M・ラインスター 作/福島正実 訳 地面は割れ、きれつが走る。宇宙震だ! ブラディックは、宇宙のかなたから地球をゆるがすスーパー宇宙人に、恐怖を感じた。 判型(サイズ) A5判 ページ数 128ページ 商品コード 978-4-337-29910-8 対象 小学校高学年 中学生 初版 1995年 分類 児童書 > 読み物 (SF・推理)
M・ラインスター 作/福島正実 訳 地面は割れ、きれつが走る。宇宙震だ! ブラディックは、宇宙のかなたから地球をゆるがすスーパー宇宙人に、恐怖を感じた。 判型(サイズ) A5判 ページ数 128ページ 商品コード 978-4-337-29910-8 対象 小学校高学年 中学生 初版 1995年 分類 児童書 > 読み物 (SF・推理)
世界樹の棺 (星海社FICTIONS) 作者:筒城 灯士郎,淵゛出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/11/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この『世界樹の館』は、『ビアンカ・オーバーステップ』という作品で衝撃のデビューを飾った筒城灯士郎の最新作である。ビアンカの何が衝撃のデビューだったのかというと、もともと筒井康隆がはじめてライトノベルを書いたという触れ込みの『ビアンカ・オーバースタディ』という作品があった。筒城灯士郎はその続篇を勝手に書いて新人賞に応募してきて、権利面などの困難さはあるものの、それをはねのけるだけのパワーを持った作品であったためにデビューに至ったという経緯があるのである。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp で、実際『ビアンカ〜』って、コメディからシリアスまで縦横無尽にこなし、メタ・パラフィクションであり、能力バトルであり異世界物であり
ネクロスコープ 上 (創元推理文庫) 作者: ブライアン・ラムレイ,夏来健次出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/05/31メディア: 文庫この商品を含むブログを見るネクロスコープというのは何がなんだかよくわからないがそそる書名である。その上、内容をみたら、時代は冷戦下、ソ連の諜報占術開発局に所属する死骸を扱う能力者と英国の諜報機関の霊的諜報戦を描く一大伝奇ホラー! とか書いてあり、そりゃ読まないわけないよね、ってことで読んだわけだけれども、まあおもしろい。 正直展開はかなり冗長で、各種演出もそこまで洗練されているわけではないのだけれども(というか描写と相まってかなり野暮ったい)、それはそれとして死霊見師というアイディア、それが冷戦下の諜報に活かされるシチュエーション、終盤にいたって凄まじい勢いでスケールしていく能力とその魅せ方のおもしろさなど、プラス点もわんさかある作品で、総
六つの航跡〈上〉 (創元SF文庫) 作者: ムア・ラファティ,加藤直之,渡邊利道,茂木健出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/10/11メディア: 文庫この商品を含むブログを見る六つの航跡〈下〉 (創元SF文庫) 作者: ムア・ラファティ,加藤直之,渡邊利道,茂木健出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/10/11メディア: 文庫この商品を含むブログを見る宇宙船、それも地球から遠く離れた場所を航行する恒星間宇宙船で起こる殺人事件は、なかなかに乙なものである。電波も途絶え人の行き来もできなくなった雪山や孤島よりも自然に外部との通信途絶、また登場人物の限定が行える(何百光年も離れていれば通信など届きようがないしね)。恒星間宇宙船は殺人にうってつけの舞台だ。 なので、宇宙船という密室状況下で起こる殺人事件を描く作品自体は数多く存在するのだが、このムア・ラファティ『六つの航跡
ランドスケープと夏の定理 (創元日本SF叢書) 作者: 高島雄哉出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/08/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る本書『ランドスケープと夏の定理』は第5回創元SF短編賞を受賞した高島雄哉の、受賞作を端緒とする3編の連作短編集にして、単行本のデビュー作になる。その作風を一言でいえばキャラ萌えが追加されたグレッグ・イーガン(いや、イーガン作品のキャラに萌えないってわけじゃないですよ!)、日本作家でいうならば小松左京みたいなもんで、ちゃくちゃおもしろい。ぜんぜんデビュー作って感じじゃない。 21世紀後半を舞台に、22歳で教授になった天才物理学者の姉と、姉には及ばないものの優秀な弟が、世界を激変させる知性に関する3つの新しい定理を解き明かしていく──と、ざっくり表現すればそんな話になる。第一作「ランドスケープと夏の定理」では、”すべての
ゲームは、現代を代表する表現形式である。疑うならば、電車に乗れば良い。子どもも大人も、スマホを開き、ゲームに興じている。 これだけの大勢が日常的に接しているメディアである。人々の感性や認識に影響を与えないわけはない。しかし、そうであるにも関わらず、これまで、批評・研究は、正当な目を注いで来なかった。その理由は、人類が手に入れた新しい表現形式・メディア・芸術であるゲームの正当な価値を見誤ってきたからでもあるし、既存の方法論ではゲームを論じることが困難であった、という理由にも拠るだろう。 ゲームは、少なくとも映画が払われてきたのと同じぐらいには、注目され、論じられてしかるべき表現である。映画も生まれてまだ一〇〇年ちょっとしか経っていない新しいメディアであり表現形式であり、最初は単なる見世物であり神経を刺激するだけのものと考えられてきたが、二〇世紀における映画・映像が、単なる娯楽に留まらず、人々
ここから先は何もない 作者: 山田正紀 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/06/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る エンタメ小説として一級品。 完成度云々じゃなくて、ミステリー色の高いSF設定の謎が、疾走感あるストーリーの展開とともに解けていく様は面白くて止まらなくなる。ボリュームはあるが、あっという間にストレスなく読み切れてしまう、まさにジェットコースター小説。 日本が打ち上げた小惑星探査機は、火星近郊の小惑星『ジェネシス』にてサンプル回収するはずが、なぜか別の小惑星『パンドラ』へ着陸。そして回収したサンプルから発見されたのは、なんと『エルヴィス』と名付けられた化石人骨だった。なぜ、探査機は別の小惑星へと目標を変え、しかもその小惑星には人骨が埋まっていたのか… めちゃくちゃワクワクするプロットだけど、なんか既視感。 そう、
高千穂遙さんの人気SF小説「クラッシャージョウ」シリーズのコミカライズ「クラッシャージョウ REBIRTH」が、9月12日発売のマンガ誌「イブニング」(講談社)19号で連載が始まることが22日、分かった。22日発売の同誌18号で発表された。 「クラッシャージョウ」は、人類が居住可能な惑星へと進出した“宇宙時代”を舞台に、宇宙の何でも屋・クラッシャーのジョウの活躍を描いたスペースオペラで、1977年に第1巻が発売された。小説のイラストも手がけた安彦良和さんが監督の劇場版アニメが83年に公開され、89年にはOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も発売された。細野不二彦さんが手がけたマンガも人気を集めた。 新たなコミカライズ「REBIRTH」は、針井佑さんがマンガを手がける。また、同誌18号には、細野さんのコメントも掲載された。
2016 - 10 - 16 偶然手にした「百億の昼と千億の夜」がSFの名作だった件 妙香のひとりごと たまたま書店でみつけた作品 それはいまから12年ほど前のことです。 製造派遣の仕事で働いていた私は、ストレス解消に書店に寄るのが趣味でした。 本だけじゃなく、CDや雑貨、ゲーム機も扱っていた賑やかなお店です。 家の経済状況は最悪でした。 でも、だからこそ何かしらの楽しみがないと、 本当に人生が詰んでしまいますよね。 そこで コーエー の歴史ゲーム( 三国志 10)をするために、 PS2を買おうと思いました。 派遣会社からの入社祝い金で3万円を持っていたんです。 意気揚々と書店に駆け込んだ私は、 入り口のコミックコーナーにある一冊の本に目が止まりました。 百億の昼と千億の夜 (秋田文庫) 作者: 光瀬龍 , 萩尾望都 出版社/メーカー: 秋田書店 発売日: 1997/04 メディア: 文庫
カート・ボネガット「猫のゆりかご」がテレビシリーズ化 2015年5月14日 16:50 米作家カート・ボネガット写真提供:アマナイメージ [映画.com ニュース] 1963年に発表された、米作家カート・ボネガットのSF小説「猫のゆりかご(原題:Cat’s Cradle)」のテレビシリーズ化が企画されている。 「猫のゆりかご」は、水を室温で個体に変える物質「アイス・ナイン」と、ボコノン教というエセ宗教のふたつの題材を中心に、シニカルなユーモアに満ちた文章で世界の終末を描いたSF長編。ボネガットの出世作と言われている。 米バラエティによれば、米IMグローバル・テレビジョンが同作のテレビ化権を獲得し、制作を手がける。スタッフキャストは未定。 なお、現在多くのSF小説の映像化が進行中だ。エイミー・アダムス主演の米作家テッド・チャンの短編SF小説「あなたの人生の物語」映画化、ブライアン・シンガー監
2015年05月08日13:29 by 東京創元社 牧眞司/フィリップ・K・ディック『ヴァルカンの鉄鎚』(佐藤龍雄訳)解説全文[2015年5月] カテゴリSF 「ディックSF、これぞ最後の一撃!」(2015年5月刊『ヴァルカンの鉄鎚』解説[全文]) 牧 眞司 shinji MAKI 本書は一九六〇年に刊行されたフィリップ・K・ディックの長編Vulcan's Hammerの全訳である。原書初刊はエースのダブルブック(ふたつの作品が背中合わせに製本され両面に表紙絵がついている)で、ジョン・ブラナーのThe Skynappersとのカップリングだった。 タイトルの「ヴァルカン」とは超高性能の巨大コンピュータだ。初代〈ヴァルカン〉の開発は一九七〇年とされ、作中では「第一次核戦争の初期」と説明している。ディックが本作を執筆していた時期は冷戦下で東西両陣営が核兵器開発にしのぎを削っており、この設定には
星新一という作家は、元々、生まれがお坊ちゃんで、金持ちで、落語がなにより好きなので、そういう真面目な「アメリカに追いつけ、追い越せ!」型の努力が大嫌いなんですね。
by Bruno Vaz ユートピア(理想郷)と正反対の概念にディストピアというものがあり、豚が独裁者と化すジョージ・オーウェルの「動物農場」やアンソニー・バージェスの「時計じかけのオレンジ」といったSF作品で未来的に描かれるのが一般的。これまでのフィクションで描かれたディストピアはどれだけ現実化しているのか?ということで、ディストピアを扱った映画・漫画・小説をまとめて、それがどのように現実となったかを記録しているのが「Dystopia Tracker」です。 Dystopia Tracker http://www.dystopiatracker.com/E ページのトップには「Editors Picks」ということで、オススメの作品のパッケージ写真と内容が表示されています。 例えばウィリアム・ギブスンの小説「ニューロマンサー」には「裕福な人々は知能を搭載した自動運転車を使う」という文章が
日本SF作家クラブ 1963年発足の日本のSF作家・翻訳者や評論家、編集者による親睦団体である。 小松左京、星新一、筒井康隆ら日本SF界の重鎮はほとんど所属し、また物故者も生前に所属していた。 1963年の設立時の英名は、Japan SF Writers Association (略称JSFWA)で[1]SF作家や科学ライターのための親睦会だったが、1999年の総会でアメリカSFファンタジー作家協会(略称SFWA)に倣って、英語表記に「Fantasy」を入れることを決定[2]。以後、SF作家のみならず、ファンタジーや推理小説を主な活躍の舞台とする小説家も入会するようになった。その初期から手塚治虫など漫画家にも門戸を開いており、いしかわじゅんや京極夏彦や神坂一らもメンバーに名を連ねている。 「日本SF大賞」を主催している(かつて主催していた「日本SF新人賞」「日本SF評論賞」の2賞は休止)
11月15日、《戦闘妖精・雪風》《敵は海賊》など神林長平作品42点、《ダーティペア》など高千穂遙作品10点、小川一水作品11点など人気作家の定番SF作品100点の電子書籍版を、主要取り扱い電子書籍ストアで一挙に配信いたします。 該当タイトルは以下。続々と登場する早川書房の電子書籍にぜひご注目ください。 『The Indifference Engine』 伊藤計劃 『リリエンタールの末裔』 上田早夕里 『OUT OF CONTROL』 冲方 丁 『微睡みのセフィロト』 冲方 丁 『マルドゥック・ヴェロシティ1〔新装版〕』 冲方 丁 『マルドゥック・ヴェロシティ2〔新装版〕』 冲方 丁 『マルドゥック・ヴェロシティ3〔新装版〕』 冲方 丁 『マルドゥック・フラグメンツ』 冲方 丁 『Self-Reference ENGINE』 円城 塔 『Boy’s Surface』 円城
1977年に米作家オースン・スコット・カードによって執筆され、SF賞の権威“ネビュラ賞”と“ヒューゴー賞”を史上唯一の2年連続W受賞という快挙を成し遂げた、伝説の小説「エンダーのゲーム」がハリウッド実写化され、日本でも2014年1月18日の劇場公開が決定した。これを記念して、11月8日、田中一江氏による“新訳版”が刊行される運びとなった。上下巻(上)304頁、(下)336頁で、定価は各798円(税込み)。 「エンダーのゲーム」は異星生命体との宇宙戦争終結という使命を背負った禁断の“サード”と呼ばれる少年エンダーが、過酷な戦いに巻き込まれ、葛藤しながらも成長し戦い続ける物語。この斬新な設定に米国のみならず、日本、そして世界中の読者は大きな共感と衝撃を覚え、その後創られた多くのアニメ、マンガ、ゲームなど様々な作品にインスピレーションを与えたと言われている。 日本では1987年に刊行されて以来、
2013年09月05日14:30 おもしろいSF小説を教えて下さい Tweet 1: 【中国電 77.7 %】 ◆fveg1grntk :2013/09/03(火) 19:22:55.35 ID:0 SFはあまり読んだこと無いので 2:名無し募集中。。。:2013/09/03(火) 19:25:27.09 ID:0 アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』 3:名無し募集中。。。:2013/09/03(火) 19:26:14.84 ID:0 渚にて 144:名無し募集中。。。:2013/09/03(火) 21:53:03.63 ID:0 >>3 俺もこれはマジでおすすめ 4:名無し募集中。。。:2013/09/03(火) 19:26:21.57 ID:0 星新一ショートショートシリーズ SFばかりじゃないけど 星新一っぽいショートショートを作るスレ『パパはメジャーリーガー・天国の控室・戦争
パリ(Paris)で撮影された、iPadに表示された米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)のロゴ(2012年11月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE 【6月12日 AFP】米政府による大がかりな監視プログラムが暴露された影響から、ジョージ・オーウェル(George Orwell)のディストピア小説『1984年(1984)』の販売部数が急増している。 米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)にある、売上ランキングで過去24時間で最も売り上げが伸びた本を紹介する「本のヒット商品」ページによると、オーウェル生誕100年記念版の「1984年」は7005%増加した。『1984年』の販売ページには「在庫残り8冊」と表示されていた。 また『1984年』とともに『動物農場(Animal Farm)』が併録され
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