東京の江東区と大田区が帰属を争った東京オリンピック・パラリンピックの競技会場が設けられる東京湾の埋め立て地のうち、大田区に帰属する部分の地名が「令和島」になる見通しとなりました。 これを受けて大田区では、区に帰属する部分の地名の案を公募して検討した結果、集まった532件の中で20件と最も多かった「令和島」となる見通しになりました。 地名の案は今後、区議会の議決を経て正式に決まることになっていて、区によりますと、正式に決まれば元号の「令和」を含む地名は全国で初めてになるとみられるということです。 大田区は「『令和島』という名称は、改元の年に帰属が決まった区域の名前にふさわしいと受け止めています」としています。