「戦隊ヒーローにはピカピカの青空が似合う」という文章を書いたことがある。 10月27日の東京には、まさにその言葉のように雲ひとつない青空が広がっていた。この日、7月に亡くなった元東映の平山亨プロデューサーを偲(しの)ぶ会が、千代田区の学士会館で開かれた。平山さんは、仮面ライダーシリーズや、スーパー戦隊シリーズ第1作の「秘密戦隊ゴレンジャー」、「がんばれ!!ロボコン」など、特撮ヒーロー作品を中心に数多くの子ども向け番組を世に送り出した、東映ヒーローの父とでも言うべき人。会場にはプロデュース作品に出演した俳優やスタッフを中心に、平山作品で育ったファンら300人以上が集まり、平山さんとの別れを惜しんだ。私は以前、当欄で書いたように14歳から30年以上のお付き合いをさせていただき、そのご縁から司会を務めさせていただいた。 司会をしながらメモをとっていたので、以下、正確さに欠けているかもしれないが、