アフガニスタンに派兵されていた若き米軍兵士が、爆弾により負傷、男性生殖器を失った。 ジョンズ・ホプキンス大学の外科医らは、亡くなったドナーから陰茎、陰嚢、腹壁の一部を摘出し、それらを元兵士に移植した。 これまでも、生殖器の移植は行われていたが、全体移植は世界初となる。医師らによると、これによって兵士は性機能も回復する予定だという。
2010年5月、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火し、立ち上る黒煙の柱。遠方で起こった火山の噴火が、古代エジプトに深刻な影響をもたらしたのだろうか。(PHOTOGRAPH BY STEVE AND DONNA O'MEARA, NATIONAL GEOGRAPHIC ) 2300年前、アレクサンドリアの町をエウクレイデスとアルキメデスが散策し、クレオパトラの一族が王座に君臨していた頃、エジプトでは暴動や領土をめぐる争いが絶えなかった。当時、エジプトを支配していたプトレマイオス朝は、マケドニア人を祖先とするギリシャ系王朝だったため、民族的緊張が度重なる暴動の一因だったともいわれている。クレオパトラは、そのプトレマイオス朝の最後のファラオであった。 だが、科学誌「Nature Communications」に10月17日付で発表された新たな論文は、エジプトの騒乱にはもうひとつ別
10月9日 マルサシュロックの港で夕方の海を眺めながらベンチに腰掛けて缶ビールを飲んでいた。暇そうな地元の老人が隣に座ってぼんやりと沖を眺めていた。この老人、レー氏は76歳の地元マルサシュロック生まれ。退職するまで地元の造船所で働いていた。 レー氏は第二次大戦中のドイツ軍の空襲を体験している。子供のころ空襲警報が鳴って港の近くの岩山のシェルターに避難した記憶があるという。ドイツ・イタリア枢軸軍と連合軍はマルタを巡って熾烈な攻防戦をしたという。 レー氏によるとナポレオンがマルサシュロックの港に上陸してマルタは一時的にフランス領となった。しかしナポレオン戦争後マルタは英国領となり長年英国海軍の地中海の拠点であったという。 第二次大戦後マルタは英国から独立したが、その後も英国地中海艦隊はマルタの本拠地を維持していた。レー氏によるとその頃がいちばん良かったという。英国連邦(コモンウェルス)の一員と
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特攻。今日では美化されて語られることの多い「十死零生」のこの作戦。一方で、はたしてその戦果がどの程度だったのか、が語られることは少ない。毎日新聞記者・栗原俊雄氏が、ある特攻隊員の証言と史料をもとに、歴史の闇に斬り込む。(前編はこちらから) 「特攻の記憶」 目の前に、「桜花」を抱いた一式陸上攻撃機(一式陸攻)が飛んでいた。護衛のゼロ戦に乗っていた野中剛(1925年生まれ)は突然、「耳元でバケツを打ち鳴らされたような音を聞いた」。そして機体後部に「ガン」という衝撃を感じた。 1945年3月21月。海軍鹿屋基地(鹿児島県)から特攻隊が飛び立った。一式陸攻18機を基幹とする「神雷部隊」である。護衛のゼロ戦は30機。敵は九州沖南方の米機動部隊(航空母艦=空母を基幹とした艦隊)であった。一式陸攻は爆弾、魚雷も搭載できる軍用機だが、この日は初めての兵器を胴体に抱いていた。 その兵器こそ特攻のために開発さ
戦争を終わらせるため原爆は必要だったという考え方は、今もアメリカでは主流だ。しかし、歴史的資料や証言から、原爆投下は必要なかったと結論づける研究者たちもいる。オバマ大統領広島訪問を機に、偏ったアメリカでの原爆の議論を、より多様にすべきと1人の歴史学者が主張している。 ◆都市への原爆投下以外の選択肢もあった ピュー・リサーチセンターの2015年の調査によれば、原爆投下を正当化するアメリカ人は、56%で、調査に回答した人の半数以上は、原爆は必要だったと考えている(ワシントン・ポスト紙、以下WP)。 「原爆は不要だった」と主張する軍事歴史家のイアン・トール氏は、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙(NYDN)に寄稿し、原爆は大量の犠牲者を出したであろう日本本土の戦いを避けるための最終手段だったというのがトルーマン政権の説明であり、この見解はアメリカ社会で代々受け継がれ、議論の余地は与えられないと述
ファクトチェックです。 産経などで時折取り上げられている軍事ジャーナリストに井上和彦氏という方がいます。「日本が戦ってくれて感謝しています」という太平洋戦争に関する彼のネットや書籍での主張が妥当か、私が居住するシンガポールに関する記述を検証します。検証基準は下記です。 記述の事象は正確か (ファクトチェック) 記述の全体の位置づけが妥当か (例外や少数事象には注釈をつけるなど、一般的であるような誤解を避けているか) 記述の事象が正確かどうかや全体の位置づけの評価は、シンガポール教科書を含むシンガポール政府の記述を根拠とします。シンガポール政府の史実認識や解釈に異議があるかもしれませんが、今回の記事の視点は「シンガポール"が"、日本が戦ったことに感謝しているか」だからです。 井上和彦氏による、以下の3つの記事のシンガポールの記述を評価対象にします。 zakzak by 夕刊フジ: 【戦後70
ギズモード・ジャパンより転載:これが学生のときにあったら歴史に興味もったかもなぁ...。 人類の歴史は戦争の歴史、とよく言いますが、こちらのインタラクティブ・マップは確かに時代の流れを見せてくれます。こちらをクリックすると地図に飛ぶことができます。世界地図の上に散らばる色のついたドット。それぞれのドットはそこで争いが起きたかを示しており、色が時代を表わしています。紀元前2500年から始まり、2016年へとだんだんと濃い赤色になっていきます。最初の画面では全部の戦争が表示されてしまっているので「おおー、戦争多いな」としか思えませんが、画面下のバーを調整することで色々と興味深いことがわかります。 バーの右の黒棒と左の黒棒を狭めると、表示される時代を限定できます。これを200年ほどの間隔にした後、バーの真ん中(手のカーソルに代わります)をクリックして左右にドラッグすると時代ごとにどこで戦争が起き
大岡昇平の小説などでも知られる、フィリピンでの日米決戦。日本軍はフィリピンで何をしたのか。そして両国の友好の道筋と、今後の課題とは。アメリカ・フィリピン・日本の3カ国にわたる国家・社会関係史の専門家、一橋大学社会学部教授の中野聡氏が解説する。TBSラジオ荻上チキSession-22 2016年01月27日放送「天皇・皇后両陛下がフィリピン公式訪問。戦時中、日本軍は何をしたのか?」より抄録。(構成/住本麻子) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホーム
街全体が廃墟に。シリアの「今」をドローンで撮影2016.02.09 11:036,956 渡邊徹則 2011年からはじまった内戦により、その犠牲者は25万人を超え、400万人の難民を生み出し、今なお700万人以上が路頭に迷っているといわれる、中東国家シリア。戦いは、いまだに終息の気配すら見えません。 そんなシリアの街の「今」を、ドローンで捉えた動画が公開されていました。撮影したのは、Russia Worksというロシアのサイト。 写っているのは、一時は人口80万人を超えるともいわれたシリア第三の都市ホムス。戦争によって破壊され、まるで廃墟のようになってしまった姿に言葉がありません。 シリアで内戦が続く理由はとても複雑ですが、ある意味で、全世界の人々に関係しているともいえます。その意味では、これはすべての人が見るべき動画かもしれません。 わずか数年前まで、シリアは歴史的建造物が立ち並ぶ美しい
サイバーセキュリティ対策の重要性は言うまでもないが、現在企業が実施している対策は、果たして脅威の現状やシステムの変化に合ったものだろうか。 昨年12月に開催された「Oracle Cloud Days Tokyo」において、「もはや“入口と出口の水際対策”では不十分」と語ったのは日本オラクルの松岡秀樹氏だ。海上自衛隊OBで、米軍のサイバーセキュリティ対策にも明るい松岡氏が、ここ20年ほどのテロと脅威の歴史を振り返りながら、いまサイバー空間で何が起こっているのかを克明に語った。 「ほとんど戦争」サイバー攻撃激化の背景にある国際情勢の変化 「現在皆さんが直面しているサイバー攻撃というのは、基本的にほとんど戦争と言えます」――。松岡氏の言葉が、静まりかえったセミナー会場に響く。講演が行われたのはパリ同時多発テロ事件からおよそ1カ月後、日本でもアノニマスによると思われるサイバー攻撃事件は後を絶たず、
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今年は戦後70年ということで、戦争とか平和を話題にしたニュースがとても多い気がする。 でも大変ですね。国家というものは。 いやね、中学入っていきなり他校の生徒によびだされたとき お前ンとこの中学の70期前の3年の田中ってやついるだろ? そいつにうちの70期前の鈴木が、ずいぶんお世話になってかわいがってもらったそうやないか。お? おめー田中のかわりに詫び入れろや。 って言われたら うわ この人頭のおかしいひとかな? かかわらんとこ。 って思うんだけど、実際国家間の対立になるとそうは簡単に行かないのでややこしいですね。 世界に誇る平和国家日本とか行ってるけれど、ただ、それは日本が運良くここ70年くらい極東という世界のクソ外れの島国にあったということで、自分らは世界の動乱に巻き込まれなかっただけで、世界情勢を鑑みると、現在進行形で血が流れまくっているというか、まだ終わってないんですよね。 そもそ
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