連休明け以降、同じ水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』ネタで引っ張って恐縮なんですが、これ、物凄い重要だろうって思う。殆んどすべての時事問題やワイドショウネタも、その背景で繋がっているよなぁ…なんて考えさせられる。 「金融資産を保有していない二人以上の世帯の割合が2013年に31.0%にのぼる」 金融資産を保有していない世帯が、そんなに? どういう事? 金融資産は持っていないが不動産を持っているって事? 文脈の中で水野和夫さんは「この31%の世帯は、おそらく家なども持っていないでしょうから、無産階級といえます」と丁寧に記してある。 数字は金融広報中央委員会が調べた「家計の金融行動に関する行動調査」からの引用で、二人以上の世帯、8千世帯を調査したものだという。 数字を疑いたくなるワケですが、1965年頃には20%超の世帯が金融資産ゼロでスタートして、どこの世帯もが預貯金を持っているのが当