モンゴルの荒涼たる地域で、長い間、忘れ去られていたかつての帝国の首都が発見された。考古学者たちは、ここは伝説的な匈奴の都市"ドラゴンシティ"だったのではないかと考えている。 匈奴は、紀元前4世紀頃から中央ユーラシアに存在した遊牧民族および、それが中核になって興した遊牧国家だ。 モンゴル高原を中心とした中央ユーラシア東部に一大勢力を築きあげ、中国王朝の歴史を語る上で欠くことのできない重要な存在で、強大な力をもった謎に満ちた民族だったと言われている。
2020年の1月、新年早々、SNS上で「2020/1/1から中国で『パスワード法』が制定され、ネット上で(中国製のアプリ・デバイスを利用した)個人のパスワードは全て中国政府に検閲されるようになる」と言った投稿を何度か目にしました。 おそらく2020/1/1から施行された「中国人民共和国密码法」に関する投稿かと思われますが、この法律に関しての認識があまり広まっていない結果の投稿のように思われましたので、本記事では「中国人民共和国密码法」の制定背景および条文の解釈、中国政府が企図するものについて解説していきたいと思います。 目次は以下の通りです。 「中国人民共和国密码法」とは何か暗号法の条文とその内容中国政府による暗号法の制定背景とその意義まとめー暗号法とCBDC「中国人民共和国密码法」とは何かまず「中国人民共和国密码法」とは、2019年10月26日、第14回全国人民代表大会(全人代)常務委員
いかにして中国がロシアのカラシニコフ自動小銃(AK)の製造技術を手に入れ、いかにして中国版AK-47が世界の闇市場を席巻して反乱者の手に渡るようになったか。民間軍事会社の元コントラクターがその顛末を明かす。 世界中どこへ行こうと、AK-47(あるいは単にカラシニコフ)の意味を知らない人はいない。インドネシアの農家も、メキシコのカルテルの一員も、パキスタンの警察官も、ポルトガルの空挺兵も、皆このライフルを知っている。この銃について個人的な思い出を持っている人も多い。 この武器は旗や記念碑、メダルの図案にもなっている。歴史を通して、この銃は自由と恐怖、抵抗と弾圧を象徴してきた。これほど多くの本や曲、芸術作品、展覧会のモチーフとなり、これほど多くの論争を巻き起こした武器は他にない。 あまり知られていないのは、世界で流通しているカラシニコフの大半がロシアおよびソ連製ではないということだ。ほとんどが
中国、梵浄山の頂上の一つ「紅雲金頂」。最上部に2つの仏教寺院がある。(PHOTOGRAPH BY ISTOCKPHOTO/GETTY IMAGES) 行くべき理由:雲海の中を登ることができる ユネスコ世界遺産に登録されたばかりの梵浄山は登る価値がある。仏教の聖地(かつて48の寺院があった)でもあるこの山は、奇妙な形をした岩石層や雲の上から眺める武陵山脈がハイカーたちの目を楽しませてくれる。 最も登りがいがあるのは標高2335メートルの「紅雲金頂」。橋で結ばれた2つの山頂にそれぞれ寺院がある。ケーブルカーで登ることも可能だが、自分の足で歩けば、豊かな生物多様性を間近で見ることができる。梵浄山には、ハイイロシシバナザルなどの希少な固有種もいる。 行き方:梵浄山の玄関口は貴州省東部の銅仁。銅仁空港から直通バスが出ているほか、高速列車や普通列車の駅もある。 関連記事: ギャラリー:2018年に登録
中国の黄土高原の遺跡から、アフリカ以外では最古となる石器が発見された。(PHOTOGRAPH BY ZHAOYU ZHU) 7月11日付けの科学誌「ネイチャー」に発表された論文によると、ヒト族(ホミニン)は、これまで考えられていたよりはるかに早い時期にアフリカを出ていたという。初期の人類史の重要な1ページを書き換える大発見だ。 中国陝西省上陳(シャンチェン)村の遺跡で発見された100個ほどの石器が、初期のヒト族がアフリカ大陸を出たとされる時期を25万年以上も早めることになるかもしれない。 石器を製作したヒト族は、210万年前~130万年前の80万年間、断続的にこの地域に住み、アフリカ以外では先例のない道具を残した。ジョージアのドマニシ遺跡で発見されたホモ・エレクトスの最古の化石は180万年前のものだが、上陳遺跡から出土した最古の道具は、それよりさらに約30万年も古い。(参考記事:「石器時代
ご存知の方も多いかと思われますが、最近ネット上で中国人の食事中におけるマナーが問題になっているようです。 ビュッフェ形式のレストランで大量に残して退店 ニュース記事によると、どうやらタイにあるビュッフェ形式のレストランを訪れたある中国人団体客が、大量のエビを席に持ち帰り、かなりの量を残した上で店を去ったそうです。 当然、「残すくらいならそんなにたくさん取るなよ!」という話になるわけで、中国人の食事マナーの悪さが指摘されているようです。 また、ネット上での日本人の発言を見てみると、「中国では食事を残すのがマナーらしいけれど、さすがにこれは残し過ぎだよな、、、」、「そもそも残すのがマナーって、意味がわからない」なんて投稿がけっこうあります。 私も似たような話は昔からよく耳にしていたのですが、これって本当に正しいのでしょうか? 「中国で食事をする時には少し残すのがマナー」は本当? それとも嘘?
11月11日独身の日セールから1週間、宅配業界は1年で最も忙しい日を迎える。中国全土では、10億件を超える宅配便が発送され、その多くが「当日配送」「翌日配送」なのだ。広東省郵政管理局では、さまざまな対策をとっていると広州参考が報じた。 広東省だけでも3.6億件の宅配便 広東省郵政管理局は、この1週間で広東省が扱う小包、宅配便は3.6億件に達する見込みだと発表した。これは中国全土の宅配件数の1/4にあたるという。 このため、広東省だけで7万人の臨時配達員が雇用された。また、33万平米の作業場を用意し、6000台の配達車両を増強した。それだけではなく、自動仕分け、シェアリング宅配ロッカーなどの技術も積極的に活用していくという。 tamakino.hatenablog.com 平常時の3倍の取扱量 広東省郵政管理局の羅徳韶副局長は、広州参考の取材に応えた。「現在、広東省には1日100万件の処理能
中国でiCloudデータを管理するデータセンターを建設するAppleは、2018年2月28日までにデータ管理業務を中国当局が管理する現地法人に引き渡します。これは、iCloudのユーザーデータに中国政府の管理する企業が自由にアクセスできることを意味しているとのこと。中国でiPhoneを売りたいがために中国政府のいいなりとなりユーザーデータを差し出すAppleの姿勢を、台湾にある国立中正大学の教授が痛烈に批判しています。 How Apple is paving the way to a ‘cloud dictatorship’ in China | Hong Kong Free Press HKFP https://www.hongkongfp.com/2018/02/17/apple-paving-way-cloud-dictatorship-china/ 2017年6月に中国政府が施行し
これが監視社会だ。最新技術で常に見張られる人々たち中国は、活況を呈する大都市の北京から遠く離れた場所に、ディストピア的な最新技術と、人間による警備を融合させた巨大な監視システムを築きつつある。まさに「監視技術を研究するための最前線ラボ」だ。 中国西部の新疆ウイグル自治区にあるカシュガル市。ここでは、ヒゲを生やすと警察に通報される可能性がある。結婚式に人を呼びすぎても、あるいは、子どもを「ムハンマド」や「メディナ」と名づけても、そうなる可能性がある。 近くの町までクルマやバスで行くと、そこには検問所が待ちかまえている。武装警官が、通行者の携帯電話に「Facebook」や「Twitter」などの禁止されているアプリが入っていないか調べたり、テキストメッセージをスクロールして、何らかの宗教的な言葉が使われていないか調べたりすることもある。 もしあなたがここの住民なら、国外にいる家族や友人に電話を
中国最大の検索エンジン「百度(バイドゥ)」は全世界の検索エンジン市場で、グーグルに次いで第2位。日本でいえばヤフーやグーグルのように中国人が日常的に検索で使っているサイト。中国での検索の90%が百度だといわれている。 ――国際事業本部の事業内容から教えていただけますか? 和田氏:日本のお客様向けに、百度の中国語の広告を販売しています。広告はリスティング広告、アドネットワーク広告、インフィールド広告と呼ばれるものがメインです。やや専門的な話になりますが、リスティング広告とは、あらかじめ指定したキーワードを、ユーザーが検索した際に提出されるクリック課金型の広告メニューのことです。百度リスティング広告では、テキストのみの表示のほか、表示オプションを設定すれば、複数枚の画像の掲出、サブリンクの設置、タイトルに企業アイコンを表示させることが可能です。アドネットワーク広告は複数の広告媒体を集めて広告配
中国には石の卵を産み落とす崖があるという。崖が産卵?え?ちょまっ?産みっぱなし?托卵希望?で、何が生まれるの? いろんな妄想が頭をよぎるが実際にある現象なのだ。 貴州省の黔南布依族苗族自治州三都県にある「チャンダラ(Chan Da Ya)」は、完璧な球形、あるいは卵形の石の塊を30年ごとに産むと言われているミステリアスな崖だ。地元の人はこの崖を産卵崖(產蛋崖)と呼んでいる。
Glotechtrends.com This Page Is Under Construction - Coming Soon! Why am I seeing this 'Under Construction' page? Related Searches: music videos Credit Card Application Dental Plans Best Penny Stocks Online classifieds Trademark Free Notice Review our Privacy Policy Service Agreement Legal Notice Privacy Policy
前回は中国のシェアリングサービスを論じることで、制度設計が人々の行動習慣にどのような影響をもたらし得るかを論じた。本連載でも最近中国について論じる機会が増えてきたが、それほどまでに特殊なIT事情を有する中国は、やはり注目に値する。 とはいえ中国は、世界をつなげてひとつにする「世界共通のインターネット」から離脱しようという意図がみえる。またグーグル検索においてもこの「世界共通」は複雑な問題を抱えている。 そもそもインターネットは当初こそ軍事利用的な発想で生まれたが、一般的な普及にあっては世界中の人々がひとつにつながることで、対立から融和への道を示そうという思想的な側面が存在していた。この思想は現在に至り、多くの問題を抱えている。そこで今回は、インターネットが1つであることの困難やその問題について考察したい。 国内から外国へのアクセスがますます困難な中国 中国の積極的な「世界共通のインターネッ
中国のインディーゲーム事情を尋ねるインタビューの第二弾は、中国でパブリッシャー・COCONUT ISLAND GAMESを営む鮑嵬偉(ウェズリー・バオ)氏に話を伺った。 【第一弾はこちら】 「基本無料、アイテム課金は嫌い」な中国インディー開発者が語る“苦悩”。コンシューマ市場が1%未満な世界でのゲーム文化のリアル【中国ゲーム事情レポ】 同社は、もともとはデベロッパーとして活躍していたが、ある台湾製のゲームを中国本土でリリースしたいと思い、以後、どちらも手がけるようになったのだ。 鮑氏にそこまでの思い入れを生んだゲームの名は『返校』(Detention)という。このタイトル、じつはSteamで全世界3位を獲得した代物だ。 台湾製のホラーゲームだが、ストーリーではホラーの背景に中国国民党の圧政が敷かれていた1960年代の台湾が描かれており、内戦の相手だった中国共産党が支配する現状の中国で「仇敵
5,000年前の中国では身長約180センチ越えの集団が存在していた2017.07.17 20:0314,091 たもり その遺伝子少しわけてほしい…。 中国の山東省で5,000年前のものとみられる、長身の集団の遺骨が発掘されました。彼らは新石器時代に生きていて、とても背が高いという特徴がありました。 新華社通信の記事によると、済南市章丘区で行われた遺跡発掘で、104の家屋、205基の墓そして20の生贄用の穴が発見されました。陶器やさまざまなヒスイの品物も発掘されたとのこと。後期新石器時代のころの黄河流域で栄えていたのは、紀元前3,000年から1,900年にかけてその流域で繁栄した龍山文化(またの名は黒陶文化)でした。この遺跡発掘は、山東大学の主導の元、昨年から行われてきたようです。 この地で発掘された人骨を分析したところ、発見された集団の多くが身長約180センチ以上と、著しく背が高かったと
民主立憲を求める零八憲章を起草して投獄され獄中でノーベル平和賞を受賞した劉暁波は、投獄前に「抗日戦争中、中共軍は日本軍と戦わなかった」「嘘の宣伝を続ける中国政府は人民の信頼を得られない」と書いていた。 ◆「零八憲章」とは中国の作家・劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏は、2008年に「零八憲章」を書いたことで逮捕された。「零八憲章」は中国共産党の一党支配を終わらせるべきだとするもので、三権分立や民主化の推進あるいは人権保護などを訴えた憲章である。中華人民共和国憲法にも言論や報道あるいはデモの自由は謳われているものの、一方では中国共産党を「中国を指導する党」と憲法で決めており、一党支配を批判する言動を行なった者は法に依らない逮捕拘束をしているとして、新たな国家のための憲章を起草した。 発表したのが2008年であることから、「08」を漢数字で書き「零八」(ぜろはち)とした。12月9日に発表しているので
1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日本なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 文化大革命の悪夢をもたらした毛沢東時代に決別し、新しい国作りの道を歩み始めた中国の改革・開放路線は1978年から始まっ
アパホテルにヘイトまみれの南京事件否定本が常置されていることが海外にばれた件。 指摘を受けたアパホテルは公式サイトに、「「南京大虐殺」が「虚構である」証拠の数々」なる文章をアップしていましたので一応反論しておきます。 長くなりますので、アパホテルが「「南京大虐殺」が「虚構である」証拠の数々」として挙げている8項目について最初に一言で反論し、詳細はその後に記します。 # アパホテルの主張 事実 1 犠牲者の名簿がない 誤り。名簿は存在してるし、そもそも名簿の有無と虐殺の有無がリンクするわけでもない。 2 南京は人口20万人だから30万人も虐殺できない 論拠不十分。南京の人口が20万人だったという証拠がないし、虐殺数は軍人含めた数値なので民間人の人口だけで否定できるわけでもない。 3 蒋介石は南京事件に言及していない 誤り。蒋介石は日記にも書いてるし、国民政府としては国際連盟でも言及している。
その死が天安門事件のきっかけとなった胡耀邦・元総書記は、かつて、「中国人民がもし中国共産党の歴史の真相を知ったら、必ずわれわれの政権を転覆させるだろう」と述べていたことを証言した人がいる。演説会場にいた人だ。 ◆胡耀邦の衝撃的な演説――1979年2月胡耀邦(1915年11月20日~1989年4月15日)の演説を聞いていたのは、辛●年(しん・こうねん)(●はサンズイに景と頁を並べて書く)(1947年~)という中国共産党史の歴史研究者だ。彼によれば、1979年2月に、文化大革命(1966年~76年)後はじめて、北京で「全国長編小説座談会」が開催された。まだ駆け出しの青年作家だった辛氏も招聘されて、座談会に出席していた。出席者は全部で30人ほどであったという。 すると、会議中のある日のこと、突然、中共中央の講堂に集まるように命じられた。 新中国(中華人民共和国)誕生以来、数千万人におよぶ無辜(む
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