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トレンドと書評に関するmedihenのブックマーク (11)

  • すべてが成長する時代は終わり、素晴らしい停滞の時代が始まる──『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 - 基本読書

    Slowdown 減速する素晴らしき世界 作者:ダニー・ドーリング東洋経済新報社Amazonこの『Slowdown 減速する素晴らしき世界』は、世界人口の増加も、経済の発展も、平均寿命も、負債も、技術革新も、すべての「加速」が終わって減速、あるいは停滞に向かうことを各種データから示していく一冊だ。加速する世界がいいもので、停滞は悪いものだとする価値観があるが、書は副題に「素晴らしき世界」と入っているように、決して次にくる停滞の世界が「悪いものである」という立場をとらない。 たとえば世界の人口はこの先一度100億〜110億あたりで天井へと至り、その後急速に減少していく。個々の国々からしてみれば人口が減少することは生産年齢人口が減ってGDPも税収も減少し国内市場が減少しと良いことがないが、世界的にみればこれは朗報だ。人数が少なければ少ないほどスムーズな意思決定が可能になる。ゴミを出し、エネル

    すべてが成長する時代は終わり、素晴らしい停滞の時代が始まる──『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 - 基本読書
    medihen
    medihen 2022/08/23
    人口減少・経済減速の世界が来るって、やっぱ日本は先端行ってるわ。
  • 邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版) - YAMDAS現更新履歴

    私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」なので説明は省略……しようと思ったが、考えてみればワタシのブログを昔から読んでいる人ばかりではないのだから、この毎年一度やってるこの企画を辿りやすいように、「洋書紹介特集」というカテゴリーを新たに作っておいた。 2011年から毎年やっているので、今回で9回目になる。『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』のプロモーションもそろそろ終わりなので、つまりはブログは再び無期限休止状態に戻る。おそらくは来年10回目はなく、今回で最後になるのではないか。 だからというわけではないが、今回は35冊をこえるかなりのボリュームになった。洋書を紹介しても誰も買わないので、アフィリエイト収入にはまったくつながらないのだが、誰かの何かしらの参考になればと思う。 実は既に邦訳が出ているを紹介し

    邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版) - YAMDAS現更新履歴
    medihen
    medihen 2019/05/08
    35冊を集めるカバレッジの広さ。断片的かつその場限りになるSNSより、blogがありがたいと思わされる記事。
  • 『合成生物学の衝撃』テクノロジーが欲望を生み出し、欲望が科学を生み出す - HONZ

    「話し上手は聞き上手」などとよく言われるが、物事の質の多くは、その行為の内部ではなく外側に潜んでいる。生物学の分野に今、急速に訪れている変革も、それと近いものがあるだろう。 生物の研究者ならずとも、「人間とは何か」ということを深く理解したいと願うのが人間の常だ。だがここで重要になってくるのは、理解するとは何かということの定義である。 かつてリチャード・ファインマンはこう言った。 自分で作れないものを、私は理解していない。 この実に工学的な思考が、2000年以降の生物学を席巻しており、それが新しい分野として結実し始めているのだ。書は今、最も勢いのある科学分野と言われる「合成生物学」の最前線を、毎日新聞科学環境部記者・須田桃子氏の取材により様々な角度から描き出した一冊である。 合成生物学の大きな流れの一翼を担ってきたのは、トム・ナイトやドリュー・エンディといったMITの工学者たちである。生

    『合成生物学の衝撃』テクノロジーが欲望を生み出し、欲望が科学を生み出す - HONZ
    medihen
    medihen 2018/05/09
    "生物学を「工学化」するーーそのようなコンセプトで彼らが夢見たのは、伝統的な生物学を掘り下げることではなく、トランジスタやシリコンチップに代えてDNA配列と細菌を用い、「生物マシン」を作るということ"
  • 「レジリエンス 復活力」書評 どんな領域も同時に扱う多様性|好書好日

    レジリエンス復活力 あらゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か 著者:アンドリュー・ゾッリ 出版社:ダイヤモンド社 ジャンル:経営・ビジネス 災害や大混乱によって破綻するシステムと安定を取り戻すシステムの違いは何か。急激な状況変化に適応できる組織や機関、システムはどうすれば構築できるのか。その答えを探る新しい研… レジリエンス 復活力 [著]アンドリュー・ゾッリ、アン・マリー・ヒーリー まだなじみの無い言葉だが、すでに「レジリエンス resilience」は新しい目標として世界に広まりつつある。レジリエンスとは、外部から力を加えられて崩壊しかかった人やものやコミュニティーや組織が、立ち直る力のことである。復活力、復元力と訳されるが、完全にもとに戻ることではなく、働きと健全性が維持できる程度に戻ることを意味する。たとえばいま東日では、津波対策として極めて高いコンクリートの防潮堤を海岸に

    「レジリエンス 復活力」書評 どんな領域も同時に扱う多様性|好書好日
    medihen
    medihen 2013/04/16
    IBMにならうとすれば、スマートの次はレジリエントだな。
  • 2100年の科学ライフ - ushikubouの日記

    正月休みを利用して興味深く読みました。 著者(ミチオ・カク氏)は、「超ひも理論」専門の理論物理学者。科学の普及活動にも熱心でアメリカのTV番組(ディスカバリーチャンネル)にも出演しているようです。ちなみに日系アメリカ人3世だそうです。 世界のトップクラスの科学者300人以上へのインタビューを行い、2100年の科学、及び人々の生活を予想しています。このが特徴的なことは、 ・科学者の視点で描かれており、物理法則に基づいた予測がなされている ・描かれているテクノロジーのプロトタイプは、(実験室レベルではあるが)既に存在している ということです。どんなに突飛な内容でも、当てずっぽうではなく根拠を元にして予想を立てています。多くの人が未来予測をしていますが、このような視点での予測は希少だと思います。 1)コンピューター、2)人工知能、3)医療、4)ナノテクノロジー、5)エネルギー、6)宇宙旅行、7

    2100年の科学ライフ - ushikubouの日記
    medihen
    medihen 2013/02/27
    確かに「テクノロジー進化の4段階の法則」はわかりやすいかも。
  • ニッポンのビジネスマンが起こす“グリーン革命”とは:日経ビジネスオンライン

    このところ書店で山積みになっている『グリーン革命』をご存じだろうか? カバーにヒエロニムス・ボシュの「快楽の園」をあしらった上下2巻だ。筆者が昨年訳出した『クリーンテック革命』も時宜を得て好評を頂いたが、タイトルが紛らわしい。くやしいが著者のネームバリューが断然違うのでこっちの「革命」の方が売れそうだ(ちなみに「快楽の園」は無数の学術的考察がなされてきた名画。この意味深な絵画は原著カバーに採用されていたが、そのまま日語訳でも使われている)。 さて、書の著者トーマス・フリードマンは言わずと知れた『フラット化する世界』の著者であり、過去に3度のピュリツァー賞を受賞している筋金入りのジャーナリスト。書も、氏の仕事らしく、綿密な取材に裏打ちされた数々のファクトの陳列と、思わずひざをたたいてしまうキャッチーなコピーの連発で評判にたがわぬ出来に仕上がっている。 何より書はこれまでの著作と比べ

    ニッポンのビジネスマンが起こす“グリーン革命”とは:日経ビジネスオンライン
  • 21世紀の歴史――未来の人類から見た世界 - 情報考学 Passion For The Future

    ・21世紀の歴史――未来の人類から見た世界 38歳にしてミッテラン政権の大統領特別補佐官になり、ヨーロッパ復興開発銀行初代総裁にもなったフランスの知識人ジャック・アタリ。「ヨーロッパ最高の知性」による21世紀の政治、経済を予測した未来の歴史書。書はヨーロッパで大ベストセラーとなり、感銘を受けたサルコジ大統領は諮問機関「アタリ政策委員会」を設置した、そうである。 「いかなる時代であろうとも、人類は他のすべての価値観を差し置いて、個人の自由に最大限の価値を見出してきた」とする。自由主義は市場経済を選んだ。歴史上、市場の秩序は9つの都市における9つの形式(ブルージュ、ヴェネチア、ジェノヴァ、ロンドン、ボストン、ニューヨーク、ロスアンジェルス)をたどってきたと総括する。そして、その行き着く先は徹底した個人主義であり、金が全ての市場観である。 アタリによると21世紀には大きな波が3つやってくる。

  • 日本の外国文学研究が滅びるとき - 内田樹の研究室

    水村美苗さんの話題作『日語が亡びるとき-英語の世紀の中で』を鹿児島への機内で読了。 まことに肺腑を抉られるような慨世の書である。 『街場の教育論』で論じた日教育についての考えと通じるところもあり、また今書いている『日辺境論』の骨格である、日はユーラシア大陸の辺境という地政学的に特権的な状況ゆえに「政治的・文化的鎖国」を享受しえた(これは慶賀すべきことである)という考え方にも深いところでは通じているように思う。 とりわけ、「あらまあ」と感動したのは、「アメリカの植民地になった日」についての考察である。 明治維新のときに欧米帝国主義国家がクリミア戦争や南北戦争や普仏戦争で疲弊していなければ日は欧米の植民地になっていただろうということを言うひとは少なくないが、「植民地になって150年後の日」についてまで SF 的想像をめぐらせた人は水村さんをもって嚆矢とするのではないか。 「たと

  • 『日本語の危機とウエブ進化』読了 - 煩悩是道場

    新潮2009年1月号に掲載されている水村美苗氏と梅田望夫氏の特別対談『日語の危機とウエブ進化』を読んだ。『日語が亡びるとき―英語の世紀の中で』を読了してから読むことをお薦めしたいが、『日語が亡びるとき―英語の世紀の中で』を読まなくても、この対談だけでも十分に面白い。エントリでは『日語の危機とウエブ進化』の中から特に私が気になった部分を抽出し、私なりの考察を行ってみたい。『日語が亡びるとき―英語の世紀の中で』同様、一度全文を通してお読みになられることをお薦めしたい。 ◆全体を通しての感想アメリカに生まれ育ち「純粋培養のような環境」の中で近代小説を読み、80年代の日に「帰って来た」水村美苗氏と『ウエブ進化論』以降の日アメリカで見られるようなウエブの進化-コンテンツの充実-が起きないことに失望を覚えた梅田望夫氏の両名が、「日語が亡びるかもしれない」という共通点によって結びつき

  • 『クラウド化する世界』 進歩を実現するための強さを秘めた信念 - Thoughts and Notes from CA

    Nick Carrの新著の邦訳『クラウド化する世界』を読んだので書評を。 クラウド化する世界 作者: ニコラス・G・カー,Nicholas Carr,村上彩出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2008/10/10メディア: ハードカバー購入: 21人 クリック: 162回この商品を含むブログ (160件) を見るブログの読者であれば説明不要と思うが、Nick Carrと言えば、IT業界の動向を鋭い舌鋒で切り刻む論客。手放しにWeb 2.0などの動向を礼賛する人が多い中で、最新の事象に対するきちんとした理解と健全な懐疑精神でもって辛口な論評を繰り広げ、同質な意見が蔓延しがちなBlogsphereのバランスをとっているお方。 そのCarrの新著『クラウド化する世界』は、"一つの機械(One Machine)"と"雲の中に住む(Livng in the Cloud)"の二部構成。 第一部では、

    『クラウド化する世界』 進歩を実現するための強さを秘めた信念 - Thoughts and Notes from CA
  • Web 2.0は我々の文化を殺すのか?(その1) | WIRED VISION

    Web 2.0は我々の文化を殺すのか?(その1) 2007年9月12日 ITカルチャー コメント: トラックバック (1) (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 「Web 2.0」という言葉ももはや手垢がつきまくっており、改めてその言葉を正面から論じるのにためらいを覚えますが、日では梅田望夫氏の『ウェブ進化論』と西垣通氏の『ウェブ社会をどう生きるか』を両極として、ここ二年ほどで「Web 2.0」を主題に据えた数多くの書籍が刊行されました。 国(?)アメリカでも、インターネットの情報伝達能力と双方向性に草の根ジャーナリズムの可能性を見るダン・ギルモアの『ブログ 世界を変える個人メディア』、ブログを通じた企業と顧客の対話の重要性を訴えるロバート・スコーブルらの『ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち』、そして企業が顧客を巻き込むオープンなマスコラ

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