【ワシントン=大越匡洋】米労働省が10日発表した10月の消費者物価指数(CPI、1982~84年=100)の上昇率は前年同月比6.2%と9月の5.4%から加速した。上昇幅は1990年11月以来約31年ぶりに6%台に達し、6カ月連続で5%以上の伸びが続いた。モノや人手の不足という供給制約の長期化に加え、賃金やエネルギー価格などが構造的に物価全体を押し上げる恐れも広がってきた。中古車価格は26%、
日銀は26、27日に開く金融政策決定会合で新たに示す2023年度の物価上昇率見通しを、1%前後とする。黒田東彦総裁の任期は23年4月8日まで。就任直後の13年4月に2年程度で実現するとした2%の物価上昇目標は、10年かけても達成できないことになる。 日銀は四半期ごとに、景気の先行きなどの分析をまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表し、向こう3年間の見通しを示している。4月会合で示すリポートでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活…
キッコーマンは21日、家庭用と業務用のソース合計21品目を10月から5~11%値上げすると発表した。1990年7月以来、25年ぶりの値上げ。原料のトマトペーストや砂糖、香辛料が世界的な需要増で高騰しているためという。家庭用「キッコーマン デリシャスソース」の「中濃」「ウスター」「とんかつ」の税抜き希望小売価格は、500mlが325円から343円に、300mlが220円から234円になる。
食品の値上げが相次ぐなか、牛丼チェーン最大手の「すき家」は、牛肉の取引価格が上昇していることなどから4月中に牛丼の値上げに踏み切り、並盛は税込みで現在の291円から350円にする方針を固めました。 このうち「並盛」の価格は、牛肉の量を20%程度増やしたうえで、税込みで現在の291円から350円に引き上げるほか、ほかの牛丼も税込みで、42円から62円の幅で値上げする方向です。 牛丼に使われる「ショートプレート」と呼ばれる輸入のバラ肉は、中国での需要拡大などを背景に取引価格が上昇していて、牛丼大手の間では去年12月に「吉野家」が並盛の税込み価格を300円から380円に、「松屋」も去年7月以降、牛肉の質を上げたうえで、並盛の税込み価格を290円から380円にそれぞれ値上げしています。 今回、「すき家」が値上げの方針を固めたことで、かつては200円台だった大手3社の並盛の価格は、いずれも300円台
日清オイリオグループは22日、家庭と業務のオリーブオイル全商品の出荷価格について、30~50%の値上げを行うと発表した。2015年3月2日の納入分から実施する。 全国販売しているナショナルブランド(NB)の場合、家庭用は19品目、業務用は7品目。家庭用の主力「BOSCO エキストラバージンオリーブオイル」(500ミリリットル)は、店頭の実勢価格が、税抜きで600円弱から900円弱に上がるという。 オリーブの主要原産地である欧州では、干ばつや日照不足などで記録的な減産を行い、相場が急騰。さらに、急速な円安が、コスト増の要因となっている。 同社は、「生産性の向上と合理化につとめているが、(企業努力では)コストの吸収がきわめて難しくなった」としている。
「10分1000円」ヘアカット、創業初の値上げ=QBハウス1080円に 4月1日に創業初の値上げをする「QBハウス」の三重県内の店舗(キュービーネット提供) 「10分1000円」の宣伝文句で急成長してきたヘアカット専門店「QBハウス」は、消費税率が8%に引き上げられる4月1日から料金を1080円に値上げする。創業初の値上げ。人件費の高騰などから、コスト上昇分を企業努力だけでは埋めきれなくなった。 運営会社のキュービーネット(東京)が1996年に東京・神田の1号店をオープンして以来、シャンプーせずに短時間で済ませられる手軽さが消費者に支持されてきた。千円札専用の券売機の導入も、店側で釣り銭や両替紙幣を準備する必要がないためコスト削減策の目玉だった。 しかし、理容師不足や競合店との人材獲得競争が激化していることに加え、店舗の賃料も上昇。消費税増税分も含めて自助努力でカバーすることが難しくな
清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループは、自動販売機で売る一部の飲み物を4月の消費増税にあわせて10円値上げする。缶入りの炭酸飲料「コカ・コーラ」(350ミリリットル)は120円から130円になる。値上げは1998年春に110円から120円にして以来、16年ぶり。 自販機では1円単位の値上げができない。すべての商品を10円値上げすると、増税分よりも値上げ幅が大きくなってしまうので、一部の商品はいまの120円に据え置く。自販機の商品全体として増税する「3%分」を上乗せする。 飲料各社は「増税分を適切に転嫁する」(キリンビバレッジ)などとしており、一部商品の10円値上げで足並みがそろう見通し。 ただ、自販機で売られる飲料の価格は、飲料会社から飲料を仕入れて自販機を設置・管理するオペレーターと設置先との交渉で決まるため、1缶100円で売られる場所もある。値上げが広がるには時間がかかるとの見方も
タカラトミーは7日、ミニカー「トミカ」の一部商品の希望小売価格を2月1日から値上げすると発表した。生産国のベトナムや中国で人件費が上昇しているほか、亜鉛合金など原材料が高騰しているため。トミカ単品の値上げは1991年以来、約23年ぶりとなる。 対象は約180種類で、トミカ単品は税抜きで360円から450円に値上がりする。ディズニー関連のキャラクターを使った750円の「ディズニーモータース トミカ」と700円の「カーズ トミカ」はそれぞれ800円となる。 タカラトミーはこれまで経費削減に努めてきたが、「コストの上昇をこれ以上、企業努力で吸収することは難しいと判断した」と値上げの理由を説明した。 「トミカ」は1970年に発売されたミニカーの人気シリーズ。
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
自販機ジュース、増税で130円に 端数切り上げを申請 1 名前:影のたけし軍団ρ ★:2013/11/24(日) 17:51:52.38 ID:???0 来年4月の消費増税にあわせ、自動販売機で売られる飲料の一部が10円値上げされる見通しになった。いまは150円で売られているペットボトル入りのお茶などは160円になる。 ただ、すべての商品を一律10円上げてしまうと、増税分よりも値上げ幅が大きくなり、「便乗値上げ」になるおそれがある。このため、多くのメーカーは、一部の商品の価格を据え置く見通しだ。 販売数が多い缶コーヒーや缶ジュースなど120円の商品の一部は、130円に上がる。 税引き前の 希望小売価格をもとに、120円の缶コーヒーの消費税率8%での税込み価格を計算すると、124円になる。 増税分を転嫁した場合の売値は4円しか上がらず、値上げ幅は10円に満たない。 だが、 自販機では1円単位
【小室浩幸】来年4月の消費増税にあわせ、自動販売機で売られる飲料の一部が10円値上げされる見通しになった。いまは150円で売られているペットボトル入りのお茶などは160円になる。 ただ、すべての商品を一律10円上げてしまうと、増税分よりも値上げ幅が大きくなり、「便乗値上げ」になるおそれがある。このため、多くのメーカーは、一部の商品の価格を据え置く見通しだ。 販売数が多い缶コーヒーや缶ジュースなど120円の商品の一部は、130円に上がる。税引き前の希望小売価格をもとに、120円の缶コーヒーの消費税率8%での税込み価格を計算すると、124円になる。増税分を転嫁した場合の売値は4円しか上がらず、値上げ幅は10円に満たない。だが、自販機では1円単位での販売ができないため、一部の商品の価格を130円に上げることにした。
食品大手の味の素は、このところの円安で原料となるかつお節の仕入れコストが上昇していることなどから、家庭用の風味調味料「ほんだし」を23年ぶりに値上げすると発表しました。 値上げするのは、味の素の「ほんだし」の13種類のすべての商品で、来年1月から出荷価格の引き上げや価格は据え置いたまま、内容量を減らす実質的な値上げを行うと発表しました。 値上げ幅は6%から7%程度で、売れ筋の120グラム入りの商品で店頭での販売価格は20円程度の値上げとなる見込みです。 「ほんだし」の値上げは23年半ぶりです。 会社側によりますと、健康志向の進む欧米などでかつおの需要が高まる一方、マグロの漁獲規制の強化で同時に水揚げされるかつおの漁獲量が減少していることに、このところの円安も加わって、かつおの取引価格が6年前の1.5倍に上昇しているということです。 このため、原料となる「かつお節」の仕入れコストも増え、製造
味の素は17日、調味料「ほんだし」の家庭用商品計13種類の出荷価格を、カツオの価格高騰や円安に対応し、来年1月4日出荷分から約6~7%値上げすると発表した。120グラム入りの店頭想定価格は現行の430円前後から455円前後に上がる可能性がある。 3種類の商品は、価格を据え置いて容量を減らす実質的な値上げを実施する。320グラム入りの容量は300グラムに減る。 小袋24個入りと44個入りの2種類は容量を減らし出荷価格を引き下げる。容量を多く減らすため、消費者にとっては値上げになるという。 味の素によると、世界的な需要拡大や漁獲規制強化の流れなどにより、カツオの調達価格は6年前と比べ約5割上昇した。同社は「企業努力だけではコスト高騰の吸収が難しい」としている。
販売の不振が続いている大手ハンバーガーチェーンの「日本マクドナルド」は、売り上げの増加を図るため、今月13日から高い価格帯のハンバーガーを中心に値上げするなど、価格設定を大幅に見直すことになりました。 日本マクドナルドの発表によりますと、今月13日から一部の店をのぞく全国3200余りの店で、200円以上の比較的高い価格帯のハンバーガーを中心に値上げするということです。 このうち主力商品の「ビッグマック」は、現在、290円から340円で販売されていますが、値上げ後は310円から390円になります。 また、これまでは全国を6つの地域に分けて価格を設定していたのを、今後は9つの地域に見直すことにしており、これに伴って、子ども向けのハンバーガーのセットの場合、およそ670店で値上げする一方で、およそ300の店では値下げされます。 こうした価格設定の見直しで、1%程度の売り上げの増加を見込んでいると
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く