天皇陛下の即位や上皇さまの退位などについて、皇室の戸籍にあたる「皇統譜(こうとうふ)」に登録する手続きが、27日に宮内庁で行われました。 「皇統譜」は皇室の戸籍にあたるもので、政令に基づいて代々の天皇や皇族の経歴などが記されています。 27日、「皇統譜」のうち天皇皇后について記す「大統譜(だいとうふ)」の125代天皇の冊子に、上皇さまが平成31年4月30日で退位し上皇となられたことが書き加えられ、宮内庁の西村長官らが署名して登録する手続きを行いました。 また「大統譜」に新たに加えられた126代天皇の冊子に、天皇陛下が令和元年5月1日に即位されたことが記され、同じように西村長官らが署名を行いました。 「大統譜」には、ことし退位や即位に伴う儀式が行われたことなども登録されたということです。