蝉のように短い命だが、見つけてしまったら急いで紹介するしかあるまい。残り2時間できるはずのゲームだが、今日は『ゼビウス魔の二千機攻撃』を紹介する! 1980年代、ファミコン世代のキッズに支持されたゲーマー漫画があった。あさいもとゆき先生『ファミコンロッキー』だ。 これは主人公ロッキーがファミコンゲームで戦う対戦漫画だが、ファミコンゲームでリアルに対戦してもインパクトに欠けるからか、無茶苦茶な設定でゲームに存在しない架空の技やステージを創造して漫画化していた。 例えば、ファミコンロッキー第2話では飛行機に乗って敵を撃つシューティング『ゼビウス』で対戦するが、敵は大人の元パイロット(パイロットの経験からゼビウスを手足のように操縦する)と、小学5年生のロッキーが戦う。 試合では開始からずっと互角で6時間プレイし続け、体力は限界に。ゲーム内スコアは900万点を突破(原作の仕様からしてあり得ない)。