「ガスライティング」という心理学的用語がある。これは、わざと間違った情報を伝え続けることで、相手の現実感覚を狂わせ、記憶や正気などを疑うように仕向ける精神的虐待のことだ。 自分を優位に立たせ、人を陥れる時に用いられるこの手法は、親子関係で見られることもある。親、あるいは子、あるいは両方が、相手を騙して正常な認知を損なわせようとするのである。 ここでは特に「ガスライティング・ペアレント」と呼ばれる親が子にガスライティングを仕掛けていた場合についてみていこう。
マーフィーの法則やピーターの法則くらいなら聞いたことがあるかもしれない。だが、世界には人生や人間などを理解するための知恵が凝縮された法則はたくさん存在する。 ここでは目からウロコの面白い10の法則や効果ひも解いていこう。
あることに強い関心を持った場合、人は周囲のことが目に入らなくなる。1つのことに完全に集中した時、脳が状況を記憶するためのリソースを割けなくなるからだ。 以下の動画は「変化の見落とし」という現象を紹介したものだ。パスの回数を数えている視聴者は途中にゴリラが登場したことに気がつかない。 selective attention test 専門家は、その原因が日常の退屈な出来事をいちいちすべて記憶しないからだと考えている。そんなことをしていたら、頭の中は無意味な記憶で溢れかえって、必要なことを憶える余地がなくなってしまうだろう。 9. 他のことは思い出せるのに肝心なことが思い出せない 言いたいことがあるのに、なかなか思い出せないといった経験があるだろう。言葉が喉元まで出かかっていながら、言葉が出てこないあの感覚のことだ。 類似の経験として、思い出したいことではなく、代わりに無関係だが似たような内容
サヴァン症候群は脳機能に重大な欠陥をもたらすが、特定の能力を通常では考えられないほど引き上げる。 その好例としてキム・ピーク(故人)がいる。彼のIQは87でしかなかったが、これまでに読んだすべての本の仔細を思い出すことができたり、出会った人の誕生日の曜日を正確に計算するなど、記憶力や計算能力においては常人を遥かに上回る能力を有していた。 関連記事:10の魅力的才能を持つサヴァン症候群の人々 2. ハイパーサイメシア(超記憶症候群) これまで起きたあらゆる出来事を記憶する力を与える極めて珍しい症例である。超記憶症候群の人たちは、今まで経験したことの細部に至るまでをすらすらと思い出すことができる。 この症例の人たちの研究からは、彼らの脳が通常の人の平均サイズよりも小さい傾向にあることが判明している。桁外れの記憶力と聞けば、大きな脳を想像するかも知れないが、実はそうではなかったのである。 関連記
著:Diogo Veríssimo(ジョージア州立大学 David H. Smith Conservation Research Fellow) 近頃、自然がニュースに取り上げられることがあまりない。取り上げられることがあっても、その記事は決まって絶滅の危機にある野生生物、記録的な気候極値、荒れ果てた景観などを中心に展開する。けれどもそんな話ばかりではない。よいニュースもあるのだが、あまり注目されないことが多いのだ。 人々が先行きの暗い地球の状態にどれほど圧倒され、絶望しているかは一目瞭然だ。どうせ世の中はこの先悪くなるばかりなのに、何かをする意味はあるのか? 複数の研究は、ネガティブなメッセージが環境課題にマッチする公共支援、政治支援を得る最も有効な方法ではないことを示している。私は環境保全科学者、ソーシャルマーケターとして、環境保全に関心を引くためには環境課題に大きな重点をおかずに議論
仕事に集中できない? やる気が起きない?ならパソコンの壁紙を雪景色に変えてみることだ。とにかく良く目につくところに寒い景色の画像を置こう。 人は寒さを想像すると認知制御機能が向上するという。 認知制御は突発的な衝動を無視したり、長期的な目標の達成を決断させる能力だ。
“ガスライティング”という心理学的用語がある。これは、人あるいは組織が、被害者に誤った情報を吹き込み、自分の記憶や正気などを疑うよう仕向ける行為をいう。いわゆる洗脳の一種だ。 その名称は、ある男が自分の妻を気が狂っていると思い込ませるという筋書きの1944年の映画『ガス燈』に由来する。 この手口は想像以上に効果を発揮し、誰でもその被害者になる可能性がある。虐待者、独裁者、カルト教団の教祖、サイコパスに、ソシオパス、ナルシストが良く使う手法で、ゆっくり効果を発揮するために被害者は自分が洗脳されていることにも気がつかない。 ここではガスライティングを用いる人が使う11の方法を見ていこう。これらを知ることで、罠に嵌ってしまう前に危険を察知することができるかもしれない。
世には様々な立場から成るニュースであふれている。その中には事実に基づくものもあるが、ただの作り話であるものもある。 人は信じたいものしか信じない。自分の信じたものを肯定するニュースのみを集めはじめる。あなたが懸命になって頑張れば、空が紫色だと思い込むことも、ネコは流暢なフランス語を話すと思い込むこともできるだろう。だが、それは真実ではない。 残念がら、偽ニュースを読み、”代替的な事実”として聞き、経験的な事実と同じくらい根拠のある話として心から信じている人は大勢いる。 これははっきりとした解決方法が見出されていない非常に21世紀的な問題であるが、最新の研究からは偽ニュースという新興ウイルスに対する心理的なワクチンが提唱されている。
カール・マルクスは「宗教とは民衆のアヘンである」と述べましたが、信仰心を感じるときに脳がどのような反応を示しているのかはよくわかっていません。そんな中、宗教的な活動をするときに活性化する脳の報酬系が、ギャンブルや音楽鑑賞で活性化する部分と同じであるとする研究がアメリカの研究者によって発表されました。 Reward, salience, and attentional networks are activated by religious experience in devout Mormons: Social Neuroscience: Vol 0, No 0 http://www.tandfonline.com/doi/10.1080/17470919.2016.1257437 The brain on God https://www.researchgate.net/blog/post
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トランプ支持者の“感情” アメリカが、ドナルド・トランプに困り果てている。 共和党の大統領候補者争いにおいて、トランプの指名が確定した。2月のスーパー・チューズデー以降も勢いは止まらず、5月2日のインディアナ州予備選でも勝利。獲得代議員数で2位と3位につけていたテッド・クルーズとジョン・ケーシックは、それぞれ撤退を発表した。 ローマ法王をはじめ世界中の要人もトランプに憂慮を示しているが、もっとも困っているのは当の共和党やアメリカの保守系メディアだろう。共和党は必死にトランプ降ろしを画策したが空振りに終わり、保守系のFOXニュースはトランプが勝つたびにお通夜状態だ。 そんなトランプを支持するのは、アメリカの白人貧困層だと言われる。彼らは、トランプの過激な発言に熱狂する。 「メキシコは、麻薬や犯罪を送り込んでくる。彼らはレイプ魔だ!」(2015年6月16日) 「全面的で完全なイスラム教徒のアメ
誰かと話をしているときに相手の口グセが気になることってありますよね。「要は~、要は~」「でも」など無意識に繰り返して使ってしまうワード、耳につくと「あ、また言った」と心の中でカウントしちゃうことも。口グセにはその人の性格があらわれるといわれています。あの人の口グセにはどんな意味が? さっそくチェックしてみましょう! あなたも言ってる? 8つの口グセ深層心理普段なんとなく口にしてしまう口グセ。自分では気づかないこともあるので、誰かに「私の口グセって何だと思う?」ときいてみるのもいいかもしれません。ここでは、その口グセに隠された性格診断をご紹介します。 「でも……」否定から入る 話のあとに「でも~」と否定から入る人は、ものごとのマイナス面に目を向けやすい傾向があります。慎重で用心深い性格なので、とりあえず疑ってかかるタイプ。納得できないことがあれば小さなことでも反対してきます。自分の意見を通し
『策略プレミアム-ブラック保護者・職員室対応術』(中村健一/明治図書出版) 教師受難の時代かもしれない…というと、「身から出た錆だ」と手厳しい声が飛んできそうだ。それにしても、一部の教師の言動で、すべての教師が巻き添えを食うのは、気の毒に思う。 心ある教師が自衛策を必要とするときなのかもしれない。『策略プレミアム-ブラック保護者・職員室対応術』(中村健一/明治図書出版)が提唱している自衛策の数々は、保護者から見ればかなり過激な内容だ。しかし、「すべての教師の味方」をこれまでの著書で公言してきた著者は、「教師は誠実で真面目である。だから教師になったのだ。しかし、誠実さや真面目さだけでは報われない。厳しい現場を生き抜くために黒くなれ」と、“腹黒い策略”を授ける。 たとえば、新しいクラスを持ったら、影響力のある保護者の子どもは「ひいき」して、子どもと保護者を味方につけることを勧めている。影響力の
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