「唯一、生き残るのは変化できるものである」これは進化論の父チャールズ・ダーウィンのセリフだ。だから喜ぼう。私たち人類は今この瞬間も変化している。 『Journal of Anatomy』(20年9月10日付)に掲載された研究によると、前腕に動脈が3本ある人が増えているという。この事実は、私たちがまだ独自の進化を遂げていることを示す証拠と考えられるそうだ。
赤みを帯びた緑を想像してみてほしい。それらを混ぜ合わせたときにできる茶色ではなく、赤のようで、それでいて緑のような色だ。あるいは黄色っぽい青でもいい。緑ではない。黄と青、両方の色合いを持つ色だ。 なかなかイメージするのは難しいだろう。そうした色は存在するが、人間には決して見えないからだ。赤緑色や黄青色は、「禁色(forbidden colors)」と呼ばれている。これらの組み合わせは、人間の目の中で相殺されてしまい、同時には決して見えない。ゆえに禁じられた色である。 日本では平安時代の朝廷で、一定の地位や官位等を持つ者以外に禁じられた服装のことを禁色と呼ぶが、そっちではないし、三島由紀夫の小説でもない。
ローマの女性の理想は、ずば抜けて白い肌だった。色が白いということは、ほとんど外へ出ることなく屋内で過ごせる、使用人を雇える裕福な身分であることを意味する。 だが、もともとローマ人の自然な肌色は象牙色というよりオリーブ色に近かった。そこで、不自然に肌を白くする方法がもてはやされた。そこで使われたのが、チョークの粉、ワニの糞、白鉛だった。 かのエジプト女王クレオパトラも、美白のためにロバのミルクのお風呂に浸かっていたという。エジプトでは、シワ対策には白鳥の脂や豆の食事、紫外線のせいでできてしまったシミにはカタツムリを灰にしたものが使われた。 傷やにきび隠しのために、よくフェイクのポイントメイクが施され、頬はバラの色素やケシの花びらなどで赤くしたと言われている。 男性のハイヒール 現在ハイヒールの靴は女性の靴とされているが、昔は違ったようだ。歴史においてはさまざまな時代で男性も履いていた。 ko
地球をかすめて飛び去っていく彗星かと思いきや、ゴージャスな尾を長くたなびかせているのはお月さまだ。 『JGR Planets』(1月28日付)に掲載された研究によると、まるで彗星のようなオレンジ色の尾は、月面に隕石が衝突して舞い上がったナトリウム原子が、太陽放射によって何十万キロも吹き流されたものなのだそうだ。
世界で一番高価かつ合法的な医薬品。商品名は「ソリリス」。現時点では、発作性夜間ヘモグロビン尿症や非典型溶血性尿毒症症候群といった希少疾患に対して効果が見込める唯一の医薬品だ。 これらは、免疫が自分の血液細胞を攻撃してしまい、死にいたることもある難病である。ただし、エクリズマブを服用した結果、患者の寿命が延びるという十分な証拠はない。 高額であるために、途中で治療を諦める人も多い。 9. LSD――330,000円/グラム 半合成の幻覚剤LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)は、非常に強力で、一度服用すれば12時間は深層意識の世界へトリップすると言われている。 ・LSDを服用すると描く絵にどのような変化が起きるのか?自ら服用し自画像を描く実験を行った女性 : カラパイア 高価である理由は、違法であるのはもちろんのこと、非常に製造が難しいことも関係している。繰り返しておくが、違法薬物なので、絶対に
ガラパゴス諸島出身のメス亀ハリエットは、1830年11月に生まれたとされている。科学的検査でメスとわかるまではオスと信じられており、ハリーと呼ばれていたそうだ。 オーストラリアのブリスベンにある植物園に99年間住んでいたハリエットは、その後クロコダイル・ハンターとして知られたスティーブ・アーウィンが所有するオーストラリア動物園に移され、そこを終の棲家として過ごし、2006年6月に176歳で亡くなったという。 2.明(はまぐり 推定507歳) 2006年にアイスランドの海で捕獲したこのハマグリは、イギリスのウェールズにあるバンガー大学の研究チームによって調査された。同チームは、貝殻や木の幹などにある年輪を数えることで年齢を推定する年輪年代学の分析を実行。その結果、このはまぐりは推定年齢507歳であることが判明した。 以降この貝は、1499年に中国を当時した中国明王朝にちなんで、「明」と名付け
寿司ネタとして知られているシャコだがそれだけではない。「シャコパンチ」と呼ばれる超強烈なパンチ力を持つことでも有名だ。 古代から生きているこの甲殻類は、ハンマーなようなふたつの拳で獲物を殴打して仕留める。そのパンチスピードは水中にもかかわらず、時速80キロ以上にもなり、プロボクサーよりも速い。 そんな勢いでパンチを繰り出したら、自分の拳は傷つかないのだろうか。 アメリカの研究者たちは、シャコの外肢(がいし)の弾力性について研究を行った。そしてその秘密が明らかとなった。
検温、血圧測定など、脈拍数などは機器を使うことで測定することが可能だ。だが機器がなくてもある程度の健康状態をチェックすることができる。 それは日に何度か排出する尿だ。 アメリカ・オハイオ州のクリーブランド・クリニックが作成した「尿色判別表」は、尿の色である程度の健康状態を把握することができる。 健康的な"薄黄色"や、「おわ!?」と叫んでしまいそうな"濃い茶色"など、一目で分かるよう色別にされていてちょっとしたアドバイスも付いている。また、熱中症が心配なこの時期、尿で脱水状態を探ることもできる。
それは鉄鋼の15%の密度しかない。にもかかわらず切ることができない。それどころか、切ろうとすればするほどに、破壊力を増して工具を返り討ちにしてしまう。そんな驚くべき金属が開発されたようだ。 ダラム大学(イギリス)とフランホーファー研究機構(ドイツ)の研究グループが作り出した世界初の切断不能な金属は、ギリシャ神話の海の神にちなみ「プロテウス(Proteus)」と呼ばれている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く