バングラデシュの首都ダッカで、襲撃事件のあった飲食店の裏庭を調べる警察官(2016年7月3日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT 【3月3日 AFP】昨年7月にバングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)の飲食店が襲撃され、日本人7人を含む人質20人が殺害された事件で、現地警察当局は3日、事件の発生に大きな影響を与えた「精神的指導者」とされる男を逮捕したと発表した。 当局は国内で多くの襲撃事件を実行したとされるイスラム過激派組織「ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(Jamayetul Mujahideen Bangladesh、JMB)」との関わりが疑われていたマオラナ・アブル・カシム(Maolana Abul Kashem)容疑者(60)を、2日夜にダッカの潜伏先で拘束したという。 ダッカ警察対テロリズム部門のモヒブル・イスラム・カーン(Mohibul Islam
2月28日、中国の新疆ウイグル自治区ウルムチで27日、1万人以上の武装警官が大規模な軍事パレードを行った(2017年 ロイター/Stringer) [北京 28日 ロイター] - 中国の新疆ウイグル自治区ウルムチで27日、1万人以上の武装警官が大規模な軍事パレードを行った。同自治区の政府系ニュースサイト「天山網」が28日、報じた。当局は、イスラム過激派による暴動の鎮圧に迅速に対応するとしている。 パレードには、ヘリコプターや装甲車両も登場。同地域でこうした大規模パレードが行われるのは、今年に入り少なくとも4回目となる。 新疆ウイグル自治区の共産党書記は、ウルムチの国際会議場の外に整列した武装警官らを前に、同地区が直面する治安の「厳しい状態」を認識する必要があると指摘。「テロリストやテロ集団を、人民戦争の巨大な海に葬る」と述べた。 新疆では過去2、3年、多数を占めるイスラム教徒のウイグル族と
イエメン情勢(トランプ政策の影響等) 2017年02月04日 10:51 イエメンアメリカの外交政策 イエメン情勢につき取りまとめたところ、次の通りです。 ・確か、アルカイダに対する降下作戦はトランプ大統領が決断し、許可したものと大きく報じられていますが、今度は米駆逐艦の紅海入り口への派遣です。 アラビア語メディは、米の複数の軍事筋は、米軍が駆逐艦コール(この名前が間違っていなければ、確か90年代末にアデン港で停泊時に、アルカイダのゴムボートの自爆攻撃を受けて、水兵17名だったか?が死亡した、あの駆逐艦ではないかと思います)を、イランの支援を受けたhothy連合から、航行の自由を守るために、派遣したとしている由。 また、昨日お伝えした、アブヤンだったかのアルカイダ訓練基地への海上からのミサイル攻撃は、米艦によるものだとの現地筋の話が伝えられています(米軍からは特段の発表もない) (どうも、
米軍の対アルカイダ作戦(イエメン) 2017年01月30日 16:53 アメリカの外交政策アルカエダ イエメンのal beidha での、米軍の降下作戦がトランプ大統領の許可で行われたことは、朝方お伝えしましたが、米軍は同作戦から24時間程度しかたっていないのに、イエメンで再びアルカイダ・メンバーに対する攻撃をしました。 今回は、al beidha 県の隣の、シャブワ県の西のベイハン地域とのことで、今回はドローンが、アルカイダのメンバーの乗った自動車を襲撃し、メンバー2名を殺害したとのことです。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2017/01/30/اليمن-عملية-أميركية-ثانية-تستهدف-القاعدة-خلال-24-ساعة.html 小浜政権時代は、効果作戦はもちろん、ドローンを使った作戦も
トランプ大統領と対テロ戦争(イエメン) 2017年01月30日 10:42 アメリカの外交政策アルカエダ トランプは国防総省に対して、IS等過激派に対する新戦略を30日以内に策定するように命じた、といわれていますが、アラビア語メディアは米中央軍司令官が、昨日お伝えしたイエメンのal beidha県での降下作戦は、大統領が許可したものだと語ったと報じています。 実際の作戦は、トランプ就任後のものですが、アルカイダの幹部に関する情報収集、兵員、ヘリの準備等作戦の準備は、オバマ時代から行われてきたものだろうとは思われます。 しかし、就任直後に、このような(危険を伴う)作戦を許可したことは、今後のトランプの対テロ作戦が、オバマ時代よりもより米軍の介入(特に特殊部隊等の地上兵力)の方向に傾くことを示唆するような気がしますので、とりあえず一言だけ。 なお、作戦そのものは、昨日のal jazeera n
米軍?の降下作戦(イエメン) 2017年01月29日 21:37 イエメンアメリカの外交政策 トランプが国防総省に、IS撃滅のための作戦を30日以内に策定するように命じたとかいうニュースが流れていますが、最近米軍はリビアでもシリアでも、戦略爆撃機を使ってISを空爆しています。 さらに、どうやらイエメンでも降下作戦でアルカイダの幹部を殺害した模様で、米軍は日本等ではあまり報じられてはいないが、結構地道(でもないか!B2の使用は地道とは言えないですね)に過激派退治に取り組んでいるように見えます。 al jazeera netは、29日、イエメン中部のベイダ県(昔からアルカイダの活動拠点として有名)で、3機のヘリからの降下作戦で米軍とみられる部隊が、アルカイダの幹部を襲撃し、abdel raouf zahab とその弟等を殺害し、彼らの家を破壊したが、その過程で婦女子複数も死亡したと報じています
イスラム過激派は米国の移民・難民入国禁止措置をとらえて、「米国がイスラムと戦争状態にある」という言い分を正当化しようとしている。写真はネットに投稿された、モスルとバグダッドを結ぶ幹線道路の検問所に立つイスラム国(IS)戦闘員とされる画像 Photo: Reuters 【ベイルート】イスラム過激派は30日、ドナルド・トランプ米大統領による移民・難民の入国禁止措置をとらえて、「米国がイスラムと戦争状態にある」という自分たちの言い分を正当化する材料として利用しようと努めた。米国と他国の一部議員や外交官の間では、米国の入国禁止令が過激派の暴力を防止するよりもむしろ拍車を掛けるとの懸念があるが、イスラム過激派の反応は、こうした懸念を裏付けるものだ。 あるジハーディスト(イスラム聖戦主義者)は、過激主義者が互いのやりとりに使っている携帯電話の暗号化メッセージングサービス「テレグラム」で、「トランプがし
シリア情勢(安全地帯、ロシアの憲法大綱等) 2017年01月27日 11:21 シリアアメリカの外交政策 トランプの登場で、不透明になったと思われるシリア情勢ですが、どうも現在の状況では米ロの対立、ロシアとトルコの利害の衝突という、従来からの基本的な枠組みも現れているようで、シリア情勢も今後流動的になりそうです。 とりあえず、アラビア語メディアからとりまとめ ・トランプは、米ABCとのインタビューで、欧州が誤ったのは大量の難民を受け入入れたことで、安全地帯の設置は必至であると語った由にて、wall street journal は、トランプが米軍のかいにゅ増大に向けて国防総省と国務省に検討を命じていると報じている由 (どうやら安全地帯の設置は彼の単なる一時の思い付きということではなく、メキシコ沿いの壁といい、彼にとっては難民、経済移民の流れは国際的にせき止めるもの、という基本哲学がありそう
シリア情勢)(アスタナ後) 2017年01月26日 15:41 シリアロシア シリア情勢も、アスタナ会議を経て、どうやらかなり動き出した感じがありますが、気づきの点としては ロシアの影響力が極めて大きくなったこと ロシアとトルコの蜜月が目立つ、反面イランの陰が薄くなった感がある シャム・ファタハ戦線と他の反政府軍を引き離す、ロシアの目論見が成功しつつあること トルコは「ユーフラティスの盾」での占拠地の勢力を固め、安全地帯の設置にもっていこうとしている 等ですが、ここでも朝方お伝えした、トランプの安全地帯設置案が、どのくらい真剣なものかで、状況も大きく変わってくると思います とりあえずアラビア語メディア等からの記事を取りまとめたところ、次の通り ・(先日ロシアが本土から長距離爆撃機Tu22だったかを使って空爆をしたことをお伝えしましたが)ロシア国防省は、6機の長距離爆撃機が、本土から飛び立ち
シリア情勢 2017年01月20日 16:58 シリアアメリカの外交政策 シリアに関して、アラビア語メディアから取りまとめたところ、断片的ながら、次の通り。 先日はロシアとトルコの共同空爆をお伝えしましたが、こどはロシアと米軍です。プーチンとは折り合いの悪かったオバマですが、現地レベルでは結構協力関係もあったもですね。 今後トランプになった場合、どうなるのか興味のあるところです。 ・(先日米軍がイドリブを空爆したことはお伝えしたかと思いますが) 国防総省は声明にて、17日の空爆でシャム・ファタハ戦線の幹部等を殺害したと発表した。 この幹部はイドリブ近郊に対する空爆で死亡したが、チュニジア国籍のmuhammad habib ibn saadoun al tyunisi という名前の男で、2014年にシリアにきたが、彼はそれまで、アフガニスタンでタリバンから訓練を受けた後、多くの中東、欧州諸国
過激派との戦闘(リビア) 2017年01月20日 11:27 リビアトルコ リビアでは、19日、対過激派で2の作戦が同時並行的に進んでいます。 ・1は先日統一政府軍(というよりはその支持の民兵)が、ようやくISを追い出したシルトの近くの、砂漠のなかのIS訓練基地に対する米空軍の空爆です。 ISはシルトから追放された後も、さらにリビアや周辺(中には欧州も含むよし)でのテロ活動を続けるべく、シルトから南西に45〜50㎞地点の砂漠に2の訓練基地を設けていたところ、これを19日早朝、、米空軍が攻撃し、ほぼ80名の要因を殺害した由。 その中には欧州でのテロ等に関係した、幹部も複数含まれている模様とのことですが、砂漠の中の訓練基地ということで、民間人の被害はない由。 ・この作戦を報じているのは、al arabiya net とal jazeera net ですが、そのうちal arabiya netは
国際テロ組織アルカイダ系メディアが公開した動画の中で声明を発表する同組織の最高指導者アイマン・ザワヒリ容疑者(2012年10月26日提供、資料写真)。(c)AFP/Site Intelligence Group 【1月6日 AFP】国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者アイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者(65)は5日に公開された音声メッセージで、対立するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が行ったアルカイダに対する批判はでたらめな宣伝だと非難した。 音声メッセージはアルカイダ系メディアが公開し、米テロ組織監視団体「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」が発見して翻訳した。 その中でザワヒリ容疑者はISの最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者について「このう
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