猫を終宿主とする寄生虫「トキソプラズマ」による感染症「トキソプラズマ症」は、ほぼ全ての哺乳類・鳥類に感染し、人間の場合、世界人口の3分の一が感染している(日本で20〜30%くらい)という研究報告もある。 免疫系が正常で、妊婦でなければ、初感染しても約8割の人はほとんど自覚症状もなく治療を要する必要もないと言われているが、トキソプラズマによる影響は、意外なところに及んでいるようだ。 近年、トキソプラズマに関する様々な研究が行われているが、最新の研究によると、トキソプラズマに感染している人は失敗を恐れず、起業志向が強くなる傾向にあるという。