天然痘ウイルスの透過型電子顕微鏡画像。米疾病対策センター(CDC)提供(2002年12月13日入手、資料写真)。(c)CENTER FOR DISEASE CONTROL / AFP 【9月18日 AFP】ロシアのシベリア(Siberia)地方にある、旧ソ連時代に生物兵器施設として使用されていた建物で16日、爆発が発生し、火災が起きた。この施設には、エボラ出血熱と天然痘ウイルスの試料が保管されているが、当局は汚染の恐れはないとしている。 【深く知る】永久凍土溶解が引き起こす危機 温暖化ガスや病原菌放出 爆発があったのは、同国で3番目に人口が多いノボシビルスク(Novosibirsk)郊外にある国立ウイルス学・バイオテクノロジー研究センター(Vector)。世界で2か所のみとされる、天然痘ウイルスを保管している施設の一つ。 ロシア消費者権利保護・福祉監督庁(Rospotrebnadzor)に