1969年、英国の宇宙・物理学者ロジャー・ペンローズは、ブラックホールにゴミを捨てるとエネルギーを得られるという論文を発表した。 そして彼はこう考えた。宇宙のどこかにはブラックホールをエネルギー源として利用する高度に発達した文明があるかもしれない、と。 当時、これはあくまで思考実験のようなものだった。しかし発表から50年の歳月を経て、ついにその正しさが実証されたようだ。
南極のアムンゼン・スコット基地の地下深くにあるアイスキューブ・ニュートリノ観測所は世界最大のニュートリノ検出装置だ。(PHOTOGRAPH BY SVEN LIDSTROM, ICECUBE, NSF VIA THE NEW YORK TIMES) 南極点の地下約1600メートルのところでとらえられた閃光が、100年前から科学者たちを悩ませてきた宇宙の謎を解き明かし、ニュートリノを利用した新しい天文学を始動させるかもしれない。 1900年代初頭、物理学者のヴィクトール・ヘスは、宇宙から地球に高エネルギー粒子が降り注いでいることに気づいた。私たちが今日、宇宙線と呼んでいるものだ。それ以来、科学者たちは、すさまじい高エネルギー粒子を生み出す宇宙の加速器がどこにあるのか突き止めようとしてきた。 しかし、ほとんどの宇宙線は電荷をもち、宇宙空間のあちこちにある磁場によって進行方向を曲げられてしまう。
いて座A*は、地球から約26,000光年離れている「いて座」を構成する天体で、直径はおよそ2250万km。質量は太陽の400万倍に匹敵するという。 ここには超大質量のブラックホールが存在すると考えられており、周辺の星々は銀河系内のほかの星よりも速いスピードでいて座A*を周回する。 なお、楕円を描く星はS2という恒星で、太陽の15倍の質量をもつが、いて座A*に最も接近したときの速さは5000km/秒に達するという。 この動画に関する海外の反応はというと... LimeyRooster これは本当にすごいぞ。そのブラックホールがいかに強力なのかがよくわかる動画だ。何百万トンもの質量の物質のルートを短時間で変えているってことだよな。衝撃的な事実だ。 superrosie 恐ろしい…。あまりに暗くて小さいせいで印をつけなきゃわからない透明のモンスターだ。しかも内部はめちゃくちゃで物理法則がまともに
Black holes, curved spacetime and quantum computing by Elsevier Rotating black holes and computers that use quantum-mechanical phenomena to process information are topics that have fascinated science lovers for decades, but even the most innovative thinkers rarely put them together. Now, however, theoretical physicist Ovidiu Racorean from the General Direction of Information Technology, Bucharest,
Astronomers piece together first image of black hole by Laurence Coustal Theoretical astronomy tells us that when a black hole absorbs matter, a brief flash of light is visible as depicted in this artist's rendering After training a network of telescopes stretching from Hawaii to Antarctica to Spain at the heart of our galaxy for five nights running, astronomers said Wednesday they may have snappe
太陽の10万倍以上もある巨大なブラックホールが、天の川銀河の中心部から200光年離れた場所に漂う有毒なガス雲の中で発見された。 この発見が確認されれば、射手座A*に次いで、これまでに発見されたものとしては天の川で2番目に大きいブラックホールとなる。 発見したのは慶應義塾大学理工学部物理学科の岡朋治教授率いる研究チームで、海外メディアがこぞって取り上げていた。
銀河系の中心に位置する超大質量ブラックホール「いて座A*」を取り巻く乱流領域のX線画像。(PHOTOGRAPH BY NASA) 銀河系(天の川銀河)の中心に位置する怪物のようなブラックホールは、惑星サイズの「食べ残し」を投げ捨てており、なかには地球からわずか数百光年のところを猛スピードで駆け抜けるものもあるかもしれないとする新説が発表された。(参考記事:「宇宙の見方を変えた天の川銀河のブラックホール」) ブラックホールは物を吐き出すところではなく飲み込むところだという一般的な概念からすると、いささか奇妙に思われるかもしれない。しかし、米国ハーバード大学の学部生イーデン・ガーマ氏が米国天文学会の年次総会で1月4日に発表した新しいシミュレーションによれば、銀河系の中心にある巨大ブラックホールが自由に浮遊する惑星状天体を大量に宇宙空間へ送り出している可能性があるという。「銀河系には、ブラックホ
ホーム 映画 デジタル・IT ゲーム エンタメ グルメ 動画 アキバ ネットで話題 アメリカ宇宙航空局(NASA)が公開したこの写真。ぽっかりドーナツ状に弧を描いた宇宙空間の穴の中に流星が突入、こんな印象を受けるかもしれない。だが実際は「巨大なブラックホールが星を飲み込む瞬間」らしい。 星を破壊しながら 炎をあげる瞬間 言ってしまえばブラックホールも天体のひとつなわけだが、あまりに高密度で重力が強いため物質だけでなく、光すらも脱出できない。それゆえ、近くを通る星は一瞬にして吸い込まれ、跡形もなく消えてしまう。 これまでX線観測衛星の記録を元に解析した、星を飲み込む瞬間の再現映像はあった。が、実際の様子を捉えたのはこれが初めてたそう。 「ブラックホールに接近する恒星の潮汐破壊を赤外線エコーによる撮影でこんなにも鮮明に確認できたのは初めてですよ」、とはNASAでブラックホール研究の指揮をとるジ
スティーブン・ホーキングの有名な予言に、「ブラックホールは放射線を放ち蒸発する」というものがある。 彼がこの理論を発表したのは42年前のことだが、実際に証明することは難しかった。現在の技術では放射線が弱すぎて観測できず、原子物理の分野ではその存在証明が”聖杯”と言われるほどだった。 だがイスラエルの科学者がこのホーキング放射を史上初めて観測することに成功した。
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