印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ここ2年ほどで一気に注目を集めた印象がある「シェアリングエコノミー」。「衝撃」の登場からその後の状況はどうか。PwCコンサルティングが行った最新の調査結果からポイントを取り上げ、考察してみたい。 認知から利用への一歩が踏み出せない状況が続く PwCコンサルティングが先頃発表した「国内シェアリングエコノミーに関する意識調査2019」によると、「シェアリングエコノミー」という言葉の認知度は26.9%で、2018年から4.8%高まった。ただ、その中身は「聞いたことはある程度」が22.4%で、「具体的に知っている」は4.5%にとどまった(図1)。 同社では、シェアリングエコノミーとは「個人などが保有する遊休資産などを、インターネット上のプラット