ズームライオン、2023年度年次報告書を発表:海外売上高が前年比79.2%増の179億500万人民元と過去最高を記録 04-09 14:09
専門家と街を歩くシリーズ最新回はお金の専門家として田内学さんと渋谷を歩く。 接着剤や広告看板など知られざる世界の専門家と街を歩くことが多かったこのシリーズであるが、今回はダイレクトにお金である。うっすら避けてきたお金の話がみるみるわかってしまう… 「お金は人を動かすチケット」で考える 田内学さんの書いた『お金のむこうに人がいる』は、お金とは人に動いてもらうためのチケットだという考えがもとになっている。 高齢化社会に向けて2000万貯めたところで、動いてくれる人がいないと意味がない。インバウンドで日本に残った外貨はいずれその国の人が動いてくれることになる。などなど、その考えで初めてお金のことが体感として分かってきたのが前回(『専門家と街を歩くシリーズ、思い切ってお金の専門家を呼んでしまう』)。 今回はその続きである。私たちはお金でどうやって幸せになるんだろうか? 『お金のむこうに人がいる』著
円安だからといって憂慮する必要はない 2022年、財務省、金融庁、日銀の幹部が「3者会合」と銘打って度々集まり、「急速な円安の進行を憂慮している」と声明を発表した。 ベースには「円安にしろ円高にしろ、急速に動くのは良くない」という価値観がある。 しかし私から見ると、実際の動向はさほど急速ではなかった。そして、円安だからといって憂慮する必要はまったくない。 結局彼らは「悪い円安」というイメージ作りのキャンペーンをしているに過ぎなかった。 こう断言できるのは、財務省、金融庁、日銀、そしてマスコミが絶対に口にしない「隠された事実」があるからだ。 それは何か? 実は、「円安になるとGDPが上がる」のだ。 「実は」と書いたが、これは世界の常識中の常識だ。日本以外では「実は」でも何でもない。 国にとっても「良い話」のはずなのに GDPとは「国内総生産」のことだ。 一定期間に国内で生み出されたモノ、また
コメの消費が61年間減り続けている一方、パックご飯の需要が、近年大きく伸びている。食品需給研究センターの「食品産業動態調査」によると、パックご飯(無菌包装米飯)とレトルト米飯を合わせた年間生産量は、2022年に24万5811トンと、2010年比で倍増している。 無菌包装米飯の最大手、サトウ食品でも2011~2021年の10年間で看板商品の「サトウのごはん」の売上高が約2倍に増加。同社では目下、約45億円を投じてパックご飯の専用工場に新たな生産ラインを増設し、2024年の稼働時には年間4億食の生産能力確保を目指している。パックご飯が日常食品化していることは、日本の食文化の変容を物語っているのかもしれない。 まとめ買いしている人が多い インターネットで「サトウのごはん」「値段」で検索すると、出てくるのは20個入りなどまとめ買い商品ばかり。まとめ買いすればお得で通販なら自分で運ばなくていい、とい
アフリカ北東部スーダンでの戦闘勃発を受け、国際的な消費財メーカーはアラビアガムの調達体制の強化を急いでいる。写真は2012年12月、スーダン西部El-Nahudで撮影したアラビアガム(2023年 ロイター/Mohamed Nureldin Abdallah) [ロンドン/ニューヨーク 28日 ロイター] - アフリカ北東部スーダンでの戦闘勃発を受け、国際的な消費財メーカーはアラビアガムの調達体制の強化を急いでいる。アラビアガムはスーダンの最も重要な輸出品であり、炭酸飲料からキャンディー、化粧品に至るまで、実にさまざまな商品の重要な原料として使われている。 アラビアガムの代替品はほとんどなく、世界的な供給の約70%は、スーダンに広がるサヘル地域のアカシアの木から産出する。だが、アフリカ大陸で3番目に広い国土を有する同国は現在分裂状態に陥り、国軍と準軍事組織の間で戦闘が発生している。
上海ショーについての評価を私が「この人なら」と思える自動車メーカーの人達に聞いているのだけれど、そこで感じることは中国って自動車産業のレベルだけでなくナショナリズム(国産愛好精神)が急に育ってきたこと。今までは外国製品に憧れてきたけれど、中国企業で負けない製品を作れるようになれば迷わずソチラに向く。最近、家電製品も中国ブランドが伸び始めた。 実際、上海ショーに出展されていたクルマを見ると中国車の方が夢があり、ワクワクする。対して日本も欧州も保守的。一般公開日は混雑する中国車のブースに対し、日欧米のブースなら普通に歩ける状態だったという。そして日本勢が電池調達コストで苦しむ中、BYDは補助金無しので中国で2023年1月~3月期は5倍の利益を生み出した。勝負しようとしたら赤字覚悟になる。 100歩譲って赤字覚悟の投資をしても、おそらくナショナリズムが育つにしたがって国産嗜好はさらに強まると思う
岡山県津山市の作陽高校が、生徒の確保が難しいとして4月から倉敷市へ移転した。津山市はかつてコンパクトシティの先進地ともてはやされたが、何があったのだろうか。 岡山県津山市の作陽高校が、生徒の確保が難しいとして4月から倉敷市へ移転した。津山市はかつてコンパクトシティ(交通、商業、医療、教育、行政などの機能を都市中心部に集約する概念)の先進地ともてはやされたが、何があったのだろうか。 吉井川沿いの小高い丘にあるレンガ色の校舎は窓が閉じられ、白いカーテンが引かれている。なかに人の気配は感じられない。岡山県北部の中心都市・津山市の作陽高校。昭和初期の1930(昭和5)年に創設された私立高校だが、4月から県南部の倉敷市に移転し、作陽学園高校の新名称で再スタートを切った。 作陽高校は難関国立大学に進学する生徒を輩出する一方、スポーツや文化活動で有名だった。プロゴルファーの渋野日向子さんや俳優のオダギリ
東京に家族旅行して、子供を遊ばせる場所がお台場・晴海ばかりだったので、お台場近辺で一番安いホテルに泊まったの。 それでも素泊まり1泊1人1万円して「高いな~」と思ったけど、思い切ったの。 ビッグサイトとフジテレビのちょうど中間あたりにある、ホテルトラスティ東京ベイサイドてホテル。 羽田空港からりんかい線に乗り換えて、国際展示場駅で降りて、まるで公園みたいなだだっぴろい通路(公園なのか?)をテクテク歩いてホテルに向かうと、高い2本のビル。 さすが素泊まり1万円だな~と思いながら近くまで行くと、立派な大きな門があり、ビシッと制服を着こんだ門番係までいる。 すげー、高級ホテルじゃん。 門からは何千万円しそうな車高の低いスポーツカーが出てきた。フェラーリのランボルギーニてやつだったのかしらん? 1万円のホテルでフェラーリ?超高級ホテルなのに1万円ならお得だったな、と思いながら門番に「ここがトラステ
北九州市の小倉の銘菓として長年親しまれてきた「小菊饅頭」を製造する和菓子店が、原材料価格の高騰などの影響で廃業することになり、22日、最後の製造を行いました。 北九州市小倉北区にある「藤屋」は昭和29年創業の和菓子店で、「菊」の焼き印を記したひとくちサイズの「小菊饅頭」は土産や茶菓子として地元で親しまれてきました。 しかし、新型コロナの影響で手土産の需要が減ったところに、砂糖などの原材料から包装紙といった資材までの価格の高騰が経営を圧迫し、採算が取れないとして来月末に廃業することを決めました。 22日はスタッフ5人が、まんじゅうの最後の製造にあたり、山芋と米粉を混ぜた生地を練って白あんや黒あんを詰め、蒸し上げていました。 製造はほとんどが手作業で行われ、室内は蒸し器から出る蒸気とほんのり甘い香りに包まれていました。 22日は、1日でおよそ1万2000個を作るということです。 「藤屋」の藤田
関連記事 レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた 「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 なぜ女子の半分が泳いでないの? ジェンダーレス水着の開発者が語った“忘れられない光景” フットマークのジェンダーレス水着が話題になっている。性の悩みだけでなく、さまざまな理由で「肌を隠したい」生徒のニーズに対応するのが狙い。開発者にその背景を聞いた。 トイレ利用後に買い物しない人が約4割!? ローソンがトイレの扉にアートステッカーを貼った背景 全国のローソン店舗のトイレ付近に、アートステッカーを貼る取り組みを始めた。トイレをいつもきれいに使ってくれる人への感謝を示す。背景にあるコンビニトイレの課題とは? ファミレスは危機に陥って
作家の石井さんは子どもたちに向けて「苦しい時代を生きていくために、まず君たちが生きている『今』について理解してほしい」と主張します(写真提供:Photo AC) 子供が感じている精神的幸福度が、先進国38カ国のうち37位とされた日本(ユニセフ「レポートカード16」の「子どもたちの幸福度ランキング」より)。現実を見れば、子供のうち7人に1人が貧困、15人に1人がヤングケアラー、小中学生の不登校は24万人以上といったデータもあるなど、多くの子供たちが息苦しさに覆われているのは事実かもしれません。作家の石井光太さんはそんな子どもたちに向けて、「苦しい時代を生きていくために、まず君たちが生きている『今』について理解してほしい」と主張しますが――。 格差社会の中で求められるもの ――AI(人工知能)に負けないグローバル人材になろう。 君たちは、一度はそんな言葉を聞いたことがあるのではないだろうか。学
岸田文雄首相は15日、首相官邸で政府と経済界、労働団体の代表者による「政労使」の会議に出席した。最低賃金の全国加重平均を2022年の961円から23年に1000円へ上げる目標を示した。非正規雇用も含めた幅広い賃上げを訴えた。「今年は1000円を達成することを含め最低賃金審議会で明確な根拠のもと、しっかり議論いただきたい」と述べた。地域間格差の是正も必要だと強調した。出席者は中小企業の賃上げへ
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