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ロンドン中心部で発生した3日のテロ攻撃は、英国では過去72日間で3度目の攻撃だった。それは自由な社会に難しい選択を突きつけている。つまり、国内で発生するこのようなイスラム至上主義者のテロを封じるために、より多くの措置を今講じるのか、あるいは何もせずに、あえて政治的反動が起こる危険を冒すかだ。後者の場合、市民の自由や人権にはるかに厳しい制約が課される結果になるだろう。
即席の地図を指し示すアブドゥラ・マウテ容疑者(右)を捉えた静止画。イスラム過激派組織「アブサヤフ」のリーダー、イスニロン・ハピロン(左から2人目)の姿も確認できる(2017年6月18日提供)。(c)AFP/PHILIPPINE ARMY 【6月20日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島のマラウィ(Marawi)では、イスラム過激派武装勢力と同国軍とが衝突し、これまでに300人以上が死亡しているが、この戦闘の背景に「ある兄弟」の存在が見え隠れしている。 武装勢力は先月、キリスト教系のダンサラン・カレッジ(Dansalan College)を襲撃した。犯行に及んだのは、ここで20年前にムスリムとして教育を受けたオマークハヤム・マウテ(Omarkhayam Maute)とアブドゥラ・マウテ(Abdullah Maute)の兄弟だった。2人はイスラム過激派組織「イスラム国(IS
イスラム過激派とみられる武装集団の襲撃を受けたマリの首都バマコ東郊のリゾート施設の入り口付近に立つ憲兵ら(2017年6月19日撮影)。(c)AFP/HABIBOU KOUYATE 【6月19日 AFP】(写真追加、更新)西アフリカ・マリの首都バマコ(Bamako)近郊にある外国人観光客に人気のリゾート施設が18日、イスラム過激派とみられる武装集団の襲撃を受け、少なくとも2人が死亡した。容疑者らは「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫んで攻撃に及び、一時20人ほどを人質に取った。治安部隊は襲撃犯4人を殺害した。 現場はバマコ東郊のリゾート施設「ルカンプモン(Le Campement)」。バマコでは2年前にも高級ホテルが同様の襲撃に遭っている。 治安部隊と襲撃犯らの銃撃戦となり、近隣住民らによると銃声が聞こえ、白煙が舞い上がり、少なくとも1軒の建物が炎上したという。 サリフ・ト
ロンドン在住のクラム・バット容疑者がほかのロンドン市民を殺して回った時、サッカープレミアリーグ、アーセナルのジャージーを着ていた。ロンドンの地元チームだ。
フィリピン南部ミンダナオ島のマラウイ市を先月占拠したイスラム教過激派が、地下トンネルや地下壕に食料や武器を貯蔵し、長期戦の準備を進めていることが明らかになった。
ISによる大量殺人は、2017年も引き続き世界を揺るがせている。マンチェスターの事件のターゲットは子どもたちだった。過去に幾度となく見られたように、マスメディアの報道は、同じ内容を繰り返している。逃げ惑う犠牲者たち、苦悶しながら子どもを待つ親、取り乱した母親など、いくつかの同じ映像が画面を独占し、延々と流れている。 ISにはメディア戦略がある。そしてそれは残念ながら、まさにこうした報道がなされることを狙っている。こうしたメディア戦略は、学校での銃乱射事件の犯人や、白人至上主義のテロリストをはじめとする、衝撃的な大量殺人者が本能的にしていることと同じだ。彼らは、ゆがんだ名声を得ることを願っている。念入りに準備した声明が公表されることを望み、自分が撮影した動画がケーブルテレビで繰り返し流れることを願っている。 見る人にショックを与えるようなかたちで犠牲者を増やし、注目される。ISは学校での銃乱
英国ロンドンの中心部のロンドン橋付近で6月3日土曜日の夜10時頃、車が暴走して歩行者を轢いた上で、車から降りた3名の犯人たちが刀やナイフで通行人に襲いかかった。犯人たちは切りつけながら「これはアッラーのためだ」と口走ったという。警察によって銃殺された犯人たちを含め、7名が死亡した。 3月22日のロンドン・ウェストミンスター橋・宮殿での轢殺・刺殺事件、5月22日のマンチェスターのコンサート会場での自爆に続き、英国で過去3カ月で3回の大人数を殺害するテロが実行されたことになる。2005年の7月7日と14日の地下鉄・バス爆破テロは、グローバル・ジハードの西欧での展開の初期のものだったが、その後英国は概ね大規模なテロを防いできた。しかし2017年に相次いで大規模なテロが発生することで、新たな対策を迫られそうだ。
時間の経過と共に、サルマン・アベディ容疑者の実像が浮かび上がってきた。しかし、マンチェスターで生まれた男の子が、いったい具体的にどうやって自爆犯になったのかは、いまだに不明だ。 イスラム教徒コミュニティーの生活相談員はBBCに対して、アベディ容疑者が過激で暴力的な思想の持ち主だと、警察の対テロホットラインに通報したことがあると明らかにした。数年前のことだという。
米ロサンゼルスの市庁舎前で、カウンターデモの参加者から投げ付けられる石やビンから盾で身を守るネオナチグループ「アメリカ国家社会主義運動」のメンバーら(2010年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mark RALSTON 【5月23日 AFP】かつて白人至上主義者だったものの、最近イスラム教に改宗した米フロリダ(Florida)州在住の男が、自分の新しい信仰を侮辱したネオナチ的見解をもつルームメート2人を殺害した疑いで逮捕された。 警察発表によると、デボン・アーサーズ(Devon Arthurs)容疑者はルームメート2人の殺害を自供した後、19日に逮捕された。またアーサーズ容疑者がルームシェアをしている同州タンパ(Tampa)市のアパートメントの家宅捜査で警官が爆発物の材料を発見し、3人目のルームメートも逮捕された。 現地紙タンパベイ・タイムズ(Tampa Bay Times)が22
スウェーデン・ストックホルムの中心部で7日にトラックが通行人をはね4人が死亡した事件で、同国の警察は9日、トラックを運転していたウズベキスタン人の男(39)が難民申請をしていたものの却下されていたと明らかにした。イスラム過激主義の影響を受けていたという。
3月27日、英国の警察当局はロンドンの国会議事堂付近で先週起きた襲撃事件について、実行犯として現場で射殺されたハリド・マスード容疑者と過激派組織「イスラム国(IS)」、あるいは「アルカイダ」とのつながりを示す証拠は見つかっていないと発表した。写真は犠牲者を悼んで事件現場に置かれた花束(2017年 ロイター/Stefan Wermuth) [ロンドン 27日 ロイター] - 英ロンドンの国会議事堂付近で先週起きた襲撃事件で、警察は27日、実行犯として現場で射殺されたハリド・マスード容疑者(52)について、過激派組織「イスラム国(IS)」あるいは「アルカイダ」とのつながりを示す証拠は見つかっていないと発表した。 ただ、同容疑者が「聖戦(ジハード)」に関心があったことは明らかだとし、動機の解明を進める方針を示した。 英国生まれのマスード容疑者は22日、国会議事堂近くのウェストミンスター橋で通行人
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