一太郎2017が「同人を狙い撃ちに来ている」とウワサされたことは記憶に新しいが、2018年2月9日に発売予定の一太郎2018は、その特徴にさらに磨きをかけている。今回狙い撃ちされているのは誰なのだろうか。 PCがビジネスや家庭で利用されるようになった当初から、日本語ワードプロセッサのニーズは大きかった。これはPCが普及する前にワープロ専用機の時代があったことからもうかがい知ることができる。 それでは、現在の状況はどうだろう。印刷やデザインをなりわいとしないユーザーにとって、現在の日本語ワープロソフトはすでに十分すぎる機能を持っている。だが、それ以前にワープロソフトを必要とするシーンが減っているのではないだろうか。 報告書や設計書などであればExcelを使うことが多いだろうし、説明資料であれば図が中心で、自由なレイアウトがしやすいPowerPointが主力だ。メールでの連絡であれば本文のテキ