らせることはできるのだろうか? : カラパイア
  • 5億年前の肉食動物、「意外な脳」が明らかに

    5億2000万年前の恐るべき肉動物、ケリグマケラ(Kerygmachela kierkegaardi)の復元図。(Illustration by Rebecca Gelernter, Nearbirdstudios) 新たに見つかった5億2000万年前の肉動物の化石を調べたところ、昆虫やエビ、カニなど複雑な脳をもつ節足動物の祖先が、これまでの説と異なるシンプルな脳をもっていたことがわかり、3月9日付けの学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表された。 この動物はケリグマケラ(Kerygmachela kierkegaardi)というカンブリア紀中期の古代生物で、化石はグリーンランドでしか見つかっていない。体の左右に11対のヒレがあり、細長い尾と比べて頭部は丸みを帯びている。 同じカンブリア紀に生きたアノマロカリスという巨大な肉動物(節足動物)に似ているが、クマムシ(緩歩(かん

    5億年前の肉食動物、「意外な脳」が明らかに
    waman
    waman 2018/03/17
    『現在の節足動物の脳は、前大脳、中大脳、後大脳という3つに分かれた構造をもっている。…しかし、研究チームがケリグマケラの脳を調べたところ、シンプルな構造の脳がひとつしか発見できなかったという』
  • クジラの骨が大量に眠る、世界5つのクジラの墓場 : カラパイア

    何百万年にも渡る地殻変動は、地球の地形を劇的に変えてきた。今は陸地になっているところがかつては海の底だったり、今は山があるところが昔は広大な海だったりした。 故にクジラや古代の海洋生物の化石がまるで水のない高山の山頂や砂漠の真ん中で見つかることは珍しいことではない。 クジラは海岸に打ち上げられて、水中に戻れずに死ぬこともあり、肉は腐り、そのまま骨だけが残される。例えば、フォークランド諸島の海岸には、クジラの骨が散らばっている。 古代の化石や座礁したクジラ以外にも、19世紀から20世紀初頭にかけてクジラが大量に殺され、その墓場が世界中にたくさん残されている。クジラの骨が見ることができる陸地をいくつか見ていこう。

    クジラの骨が大量に眠る、世界5つのクジラの墓場 : カラパイア
  • 太古のトカゲが2本足で走った証拠を発見

    約1億1000万年前の韓国南部には2足で走るトカゲがいた。湖の周りには植物が生い茂り、トカゲのほかに翼竜も生息していたようだ。(Illustration by Chuang Zhao) 平昌オリンピックの会場から南へおよそ270キロ、韓国の河東郡で、1億1000万年前の「2足で疾走するトカゲ」の足跡が見つかった。2月15日付け科学誌「Scientific Reports」に発表された論文によると、その足跡の化石は、トカゲが2足歩行する直接的な証拠として最古のものという。 「足跡の化石からは、骨の化石ではわからない動物の行動を、直接知ることができます」と、論文の共著者で韓国ソウル国立大学の古生物学者、李隆濫(イ・ユンナム)氏。現生のトカゲでは、50種以上が2足で走ることが確認されているが、トカゲは進化の早い段階でこの能力を身につけていたらしい。(参考記事:「スコットランドの海岸に恐竜の足跡

    太古のトカゲが2本足で走った証拠を発見
    waman
    waman 2018/02/23
    『韓国の河東郡で、1億1000万年前の「2足で疾走するトカゲ」の足跡が見つかった』
  • 川崎悟司『パンブデ・ルリ子、シリウスパセット動物群を語る』

    毎度っ!やないかw はじめましてやね。 うち「パンブデ・ルリ子」っていうねんけどな、 言いにくいと思うから、「ルリちゃん」って 短く呼んでもらってもええで。 今回、ハルキゲニたんにお休みしてもらってやね、 ウチの登場ってなわけなんやけど、 ウチはなんの生き物かわかりはる? カンブリア紀の5億年前に生きてた 「パンブデルリオン」ってよばれてる生き物やで! 知らんがなっ!って思いはるかもしれんけど、 まあまあ、聞いてぇな。 ハルキゲニたんは「ハルキゲニア」って生き物で それは知ってはる人は多いとは思うんやけど、 さすがに「パンブデルリオン」は影薄すぎるやろって ウチのことながら思うし、まあ、しゃーないわな。 せやけど、 カンブリア紀のいっちゃん有名な生き物に似てると思えへん? ほらほら カンブリア紀の頂点捕者アノマロカリスやんか! アノマロカリスの眼球をもぎ取ってまうだけで パンブデルリオン

    川崎悟司『パンブデ・ルリ子、シリウスパセット動物群を語る』
    waman
    waman 2017/11/27
    『アノマロカリスとは親戚関係やねん。』
  • かつて南極では木々が生い茂っていた?南極で2億8000万年前の森の化石を発見(米研究) : カラパイア

    南極は常に氷に閉ざされた大地だったわけではない。遥か昔、まだそれがゴンドワナ大陸という南半球に位置する巨大な陸塊の一部だったその当時、そこには木々が生い茂っていたのである。 今回発見された森の化石は、植物が繁栄していた時代の往年の様子を垣間見せてくれるものだ。それはまるで今日の暖かい世界へ向けて北へと移動するかのような姿だった。

    かつて南極では木々が生い茂っていた?南極で2億8000万年前の森の化石を発見(米研究) : カラパイア
    waman
    waman 2017/11/20
    『現時点で正確な年代は突き止められていないが、おそらく2億8000万年前に生い茂っていたものと推測されている。火山灰によってあっという間に埋もれてしまったため、細胞レベルまで保存されていた』
  • 奇跡の恐竜化石、世紀の大発見 写真18点

    写真家ロバート・クラーク氏は、何度も驚嘆の声を上げずにはいられなかった。 クラーク氏はこれまで40を超す「ナショナル ジオグラフィック」誌の特集の写真を撮影してきた。専門は太古の生命や文化だ。中国では見事な羽毛恐竜の化石を撮影した。5000年前に氷漬けになり、ミイラ化した有名なアイスマン「エッツィ」が研究者の手で解剖された際にも、その様子を見つめた。2300年前に生きていた人々が沼の中で保存されているのが見つかると、革細工のようになった彼らの顔を撮り、親しみを感じさせる肖像を残した。 だが、カナダのロイヤル・ティレル博物館にやって来て、これから撮影する被写体を初めて目にしたとき、クラーク氏は笑ってしまった。 鎧竜のトレードマークである装甲は、たいてい腐敗の初期段階でばらばらになってしまう。しかし、この恐竜の場合は例外だった。見事に保存されたこの装甲を研究することで、ノドサウルス類の外見や

    奇跡の恐竜化石、世紀の大発見 写真18点
  • インドで1億5000万年前の海の怪物「イクチオサウルス」を発見 : カラパイア

    1億5000万年の間、地中で眠りについていた海のドラゴンがインドの研究者によって発掘された。ジュラ紀に生息していた魚竜がインドで発見されたのは初めてのことだ。 魚竜、イクチオサウルスは2億5000万年前の中生代に出現して、恐竜と同じ時代に生きた海の肉動物だ。 北アメリカやヨーロッパでは数多くの化石が発掘されているが、インドでほぼ完全な骨格が発見されたのはサプライズであった。

    インドで1億5000万年前の海の怪物「イクチオサウルス」を発見 : カラパイア
  • 史上最大の翼竜、こんなに頭が大きかった

    米国ミネソタ州の造形スタジオで制作中の等身大のケツァルコアトルス・ノルトロピ(Quetzalcoatlus northropi)。空飛ぶ動物としては史上最大だ。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK) 太古の空を飛んでいた動物、翼竜の存在が最初に明らかになったのは18世紀のこと。古代ギリシャ語の「翼」と「指」を合わせてその種は「プテロダクティルス」と命名された。 それ以降、200種を超す翼竜が発見されてきたが、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀から成る中生代の空を支配した“翼をもつ怪物”に関する一般的なイメージは一向に進歩していない。翼竜と聞いて思い浮かべるのは、とがった頭をして、膜に覆われた翼を不器用に動かして飛び、獲物に襲いかかるというものだ。 キリン風からスズメ風まで だが、このところ新たな化石の発見が相次ぎ、翼竜の体形や体の大きさ、生態について、これまで知られていなかったよう

    史上最大の翼竜、こんなに頭が大きかった
    waman
    waman 2017/10/27
    『頭部の長さが3メートルもあったのに、胴体はその4分の1ほどの長さしかなかったと考えられている』
  • 1千万年前の歯化石、「人類の起源」は言い過ぎ

    ドイツの遺跡で最近発見されたこの歯が、ヨーロッパの古代霊長類の左上顎犬歯だとする論文が発表された(この写真のアングルでは、犬歯の先端がこちらに向かって突き出している状態)。(PHOTOGRAPH COURTESY LUTZ, H., ENGEL, T., LISCHEWSKY, B. & BERG, A. VON) ドイツで保存状態の良い歯が2つ発見され、現在のヨーロッパ北部で暮らしていた人類の遠い祖先について、貴重なヒントを提供してくれている。「人類の歴史を書き換える発見かも」といった報道も多いが、果たしてこれは当だろうか? ひと言で言えば、その答えはノーだ。 黄褐色をした2つの歯の化石――ひとつは犬歯、もうひとつは上顎臼歯――は、1000~900万年前の霊長類のもののようだ。(参考記事:「ヒトはなぜ人間に進化した? 12の仮説とその変遷」) 2016年9月にこの歯が発掘されたドイツ

    1千万年前の歯化石、「人類の起源」は言い過ぎ
  • 新たに発見された化石から三葉虫のお腹の構造が明らかに(スウェーデン研究) : カラパイア

    地球上に生命が誕生して以来、5回の大量絶滅があった。 最初に起きたオルドビス紀末、その次のデボン紀後期にほぼ絶滅しかけていたが何とか乗り切ったものの、古生代後期のペルム紀末にとどめを刺されるかたちで絶滅してしまった三葉虫だが、その存在は多数の化石に残されている。 だがこれまで発掘された化石には腹部がわかるようなものがなかった。ところが新しく発見された化石によって、三葉虫のお腹は想像以上に複雑であることが判明したそうだ。

    新たに発見された化石から三葉虫のお腹の構造が明らかに(スウェーデン研究) : カラパイア
    waman
    waman 2017/10/02
    『三葉虫は複雑な腸を持っていた』
  • 地球に存在した第8の大陸。海底に没したジーランティア : カラパイア

    今年初め、専門家は、既知の7大陸には大昔に失われた兄弟ジーランディアがいたと議論を交わした。 ジーランディアの陸塊は海面から1000メートル下に存在し、ニュージーランドを囲み、オーストラリア東海岸沖にまで伸びている。 ジーランディアを構成する地殻は周辺の海洋地殻よりもずっと薄く、その地質学的構成は海洋地殻と比較するとむしろ大陸地殻の特徴を有する。 またジーランディアとオーストラリアの間には細長い海洋地殻が走っており、このことから両陸塊が別個ものであることが示唆されている。 しかし、そこは遠く離れた場所にあるために、現地調査を行なった地質学者はこれまでほとんどいなかった。 そこでジーランディアの謎の解明に取り組んだのが、深海掘削船JOIDESリゾリューションに乗り込んだ科学者たちだ。 チームはジーランディアを構成する海底沿いの6ヶ所で2500メートル下まで堆積物コアを掘削。7000万年前の歴

    地球に存在した第8の大陸。海底に没したジーランティア : カラパイア
    waman
    waman 2017/10/02
    『そこには豊かな生態系が』
  • 恐竜の「色付き」卵を発見、通説くつがえす

    中国で見つかったオビラプトルの一種、ヘユアンニア(Heyuannia huangi)の卵の化石。オビラプトルは、オウムのようなくちばしと羽毛を持つ白亜紀後期の恐竜だ。(PHOTOGRAPH BY TZU-RUEI YANG, THE PALEOWONDERS MUSEUM OF FOSSILS AND MINERALS, TAIWAN) 恐竜には、美しい色の付いた卵を産むものもいたようだ。 中国で見つかった化石から、ダチョウに似た羽毛恐竜が青緑色の卵を産んでいた証拠を米独の研究チームが発見、オンライン学術誌「PeerJ」に発表した。地面に露出した卵を、色でカムフラージュしていた可能性があるという。(参考記事:「「奇跡の恐竜」は新種と報告、色で防御か」) この発見はこれまでの通説をくつがえすものだ。「誰もが恐竜の卵は白いと考えていたのです」と、今回の論文の著者である米エール大学のヤスミナ・ヴ

    恐竜の「色付き」卵を発見、通説くつがえす
    waman
    waman 2017/09/24
    『ダチョウに似た羽毛恐竜が青緑色の卵を産んでいた』
  • 大きな魚竜と新種の首長竜、博物館で見つかる

    ドイツ、ビーレフェルト自然史博物館の古生物学者スヴェン・ザックス氏は、ある古代の海生爬虫類について調査をするためにハノーファーにあるニーダーザクセン州立博物館を訪れた。その際、展示中の化石の一つに目が留まった。 その標は1990年代半ばに英サマセット州で発掘されたものだったが、その後、詳しい調査は行われていなかった。ザックス氏が一見したところ、それはイクチオサウルス属の魚竜に見えた。恐竜と混同されることも多いが、魚竜は水中にすむ爬虫類の仲間で、体をひねらせて泳いでいたと考えられている。(参考記事:「知っているようでホントは知らない?「恐竜」って何者?」) 「すごいものを見つけたと思いました。これまで見たどの標よりも大きかったのです」。ザックス氏によると、展示された標は、イクチオサウルス属の中でも比較的体の小さな種に分類されていたという。 ザックス氏はこのグループの専門家である英マンチ

    大きな魚竜と新種の首長竜、博物館で見つかる
  • 「奇跡の恐竜」は新種と報告、色で防御か

    古生物学者のヤコブ・ビンター氏は、赤茶色の色素フェオメラニンがボレアロペルタの下腹部を除く大部分を覆っていたと主張する。だとすると、このツートンカラーは捕者を避けるのに役立ったのかもしれない。(MANUEL CANALES, NGM STAFF; PATRICIA HEALY. ART: DAVIDE BONADONNA. SOURCES: CALEB MARSHALL BROWN AND DONALD HENDERSON, ROYAL TYRELL MUSEUM OF PALAEONTOLOGY; JAKOB VINTHER; C. R. SCOTESE, PALEOMAP PROJECT) ナショナル ジオグラフィックが2017年6月号で報告した「鎧をまとった奇跡の恐竜」がこのほど新種として論文に記載され、8月3日付の学術誌「カレントバイオロジー」に発表された。(参考記事:「2017

    「奇跡の恐竜」は新種と報告、色で防御か
    waman
    waman 2017/08/09
    『色の推定は早計との声も』