米グーグルでハードウエアを担当するリック・オステロー上級副社長が日本経済新聞などの取材に応じた。ソフトウエアを主力とする同社がハード部門を強化する理由や半導体開発の背景について聞いた。主なやり取りは以下の通り。――ソフトを事業の主軸とするグーグルがハードを強化するのはなぜですか。「私たちの部門の使命は利用者に最上の『グーグル体験』を提供することだ。また、当社はどこでも、いつでも必要なときに利
Googleの開発者向けイベント「Google I/O 2018」が2018年5月8日~10日まで開催されています。今回のGoogle I/Oの目玉は「AI」にあり、数多くの新機能が発表されました。Googleアシスタントが人間の替わりにお店に電話する「Google Duplex」など、GoogleのAIが解決してきた数々の問題が、Googleの公式ブログでまとめられています。 Solving problems with AI for everyone https://www.blog.google/topics/innovation-technology/io18-overview/ ◆現実世界の問題を解決する GoogleのAI技術は医療分野の可能性も開いています。2016年に糖尿病の合併症として起こる糖尿病網膜症をディープラーニングによる画像認識処理で検出可能にしたGoogleは、同
「機械学習を活用して核融合発電の商用化を実現する」「量子コンピュータによる化学シミュレーションでバッテリー電極の劣化を防ぐ方法を発見する」――。これらはSF(サイエンスフィクション)ではない。米グーグル(Google)が実際に打ち出している野望である。 創業時から「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を会社の使命として掲げ、自動運転車、血糖値を測れるコンタクトレンズ、へき地通信用の気球など様々な突飛なプロジェクトを明らかにしてきたグーグル。最近はこのSFぶりにますます磨きがかかってきた。 直近で発表したのは、グーグルが開発を進める量子コンピュータの使い道に関する研究成果だ。グーグルの量子人工知能研究所(Quantum AI Team)は2018年3月22日、量子ゲート方式の量子コンピュータで化学シミュレーションを実行するための新しい効率的なアルゴリズムを
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