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前回から少し時間が空いてしまったが、CEATECに出展していなかった韓国メーカーの動向を詳しく紹介しつつ、他方で4Kテレビに注目が移りつつある状況を整理してみよう。 「IFA 2012」「CEATEC JAPAN 2012」と大きなイベントが終わったので、テレビ関連のトレンドをまとめて……と編集部から依頼されているのだけど、実は報告できることが少ない。もちろん、東芝“REGZA”(レグザ)に採用された「ざんまいプレイ」は要注目。製品版で、どこまでテレビを骨までしゃぶり尽くす楽しみ方を見せてくれるのか、今から注目だ。 また、4Kテレビも半導体技術の進歩からか、あるいはSD-HDアップコンバートでの経験が生きているのか、各メーカーともなかなか良い絵を見せている。まだ未発表だが、あるメーカーのBlu-ray Discレコーダーが出す4Kアップコンバート映像は「おや? 最初の世代からここまで行ける
シャープが発表した台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業グループとの資本業務提携は、液晶事業の低迷にあえぐシャープが台湾メーカーに事実上救済を仰いだものと言える。かつて「液晶の先駆者」としてのブランドを確立したシャープだが、韓国・台湾勢の急速な台頭で極度の業績不振に陥った。日本の大手電機メーカーが海外からの出資を受け入れるのは極めて異例で、電機業界の苦境を浮き彫りにした形だ。【竹地広憲、宮崎泰宏、宇都宮裕一】 ◇パネル販路すがる 「この数年は円高など厳しい経営環境で世界市場で強みを発揮できなかった。1社でやるのは限界」。シャープの次期社長に就任する奥田隆司常務執行役員は27日の記者会見で、液晶パネル生産からテレビ組み立てまで一貫して自社で行う「垂直統合」のビジネスモデルの敗北を認めた。 かつてはテレビ用の大型液晶パネルを低コストで生産できるのが強みで、主力の堺工場には約4300億円を投資した。だが
韓国メーカー2社は、「2012 International CES」のプレスカンファレンスで“テレビの画質”という側面に関して、あまり強く訴求しなかった。全面に押し出しているのは、あくまでもデザインだ。 前回、「続く」と終わっておきながら、なかなか続きを書かないと担当編集者に怒られ続けてしまった。実はその間に、ソニー「Crystal LED Display」の組み立て方などの取材やディスプレイ市場の調査会社などとのミーティングなどをこなしていた。Crystal LED Displayに関する取材成果の一部は、ITmediaの姉妹誌である@IT MONOISTに2月16日に掲載されるとのことなので、楽しみにしておいていただきたい。ソニー自身の言葉からは分からない部分も含め、かなり突っ込んだ仮説を立てて記事を書いてみた。商品化はまだ先だから、単なる知的好奇心を埋めるに過ぎないが、未来について話
10日からの正式開幕を前にCESのプレイベントがスタートし、9日は日本と韓国の家電大手メーカーを中心にプレス向け発表会が開催された。 私は7日からラスベガスに入っているが、8日から9日にかけて行われたイベントの様子を見る限り、プレスの来場者数は例年を1~2割程度上回っているようで、記者会見会場もメーカーによっては満員御礼で入場を断るケースが出ている。一時停滞が伝えられていたCESだが、最盛期と同じとまではいかなくとも、ある程度は活気が戻ってきているという印象を受けた。 本稿執筆時点ではまだブース公開前だったが、一部のメーカーはすでに新製品をマスコミ向けに公開しており、そのなかには個人的に興味深いと感じたモデルもいくつか存在する。 たとえば、ソニーが9日に公開したCrystal LED Displayの試作機は、LED光源の長所を実感させる力強い映像を見せており、ソニーブースのなかでもひとき
音質にとことんこだわったウォークマン。特にZXシリーズは最上位モデルWMシリーズの高音質技術を取り入れつつコスパにすぐれた製品です。オススメ
●「へえ、あれって液晶テレビじゃなかったんですか」 CES2012会期中に会食した某社(非家電メーカー)氏との会話中、こんな返事が帰ってきた。いやいやいや。ちょっと待ってくださいよ。ソニーの『Crystal LED ディスプレイ』って、まったく新しいデバイスなんですから。日本のメディアの報道を観ても、どうやらあれがすごいものだという認識は薄い模様。「有機ELで韓国勢が先行、液晶テレビの低価格化で日本企業がピンチ」ってのは確かにその通りなんだけど、日本企業もどっこいがんばっている。CES2012で見えたその一端が、ソニーのCrystal LEDなのだ。そのどこがすごいのか、ここでは、現物を見ていない方々にもわかりやすいよう、ソニー関係者のコメントも合わせてご紹介していきたいと思う。 ↑ソニーブースで展示されていたCrystal LEDディスプレイ。ごく普通の新製品のように展示されていて、“L
米Appleは自社開発したテレビの製造をシャープに依頼して来年2月にも開始し、来年半ばに発売する──という米投資銀行のアナリストレポートを米メディアが報じている。 Jefferies & Coのピーター・ミセク氏のリポートによると、同氏が「iTV」と呼ぶAppleのテレビ製品はシャープの堺工場にラインが設けられ、2月には生産が始まるという。ミセク氏は来日した際にメーカーの幹部と話したことをベースにリポートしているといい、Appleはスマートフォン/タブレットでライバルに成長した韓国Samsung Electronicsから、日本のシャープに生産をシフトさせていく考えという。 Bloomberg BusinessweekがAppleとシャープ、Samsungにコメントを求めたところ、それぞれ断られたという。 関連記事 Apple、新経営陣でメディア戦略を加速へ Apple取締役にDisney
印刷 関連トピックスソニー東芝日立製作所パナソニック 東芝、ソニー、日立製作所の中小型液晶パネル事業の統合会社を主導する官民ファンドの産業革新機構は20日、千葉県茂原市にあるパナソニックのテレビ向け液晶パネル工場を取得する方向で最終調整に入った。最新鋭の中小型パネル向け工場に衣替えする方針だ。 3社と機構は8月末、来春に統合会社「ジャパンディスプレイ」をつくると発表。同社に7割を出資する機構が中心になり、最新の生産ラインを建設する場所選びを進めていた。 関係者によると、ほかに東芝の工場敷地に建設する案などもあったが、機構側はほぼ茂原工場の取得案に絞り込み、取得価格などの条件を詰めている。茂原工場は日立のいまの中小型向け液晶工場に隣接し、技術が移転しやすいなどコストが抑えられることも重視したとみられる。投資額は約1千億円規模の見通し。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デ
日本の液晶パネルメーカーが「2012年問題」に直面している。中国でテレビ向けの大型工場が相次いで立ち上がり、供給過剰が到来するのが必至とされる問題だ。コスト競争力で劣る日本メーカーは、高い技術が求められ、需要が急拡大するスマートフォン(高機能携帯電話)向けとして有望視される中小型液晶や有機EL(エレクトロルミネッセンス)にシフトして苦境を乗り切る構えだが、技術力の勝負となると今度は韓国勢が立ちはだかる。日本勢は窮地に追い込まれかねない。 中国では2012年前後に日韓、そして中国各社による計8件の大規模工場稼働が予定されている。どれも大型ガラス基板を使う「第7.5世代」以降。日本では、さらに生産効率が高い「第10世代」が稼働しているが、中国での生産も最先端に近づくことになる。 中国では10年から3年間で薄型テレビの需要が1.5倍に拡大すると予測されている。こうした状況をにらみ、中国勢は華星光
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