微生物には無限の可能性がある。漫画「もやしもん 」で我々はそれを学んだわけだが、小さな細菌の細胞ほど見事に環境に潜り込める生命体は地球上にはいない。 細菌が地上で果たしている役割は様々あるが、中には錬金術師も存在する。 毒性のある金属化合物を食べてもピンピンしているどころか、それを消化し、小さな金塊のフンを出すのだ。
ピンクの雪に科学者たちが焦るのはなぜ?2016.07.02 12:306,740 Rina Fukazu ちいさな生き物の大きな存在感…。 産業事故が起きたわけでも、妖精たちのイタズラでもなく、自然な現象として見られるピンク色の雪。じつは雪に住む小さな赤い藻類が原因で、氷河を早く溶かして温暖化を加速させる可能性がNature Communicationsに掲載された研究で明らかになりました。 これまで科学者たちのあいだで過小評価されてきた赤い藻類は、グリーンランドや南極大陸から、アイスランドやヨーロッパのアルプスまで世界中の極地や高山で見つかっています。 新たな研究では、汎ヨーロッパの21にわたる氷河を対象に調査が行なわれました。赤い藻類が雪解けを早めるのは、「アルベド効果」として知られる気候プロセスが関連しています。アルベドとは、雪や氷が太陽の光を反射すること。 一般的に、氷河が太陽光を
に、人間だけじゃないもん! 微生物も悪いんだもん! 溶けゆく氷河、環境問題の象徴としてよくニュースになりますよね。特にグリーンランドの氷河は急速に溶けて氷面下にあった川や湖の水が海に流れ出しており、世界中の都市の一部を水没させてしまう可能性があるとして恐れられています。 そんな中、イギリスのリバプールで開かれた微生物学会(Microbiology Society)カンファレンスでアベリストウィス大学はさらなる事実を発表しました。 どうもPhormidesmis属の「光合成をする微生物」が黒ずみを氷河の上に発生させることで氷を急速に溶かしていってるようです。 この微生物は太陽光を浴びると、大気を伝わって雪へと入りこんだ汚染物質や塵などを集めてクリオコナイトと呼ばれる黒色の粒子を生み出します。 クリオコナイトのせいで氷河の表面は黒っぽくなり、それによって氷河は太陽光を反射せず吸収しやすくなって
ペットボトルなどの素材として利用されているポリエチレンテレフタレート(PET)を分解して栄養源とする細菌を発見したと、京都工芸繊維大や慶応大などの研究グループが発表した。石油から作るPET製品は生物によって分解されないとされてきた定説を覆す成果だという。11日付の米科学誌サイエンスに掲載された。 研究チームは、自然界にPETを分解する微生物がいないか探すため、ペットボトルの処理工場などでPETのくずを含んでいる土や汚泥などを採取。試料を厚さ0・2ミリのPETフィルムと共に試験管で培養したところ、PETを分解する微生物の群れを発見し、PETを分解して生育する細菌だけを取り出すことに成功した。大阪府堺市で採取したサンプルから見つかった菌であることから、「イデオネラ サカイエンシス」と命名した。 この細菌に含まれる酵素に関する遺伝情報を調べたところ、PETを好み、常温でよく分解する性質があった。
(CNN) ペットショップなどで販売されているミールワームに発泡スチロールを食べさせると、腸の中で生物分解可能な物質に変換されることがことが1日までに分かった。北京航空航天大学や米スタンフォード大学の研究チームが学会誌に発表した。 これまでプラスチックは生物分解できないと思われていたが、今回の発見は世界のプラスチックごみ問題の解決につながる可能性があると指摘している。 ミールワームはゴミムシダマシの幼虫で、ペットショップなどで一般的に販売されている。スタンフォード大学のウェイミン・ウー氏らの研究チームによると、ミールワームの腸の中にはポリエチレンを生物分解できる微生物がいることが判明。発泡スチロールを餌として与えたところ、幼虫100匹で1日当たり34~39ミリグラムの発砲スチロールを食べたという。 幼虫が食べた発泡スチロールは二酸化炭素や生物分解可能な廃棄物に変換され、植物や作物の土壌にも
植物プランクトンのサイズはとっても小さいかもしれません。でも、だからといって私たちが肉眼でその姿を確認できないわけではありません。ちょっと顔を上げれば、この小さな生き物たちは曇りの日でも世界中を明るく照らしているのです。 オープンアクセス・ジャーナル(オンラインで無料公開されている学術雑誌)のScience Advancesに掲載された研究発表では、南極大陸を囲む南氷洋の微生物たちが雲の中で驚くほど大きな役割を果たしているというテーマを取り上げています。 小さな植物プランクトンは、突風に吹かれて水中の住み家から飛び出してしまうことがあります。そして、空気に乗って運ばれると水分凝縮をうながし、日光を通常よりも強く反射する明るい雲を形成するのだそう。 「夏季の南氷洋上空の雲は、プランクトンが大量発生していない時期に比べ、太陽光の反射が著しく強くなる」と、この研究を共著しているワシントン大学のD
シベリアの永久凍土層、グリーンランドの氷河が解け、超自然現象と紙一重のことが現在進行中です。氷に閉ざされていた太古のウイルス、細菌、植物、動物が幾千年の眠りから覚めつつあるのです。 SFではよくある設定ですが、我流の「復活生態学者(resurrection ecologist)」たちの研究で近年、これが現実に起こりうることが明らかになってきました。 2012年、科学者たちはシベリアのツンドラから32,000年前の種をひと掴み採取し、そこから花を咲かせることに成功しました。 昨年は米ミネソタ州の湖底から採取した700年前の卵の孵化に成功。さらに別のグループが、アーサー王の時代からずっと氷ったままになっていた南極の苔を見事復活させました。 しかしここで驚いてちゃいけません。もっと氷の中でしぶとく生き長らえてる奴がいたのです。細菌です。その生命力たるや半端なく、少なくともある種のバグは800万年
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く