放射線を目に大量に浴びると白内障になるおそれがありますが、これについて原子力規制委員会は、被ばく量の限度を見直し、来年4月からこれまでの3分の1の年間50ミリシーベルトまで引き下げることにしています。 これを受けて検討を進めていた原子力規制委員会は今月、水晶体の被ばく量の限度を変更することを決め、現状の年間150ミリシーベルトから3分の1の年間50ミリシーベルトまで引き下げることにしました。 目を被ばくするケースはレントゲンなど放射線を使う医療現場で多いということです。 関連する法令の見直しを行ったうえで来年4月から基準の引き下げが実施されます。