インドネシアを訪問中のペンス米副大統領は20日、東南アジアで11月に開かれる東アジアサミットなど一連の国際会議にトランプ大統領が出席することを明らかにした。日本訪問も含め、トランプ氏の初のアジア歴訪となる可能性がある。 ペンス氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局を訪れ、「米国大統領は今年11月、ベトナムやフィリピンで開かれる米ASEAN首脳会議や東アジアサミット、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加する」と述べた。 日米両政府は、この機会にトランプ氏の日本訪問についても検討しており、同氏の初来日となる可能性がある。 ペンス氏は「米国とASEANとの関係は、外交、経済、安全保障の観点から、疑いなく双方にとって有益であり、戦略的なパートナーシップだ」と述べた。(ワシントン=佐藤武嗣)