そこはおとぎの国、あるいはディズニー映画に出てくるようなファンタジーあふれる世界が広がっている。 フィンランドの写真家、Ossi Saarinenさんは、ほとんどの人に知られていない神秘の森を発見、そこに住む野生動物たちを撮影している。 童話の世界は現実にあったんだね。
蛯子氏の素晴らしい写真を蛯子氏のコメントを見ながら、世界の超絶青の世界を堪能していこう。この中にきっと、あなたを待っている場所があるはずだ。 1. ベリーズ、ブルーホール 機材:SONY α77 SAL18250 レンズ情報:18mm F8 SS1/500 ISO-100 image credit:Wataru Ebiko 「世界最大級のこのブルーホールは、中米ベリーズの首都ベルモパンから10人乗りの小型機に乗って空から眺めることができます」 「どれだけよく見えるかは飛行機の角度、つまりパイロットさんのヤル気次第なので、疲れが若干見えはじめる午後より朝の早い時間がオススメです」 2. ギリシア、ザキントス島ナヴォイアビーチ 機材:SONY α7 SEL1635Z レンズ情報:19mm F10 SS1/125 ISO-50 image credit:Wataru Ebiko 「カラパイ
つい先日、世界に1頭だけ生存していたキタシロサイのオス「スーダン」が死亡した。ケニア、オルペジェタ自然保護区で暮らしていたスーダンだが、45歳となり高齢化に伴い体はボロボロ。苦しみの中死を待つばかりだった。 保護区と野生動物当局は安らかに眠らせてあげようと決め、3月19日に安楽死処分となった。同じ保護区にキタシロサイのメスはまだ2頭いるが、オスがいなくなったため、事実上の絶滅となった。最後の望みは保存された遺伝子を利用した体外受精だけである。 そんなニュースでもない限り、絶滅の危機に瀕している動物のことは、自分たちとは遠い謎の存在だと思っているだろう。 だが、そんな絶滅危惧種の動物たちと常に向き合っている写真家がいる。 動物の写真撮影を専門とする英国の写真家、ティム・フラッハは、過去2年間、絶滅危惧種の住む生息地を訪れ、記録してきた。 ホッキョクグマ、ユキヒョウ、チーターから、サイガ、フィ
プラスに帯電し、電界によってほぼ静止している1つのストロンチウム原子を撮影した写真。よく見ると、黒い部分の中心にうっすらと青い光が見える。(PHOTOGRAPH BY DAVID NADLINGER, UNIVERSITY OF OXFORD) すばらしい写真というものは、ときにデジタル一眼レフカメラと小さな原子、そして好奇心旺盛な博士論文の提出候補者という組み合わせで撮影されるものだ。(参考記事:「単一原子の影の撮影に初めて成功」) 英オックスフォード大学で、量子コンピューターに使う原子を閉じこめる研究をしていたデビッド・ナドリンガー氏は2017年8月7日、一般的なデジタル一眼レフカメラを使ってこの写真を撮影した。黒い背景の前で青紫色のライトに照らされているのは、プラスに帯電したストロンチウム原子だ。両側には2つの金属電極があり、間にできる電界によって、原子はほぼ静止している。この装置は
拡散するその前に、これだけやれば大丈夫。 ウェブの嘘写真を見分ける基本をまとめてご紹介します。 肉眼でわかる嘘写真胴体がないとか、頭が1個多いとか、半分もげてるとか。誰が見たって偽物とわかる雑な合成もあります。さすがに最近はアプリも高度になって、そういう雑誌の間違い探しクイズみたいなのはなくなりましたが、影の方向が怪しいとかいうのは、今でも割と通用します。 色、明るさ、コントラスト。いくらツールが高度になっても、すべての整合性を図るのは結構なスキルが要求されますからね。そのよい例がこちら。 Markus Schreiber/Associated Press/Gizmodoトルコのメヴリュット・チャヴシュオール 外相が後ろからプーチンに異常接近と騒ぎになりましたが、どう見たって浮いてますよね、プーチン。 文字の反転、文章がおかしくなっているのも、2枚の合成写真を見分けるサインです。クロップの
大手メディアに写真を掲載する「戦場フォトグラファー」のエドゥアルド・マルティンス。実は名前から職業まで全て捏造だったのである。この事件は、世界中のプロのフォトグラフィー業界が現在抱えている問題を浮き彫りにしたといえる。 最近、あるブラジル人の許し難い所業が世界的に話題になっている。その人物の名は、エドゥアルド・マルティンス。32歳のモデルばりのイケメンのブラジル人で、不幸なことに、若くして患った白血病で闘病生活を送ったこともある。生きがいは、サーフィンで、自身のインスタグラムのアカウントにも、鍛え上げられたマッチョな体で海に出る写真をアップしている。 そして職業は、大手メディアに写真を掲載する「戦場フォトグラファー」。紛争地の現場に足を運び、戦争の現実、巻き込まれた無実の市民たちの姿を切り取り、命の危険と隣り合わせの生活を送りながら、仕事を済ませるとカメラをサーフボードに持ち替えて、海に出
日本ではアニメ「あらいぐまラスカル」の影響から、本来日本にはいなかったはずの北米原産のアライグマがペットとして持ち込まれ、その後飼えなくなったアライグマが捨てられて野生化し、農作物への被害や既存の野生動物への影響から、特定外来生物に指定され駆除対象となってしまったアライグマ。 確かにちょっと気性の荒いところはあるが、アメリカでは国民的な動物として昔から広く愛されペットとして飼っているお宅も多い。 手先が器用で脱走しがちなところはあるが、前足を水中に突っ込んで餌を洗っているそのしぐさはやっぱかわいい。 というわけで我々素人の場合には、ネット上でアライグマの愛くるキュートな身姿を眺めているだけで満足するのが正解なのだ。
オーロラは、地上や上空はもちろん、国際宇宙ステーションに滞在するクルーまでもが思わず見とれてしまうほど美しい大気の発光現象だ。 この素晴らしい現象をより多くの人々に伝えるため、NASAは長年にわたって宇宙飛行士や地上の科学者、そして世界中の投稿者がとらえたオーロラの写真を多数展示している。 そのなかでも特に見事な景色の一部を紹介しよう。
ポーランド在住の神経生物学学生Izaさんは20才。学生でありフォトグラファーでもある。幼いころからカメラを片手に8年間撮影技術を磨いてきた。 そんなIzaさんが撮影したキツネの写真が美しく幻想的であると話題を呼んでいる。 『National Geographic Poland』に取り上げられたIzaさんの写真を気に入ったキツネの飼い主から撮影依頼を受け、キツネの撮影に臨んだとのことだ。しかし相手は自然界を生きるキツネ。Izaさんは最初は威嚇をされつづけ近づくことも出来なかったのだとか。 持ち前の忍耐でキツネのフレヤとコミュニケーションをとり続け、信頼関係を築いたことで生まれたたくさんの写真を見てほしい。
オーストラリアの夜空に広がる天の川。写真家クリスチャン・サッセ氏が60分おきに撮影した写真を合成したもの。(PHOTOGRAPH BY SASSEPHOTO) 無数の星が密集する天の川が、夜空に円を描くようにいくつも連なっている――写真家クリスチャン・サッセ氏がそんな美しい写真をオーストラリア南部で撮影、ツイッターに掲載した。 地球は、天の川銀河の中心から延びた「腕」のひとつに位置する。一方で、地球から見た天の川銀河は、天の南極(または天の北極)の周りをぐるぐる回る星の集団として見える。(参考記事:「太陽系含む銀河系の「腕」、4倍も大きかった」) ツイッターに載った写真は、サッセ氏が4月28日に10時間以上かけて撮影したもの。天の川を50分ごとに露出時間30秒で撮影した後、「Startrails」というソフトを使って重ね合わせ、最後に「Photoshop」を使って合成・編集した。 「南半球
2羽のサウスジョージア島のキングペンギン(Aptenodytes patagonicus)の華やかな羽。キングペンギンは4層構造の羽を持ち、寒さを避けるために体を寄せ合う。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) タキシードのような姿で独特の求愛をするペンギンは、みんなに愛されている。 ぜんぶで18種類いるペンギンの大きさはさまざまだ。南極の荒々しい海岸にすむコウテイペンギンは体長1.2メートルほどになるが、オーストラリア南部やニュージーランドに暮らすコガタペンギンは30センチほどにしかならない。(参考記事:「海を飛ぶコウテイペンギン」) 4万5000年近く南極で生きてきたアデリーペンギンをはじめ、多くのペンギンは厳しい気候をものともせずに生活している。ペンギンが生息するのはほぼ南半球だけ。空を飛ぶことはできない
仕事に集中できない? やる気が起きない?ならパソコンの壁紙を雪景色に変えてみることだ。とにかく良く目につくところに寒い景色の画像を置こう。 人は寒さを想像すると認知制御機能が向上するという。 認知制御は突発的な衝動を無視したり、長期的な目標の達成を決断させる能力だ。
例えばシミュラクラ現象。人間の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている為、3つの点を見ると人の顔に見えてしまう。 あるいはパレイドリア。これは普段からよく知ったパターンを、本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象のことだ。 このように人間の脳は簡単に騙されてしまい、錯覚をしがちだ。これからあげるこれらの画像は、すごく良く知っているものと勘違いしてしまいがちなまったく別のものである。
人工衛星が地球を最初に撮影し始めたとき、上空から大きなスケールでとらえたその画像は、我々の大気に対する認識に革命を起こした。そして今、スマートフォンなどのパーソナルテクノロジーの登場が、見上げた空について新たな見地をもたらそうとしている。(参考記事:「宇宙から見た地球と雲の最新鮮明画像9点」) そうしたパーソナルテクノロジーの普及をきっかけとして、世界気象機関(WMO)が雲の分類の国際基準である「国際雲図帳」に、新たに11の分類をラテン語で加えることになったのだ。 異常気象の接近を告げる乳房雲。米アイダホ州ホースシューベンド付近。(PHOTOGRAPH BY DAVID R. FRAZIER PHOTOLIBRARY, ALAMY)
交尾後にオスに巻き付いて絞め殺すメスのオオアナコンダ。(Photograph by Luciano Candisani) ブラジルの沼地で特大のヘビを追っていた写真家のルシアーノ・カンディザーニ氏は、期待していた以上の成果を収めた。メスのオオアナコンダがつがったオスに巻き付いて絞め殺すところを、知られている限り世界で初めて撮影したのだ。 この極太のメスをよく知っていた現地ガイドは、カンディザーニ氏をフォルモソ川へ案内した。そうして目的のヘビを見つけたとき、このメスは体を半分水から出して、川底にいる小さなオスと絡み合っているところだった。おそらく交尾後の抱擁だろうとカンディザーニ氏は思った。このつがいを数時間観察し、1メートルほどの距離から数枚の水中写真を撮影した。(参考記事:「カバを食べるカバ――共食いする動物たち」) 「最初は何が起こっているのか、よくわかっていませんでした」とカンディザ
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